短編1
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霊根

2006年の夏。

私は実家に帰省していました。

実家は古い木造で、 田舎によくある感じの家です。

その日は長距離の移動で疲れていたのか、

二階の空き部屋に布団をしいてもらって早々寝てしまいました。

深夜1時あたりでしょうか。

ギシッギシッっと二階の廊下を歩く音で目が覚めました。

両親は一階で寝ている為、

二階にはきません。

変だな…と思っていると突然金縛りに!

うわぁ怖い…;と思って私は目を強く瞑りました。

しばらくするとギシッギシッと鳴っていた廊下の音は聞こえなくなり、

少しホッとして目をあけると…

死装束を来た男の人が私の枕元にいました。

私を上から見おろしています。

全身から冷や汗が…

でもその後で「ある事」に気付いてしまいました。

男性は着物が少し、はだけていて、男性器が見えていました。

私はありったけの悲鳴をあげました。

両親共に飛び起きてきましたが、

その時には男は消えていました。

幽霊見た事の恐怖より露出魔に会ってしまったような嫌な気分になりました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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