防空壕と危険な遊び Part4 〜夢の防空壕の中の絆〜

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防空壕と危険な遊び Part4 〜夢の防空壕の中の絆〜

前回のあらすじ

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防空壕に入って財布をみつけた後、カーテンみたいにブルーシートがかかっている場所を見つけた。

中に入ると明らかにここが死臭の原因だと言うぐらいのの匂いを放っていた。

が、肝心の死体が無い。

長谷川と雅が上を向いて固まっている。

僕も上を見た。

なんとそこには大量に吊るされた小動物の死骸があった。

そこで僕は気を失った。

気がつくと病院のベットの上で寝ていた。

後頭部に来る激しい頭痛。

何があったのか…。

そうだ。自分は防空壕の中で倒れたのだ。

そして横を見ると、心配そうに見守る母と長谷川の姿があった…。

…あれ?雅はどこへ行ったんだ?

長谷川の話によると、僕を運び出す最中あの謎の足音の主に足を掴まれ防空壕のの中に引きずられて行ったらしい。

そして僕と長谷川は泣いた。涙が枯れるまで泣いた…。

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〜次の日の朝〜

僕は再び後頭部の激痛で目が覚めた。

僕「いっっっっっっってええええええええええええええええ!!!!!!!!」

その叫び声を聞いた母親が飛び起きた。

母「あ、こうじ!!大丈夫!?今担当の医者を呼ぶわね!!」

僕は焦って止めた。

僕「あぁ!!大丈夫だよ!!ちょっと後頭部が痛かっただけ!!」

そして母は安心したらしく肩をガクッと落とし大きなため息をついた。

するとちょうどその時長谷川が見舞いに来たらしく、大丈夫か!?と言って僕の病室に入ってきた。

長谷川「こうじ!!!大丈夫か!?頭痛いのか!?!?」

僕「あ、あぁ。来たんだ。うん、大丈夫。」

長谷川「来たんだ。じゃねえよ!!!廊下の一番奥まで声が届いてたぞ!!!びっくりさせんな!!!」

そんなに大声で叫んでいたのか…僕は少し恥ずかしくなった。

僕「え!?うそ!?ご、ごめん…」カァァ

長谷川「何赤くなってんだよ。馬鹿か。」

僕「う、うっせえ!!だまれ!!ばーかばーかばーかばーk((ry」

長谷川「はいはい、馬鹿の連呼はいいから、これ食え。あ、後おばさん!さっき担当のお医者さんが呼んでましたよ。」

母は、え!本当に!?と言って部屋を出て行った。

母が部屋を出て行くと長谷川が雅と防空壕のことについて話し始めた。

長谷川「こうじ…雅が引き込まれた防空壕なんだけど、昨日警察が調べに行ったそうだ。そしたら…。

防空壕どころか骨の一本も見つからなかったそうだ…。」

…は?どう言うことだ?僕の低脳チンパンジーブレインでは全く処理ができなかった。

僕「お前なぁ、いくら僕がテストの教科全部10点以下だとは言えそこまでの冗談を信じるほどの馬鹿じゃ無いぞ?ってか、まずその冗談、笑えない。」

長谷川「これは冗談でもなんでも無い、紛れもない事実だ。俺だって最初は信じられなかった。でも、警察が頑張って捜査して嘘をついたところで何の得になる?なんにもならねえだろ?」

それもそうだ。警察が嘘をついてもメリットは無い。

だけど、防空壕が見つからないって言うのもおかしい…。

どうしてだ?何がどうなってんだ?

考えても考えても低脳チンパンジーブレインではやっぱり全くわからなかった。

ーーーーーーーー

何時間考えただろうか。

病室の窓の外は薄暗くなっていた。

僕は考えるのに疲れたので眠ることにした。

…目が覚めるとそこはあの防空壕があった。

夢ってことはわかっている。

なのに、感覚味覚聴覚全てが鮮明にはっきり見えて聞こえて感じられる。

そして、僕はふと思った。

…雅は生きているのでは!?

と、なぜか雅がまだ生きていることを確信した。

そして僕は洞窟の中に入り奥まで進んで行った。

途中何個か分かれ道があったが、僕はもう行き先を知っているかのように迷わずに右へと左へと進んでいく。

すると、またもや奥のほうにブルーシートがカーテンみたいにかかっている。

その奥を行くとそこには…。

その空間の中にはまたもや死骸がたくさんあった。

今度は壁に釘で壁に打ち付けられている小動物の死体があったり、その空間の上のほうには吊るされている。死体の山もあり、今まで見たものを一つの洞窟の空間のかなにまとめたような感じだ。

その空間の中の壁に打ち付けられている動物を見ると、そこには明らかに小動物では無い何かが打ち付けられていた。

よく見るとそれは…見覚えのある人間だった。

そう、雅だ。

なんと雅は、両手両足を大の字になって洞窟の壁に釘で打ち付けられていたのだ。

しかも服は剥がされたらしく、パンツいっちょうで、皮膚はズタボロに切り刻まれている。

僕「雅!!!!!!!!」

その姿を見て、僕は思わず名前を叫んでしまった。

すると。

雅「うっ…あっ…うぅ…あっ…」

全く力のない返事が帰ってきた。

早く助けないと…雅が…死ぬ!!!!

そう思い走り出した瞬間。

僕「うわああああああああ!!!!…はぁっ…はぁっ…」

僕はいきなり目が覚めガバッと起き上がった。

僕「雅は…まだあの防空壕で生きている…!!!」

そして、決意した。

明日、病院を抜け出し、雅を助けに行くと…。

ーーーーーーー

続く。

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結羽さんコメントありがとうございます!!

結羽さんは田舎に住んでるんですか!確かに近くの山に防空壕があると入りたくなりますよねw

僕のとこの防空壕はとにかく馬鹿でかいので、迷う可能性があるんですよね^^;w

よかったら次回も見てくださいね!

更新早くてびっくりしました!エアコン良いですね(*^^*)!

えんぴつさんのこのお話のネタとっても面白い!うち田舎なので、近くの山に防空壕があって子供の頃入ってみたい気持ちにかられてました。

それこそ祖父に聞いたら、真っすぐ行くと反対の町にでるよって言われて、でも入る勇気も無く…気がついたら鉄の冷たい柵がついてました。その事を重ねてリアルに想像してしまいます( ´艸`)笑笑

龍月さんコメントありがとうございます!

おぉ!気に入ってもらえてよかったです!!

ってかめちゃくちゃ嬉しいです!!w

次回もよかったら読んでくださいね!

Noinさんコメントありがとうございます!

そう言ってもらえると嬉しいです!!

自分文章力全然ないですけど^^;w

次回もよかったら読んでくださいね!

aoiさんコメントありがとうございます!!

子供の僕たちと犯人しかアクセスできない謎の防空壕の…。

確かにそんなものが存在するなら、コ⚪︎ン君ぐらいしか解決できないんじゃ…ww

次回もよかったら読んでくださいね!!

takuさんコメントまたまたありがとうございます!!

いえいえ!!人の名前を間違えるなんてもう自分最低な人間です!!(泣

魂歌さんコメントありがとうございます!!

この世以外の知られざる空間…もしあるんだとしたら僕はぜひ言って見たいです!!w

よかったら次回も見てくださいね!!

黒シャツさんコメント、怖いありがとうございます!!
はい!次回も見てもらえると嬉しいです!!

コメント失礼致します。
いやぁ、おもしろいですね…
あまり自分はシリーズものを読まない、というか読んでも続かないのですが、この防空壕シリーズは丁度いい長さで凄く読みやすいです。
話の内容も読んでいてドキドキします。
どこか冒険チックな所もお気に入りです。
続き楽しみにしてます。

こういった話はよくありますが、
えんぴつさんの書き方が上手いのが凄く怖く感じます。
続編楽しみに待ってますv

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ネタバレ注意

ご返事ありがとうございますっ!
いや!なんか、こちらこそすいません!小さいこと言ってしまって

それは読むこちらがわも嬉しいですっ!
次も絶対読ませていただきますっ!

こわいつけさせてもらいまーす

初めまして。

警察が操作に行くと防空壕が無かった…。
こうゆうのは怖いので怖いを付けさせて頂きました。

こう…人数や大人の力(私も大人だけど)が及ばない
この世ならざる空間みたいなのは怖いです。

続き、楽しみにしています!!

続きが気になります

フィリピン気候はどうですか?

takuさんコメントありがとうございます!!!

ごめんなさい!!前回のコメント自分見間違えてた見たいです!!すみません!!><

後、更新が早いのは、コメントをしてくれる方がたくさんいて嬉しくてつい^^;w

よかったら次回も見てくださいね!!

ガラさん怖い、コメントありがとうございます!!

そうなんです、雅大丈夫なのかな。・゜・(ノД`)・゜・。
心配でもう眠れないです(今さっきまで寝てたw)

続きもよかったら読んでくださいね!!

おぉ!更新はやいですね!嬉しい限りです。
前回もコメントさせていただきました!
本当読めば読むほど続きが楽しみになりますねぇ

...あのー、私はkakuでは、なくtakuです

読みやすかったです、雅大丈夫かな、、、続き楽しみにしてます( ^∀^)いい感じの話だったので怖いを押しましたww