俺の幼稚園児の頃の恐怖体験。
幼い頃の俺は、
○○モンキーパーク
(○○は単純に忘れた)
という、動物園と遊園地が併設されている施設に、
俺と母親と母親の友人と
その息子(俺の友人)の4人で遊びに行っていた。
子供の足である、俺達は歩き疲れ、
「どこか座りたい!!」と、
だだこねてた様な気がする。
すると「じゃあ、あのアトラクションに入ろう」と、 言われ、すぐに、
とあるアトラクションに入れさせられた。
列を待つ場所はとても
暗かった。
「どんなアトラクション?」と聞くと、
「トーマスさんのアトラクションだよ」と言われ楽しみにしていた。
順番がやって来て、
個室の電車の内装を模した部屋に入り、席に着いた。
目の前の机にはヘッドホンが置いてあり、それを装着して待っていると、電気が暗くなり、
「我が○○エクスプレスのご利用、ありがとうございます、快適な旅をお楽しみください」的な声が聴こえ、しばらく平和なやりとりが続く。
しばらくすると、何か物音が聴こえ、
「うぐぃぁぁあぁ!!」と
車掌の断末魔が聴こえて来る。
何者かの、足音+ピチャッという音が近づいて来る。
「次は、お前だぁ」と宣言、耳元に鼻息が掛かるような距離まで来て、
「先ずは耳からいこうか…」と耳をしゃぶられる。
そこで俺はヘッドホンを外し、とっくに外していた俺の友人と目を合わせた。
やられた。
アイコンタクトをしたあと、天井を見上げていた。
アトラクション名は
「サイレントトレイン」
俺がひねくれた原因の1つであり、英語を勉強しようと思ったきっかけの1つである。
怖い話投稿:ホラーテラー 三つ子の肉魂百円さん
作者怖話