短編2
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松本

俺の幼稚園児の頃の恐怖体験。

幼い頃の俺は、

○○モンキーパーク

(○○は単純に忘れた)

という、動物園と遊園地が併設されている施設に、

俺と母親と母親の友人と

その息子(俺の友人)の4人で遊びに行っていた。

子供の足である、俺達は歩き疲れ、

「どこか座りたい!!」と、

だだこねてた様な気がする。

すると「じゃあ、あのアトラクションに入ろう」と、 言われ、すぐに、

とあるアトラクションに入れさせられた。

列を待つ場所はとても

暗かった。

「どんなアトラクション?」と聞くと、

「トーマスさんのアトラクションだよ」と言われ楽しみにしていた。

順番がやって来て、

個室の電車の内装を模した部屋に入り、席に着いた。

目の前の机にはヘッドホンが置いてあり、それを装着して待っていると、電気が暗くなり、

「我が○○エクスプレスのご利用、ありがとうございます、快適な旅をお楽しみください」的な声が聴こえ、しばらく平和なやりとりが続く。

しばらくすると、何か物音が聴こえ、

「うぐぃぁぁあぁ!!」と

車掌の断末魔が聴こえて来る。

何者かの、足音+ピチャッという音が近づいて来る。

「次は、お前だぁ」と宣言、耳元に鼻息が掛かるような距離まで来て、

「先ずは耳からいこうか…」と耳をしゃぶられる。

そこで俺はヘッドホンを外し、とっくに外していた俺の友人と目を合わせた。

やられた。

アイコンタクトをしたあと、天井を見上げていた。

アトラクション名は

「サイレントトレイン」

俺がひねくれた原因の1つであり、英語を勉強しようと思ったきっかけの1つである。

怖い話投稿:ホラーテラー 三つ子の肉魂百円さん  

Concrete
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