長編22
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蛞蝓先輩と蝸牛の僕

これは、僕が高校1年生の時の話だ。

季節は冬。

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・・・・・・・・・。

蛞蝓先輩の話をしよう。

蛞蝓先輩・・・と言っても、本当にそんな卦体な名をしている訳では無い。

況してや、本物の蛞蝓な訳でも勿論無い。

所謂、渾名と言う奴なのだ。

と言っても、そう呼んでいるのは僕だけなのだが。

僕が彼女と初めて会ったのは、一学期の初め。

まだピザポとも仲良く無かった、入学して一ヶ月程経った頃だった。

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・・・・・・・・・。

その日、僕が図書室で本を読んでいると、どうやら上級生らしき女子が声を掛けて来た。

「何読んでんの。」

長い髪の、眼鏡を掛けた先輩だった。

眼鏡の奥で、彼女は何故か忌々しそうに此方を見ている。

「○○○○○です。」

と、僕が今となっては忘れてしまった本の題名を言うと、彼女はグッと顔をしかめた。

「だっさ。」

《ださい》と言われたのだと脳内で変換するのに、少し時間が掛かった。

いきなりそんな事を言われる等、予想もしていなかったのだ。

僕が言われた言葉を理解し、彼女の方を見ると、彼女はもう離れた席で読書を始めていた。

其れが、沼田先輩ーーーー後の、蛞蝓先輩との出逢いだった。

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・・・・・・・・・。

彼女は三度の食事より読書が好きと見えて、僕が何時図書室に行っても、必ず席で読書をしているか、本棚で本を物色していた。

そして、僕が図書室へ行くと彼女は毎回、僕の傍に来て僕が読んでいる本をボロクソに貶すのだ。

「何その本。」

「うわそんなの読むんだ、キモい。」

「其れ、変態の話じゃん。」

「ああ、それ、クソつまんないよね。」

僕も最初はイライラするのを我慢して、適当に相槌を打っていたが、次第に相手が先輩であると言う事を忘れ、反論をする様になって行った。

「今話題の本ですよ?知らないんですか?」

「この本を気持ち悪いと思える先輩が気持ち悪いです。」

「変態じゃ無いです。縦しんば変態だとしても、変態と言う名の紳士です。」

「価値観何て人其々でしょうに。先輩は心の狭い人ですね。」

先輩が僕を睨む。

僕も先輩を睨み返す。

・・・何時もそんな感じで、僕等は放課後の図書室の隅、ボソボソと言い争いをしていた。

仲が良い訳では無い。

寧ろ悪い。かなり険悪。

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「ふざけんな蝸牛野郎。」

「黙りなさい蛞蝓先輩。」

愚鈍で鈍感。気遣いの出来ない己の殻に籠った蝸牛。彼女は僕にそう言った。

臆病で陰湿。他人と関わる事を恐れて日陰に隠れる蛞蝓。僕は彼女にそう言った。

この時は、この渾名が呪いの元凶となる何て思ってもいなかった。

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・・・・・・・・・。

其れから数ヶ月。

僕はピザポと仲良くなった。

ピザポはカゲプロが好きなのだそうで、僕も書籍化された物を読んでみる事にした。

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「うわっ。カゲプロじゃんキモい。」

上から声が降って来た。

沼田先輩だった。

「偏見ですね。結構面白いですよ。」

「知らない。カゲプロ厨怖っ。」

「失礼な。・・・新しく出来た友人が、カゲプロ好きでして。読んでみようと思ったんですよ。」

ピキリ、先輩が一瞬固まる。

「・・・・・・そう。」

小さく頷き、帰ってしまった。

そして、その日から彼女が僕に話し掛ける事は無かった。

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・・・・・・・・・。

そして、其れからまた数ヶ月。

僕が《おまじない》を掛けられてから数日。

※詳しくは《蛞蝓と蝸牛》をお読みになって下さい。

その日の放課後、僕はピザポに第四総合教室に連れて行かれた。

・・・此処に来ると言う事は、また何かオカルトチックな事が起きたのだろう。

僕は深呼吸を一つして、ピザポを見た。

「・・・・・・何があった?」

ピザポは、緊張した面持ちで僕にこう言った。

「沼田先輩・・・だっけ?あの人の背中、大きな蝸牛が付いてる。」

もう暫く彼女と会っていなかったので、思い出すのに少し時間が掛かった。

「蝸牛?」

「そう。巨大蝸牛。」

僕が聞き返すと、ピザポは大きく頷いた。

「背中に引っ付いてる。この間のコンちゃんみたいに。あそこまでの大きさじゃないけど。」

あの性格なら、嫌っている人も多かろう。《おまじない》を掛けられたとしても可笑しくない。

「災難な事だな。本人は気付いてるのか?」

ピザポは大きく頷いた。

「普段は見えてないみたいだけど、明らかに何かに怯えてた。」

「蛞蝓先輩とは言え可哀想に思わない事も無いな。かと言って、僕が俗に言う《見えちゃう人》だなんて気付かれても困るし・・・。」

僕が首を捻っていると、ピザポは、何故か呆れた様な顔で言った。

「・・・どうしてそうなっちゃうかな。」

「え?」

ピザポが大きな溜め息を吐く。

「俺が言いたいのは、《コンちゃんにおまじないを掛けたのは田沼先輩》って事だよ。」

「・・・どうして?」

先輩と最後に話したのはもう大分前だ。

例え恨みがあったとして、どうして今頃に。

僕が聞くと、ピザポは軽く顔をしかめた。

「分からない。・・・けど、コンちゃんへの《おまじない》が失敗したのなら、呪い返しならぬ《おまじない返し》が発生しても可笑しくないと思って。」

「・・・どちらにしても、先輩はピンチだな。」

僕は席から立ち上がった。

「コンちゃん?」

「図書室に行って来る。・・・今の時間なら、先輩が居る筈だ。」

「助けるんだ?」

「仕方無いだろ。」

教室を出る。

「・・・仕方無いな。」

ピザポも付いて来た。

「結構気持ち悪いからね。覚悟した方がいい。」

僕は小さく頷いた。

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・・・・・・・・・。

やはり先輩は図書室に居た。

彼女は此方を向いて、少し驚いた様な顔をした。

恐らく、ピザポと此処に来るのが初めてだったからだと思う。

彼女は、僕が視線を合わせようとすると目を反らした。

向こうを向き、本棚の本へと手を伸ばす。

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「うっえぇ・・・・・・っ。」

その途端、僕はしゃがみ込んでしまった。

先輩の背中に付いている物が、ハッキリと見えたのだ。

ぶわっと。まるで瞬時に湧いた様に。

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背中から溢れんばかりの、数十匹の大きな蝸牛が。

不気味に蠢き、艶めくその様が。

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「・・・ほら、言ったじゃん。大丈夫?」

ピザポがポンポンと僕の背中を叩く。

「ああ、大丈夫。・・・ごめん。」

「《ごめん》じゃなくない?」

背中を叩きながら、ピザポが言った。

・・・最近のピザポは、何だか怖い。

「・・・ありがとう。」

「はい正解。・・・立てる?」

肩を貸してもらい、立ち上がる。

「行こうか。コンちゃん。」

その間も、先輩の背中では蝸牛達がグチャグチャと蠢いていた。

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・・・・・・・・・。

「一匹じゃ無かったのか?」

「一匹だなんて一言も言って無いけど?」

そう言ってピザポは、僕の方を見た。

「で、どうする?」

僕は溜め息を吐き、答える。

「助ける。」

ピザポは小さく溜め息を吐く。

「了解。手伝って欲しい事があったら言って。其れ以外は俺、ノータッチで行くからね。」

そして、僕の頭をグシャリと掴む様に掻き回し、何故か皮肉めいた笑みを浮かべた。

「コンちゃんって本当、優しい子だよね。」

僕はいきなり言われた、どう考えても誉めているのでは無い言葉に、若干戸惑った。

「・・・別に、手伝いたく無いのならいいんだ。お前まで面倒事に巻き込まれる事も無い。」

「違うよ。ただ・・・。」

「ただ?」

ピザポは其処で眉を潜め、言葉を切った。

そして、一言。

「やっぱ止めた。」

と言う。

僕は思わず言った。

「何?気になるだろ。」

「いやいや、大した事じゃないし。頼みたい事があったら何時でも言ってねー。」

そう言って、ピザポはヒラヒラと左手を振りながら、教室を出て行ってしまった。

僕は首を捻りながら携帯を取り出し、教室の隅から、もう家に着いているだろう薄塩に電話を掛けた。

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・・・・・・・・・。

以下薄塩との会話。

「あ、コンソメ?」

「そう。ちょっと・・・」

「ごめんコンソメ助けて。」

「え?」

「お袋今日居ないから、姉貴の友達来るって。」

「友達?・・・腐ってる?」

「・・・いや、男。」

「何・・・だと ?!」

「二人。片方は木葉さん。もう片方は知らない人っぽい。」

「で、僕にどうしろと。」

「だから助けてって。」

「明日学校だけど?」

「だからどうした。」

「泊まれない。」

「あー、お前ん家、そう言うの駄目か。」

「駄目だな。」

「んー、じゃ、取り敢えず夜の六時な。」

「わぁ、人の話聞いてないな。」

「いや泊まらんでいい。途中で戦線離脱して俺がコンソメの所に泊まる。」

「マジか。」

「おお。《姉貴が家に男連れ込んで居辛い》て言う。事実だしな。」

「了解。じゃ。」

「おお。じゃあな。」

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・・・・・・・・・。

で、夜の六時。薄塩の家。

「・・・お前か。」

「私だよ。」

薄塩の知らない友達と言うのは、烏瓜さんだった。

「今晩は。野葡萄君。」

「まさか木葉さんと一緒に行動しているとは思いませんでした。」

「のり塩さんに呼ばれたんだ。逆らう事も出来ないからね。」

烏瓜さんはニヤリと笑った。

今日の面は木では無く布で出来ているらしく、口元も見えている。

イメージとしては、腰巻きのエプロンを額から下げている感じだ。

「私としては、この猿とは行動を共にしたくないのですが。」

少しブスッとした顔で木葉さんが言う。

不機嫌。見るからに不機嫌。

「もっと言うのなら、猿と野葡萄が会うのもかなり嫌です。」

「おや、彼は《コンソメ》君だろう。何時まで其の兄弟ごっこを続けるつもりだい?」

「貴方こそ、名前を知っているのなら其の名で呼んだら如何でしょう。」

「渾名だよ、渾名。今更その名で呼ぶのも何だか違和感があるからね。」

殺意を込めた目で烏瓜さんを睨む木葉さん。

「・・・変態猿が、戯れ言を。」

「吠えるねぇ。・・・狐の癖に。」

バチバチバチ、と互いの眼から火花が散る。

・・・此処まで仲が悪いとは。

のり姉は其れを見ながら、ニッコリと笑った。

「二人共仲良しさんだねー。」

そして、一気に声のトーンを落とす。

「そんなに仲良しだと、描きたくなっちゃうなー。」

ピキリ、と木葉さんと烏瓜さんが固まった。

そして、のり姉から止めの一撃。

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「・・・ねぇ、R指定付けられたい?」

「御免なさい!」

「申し訳御座いません!」

ピャッ、と二人が退く。

のり姉、本当に怖い。

「あ、コンソメ君。適当に何か作って来て。夕御飯まだなの。」

「yes,sir!!」

僕は全速力で階段を駆け下りて行った。

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・・・・・・・・・。

大人三人だからな。此れからお酒も入るだろう。

て、事は夕食か軽めであっさりしたお腹に優しい物を・・・。

「野葡萄君。」

何時の間にか後ろに烏瓜さんが立っていた。

「・・・どうしました。」

「手伝いに来た。」

そして、僕の隣でネギを刻み始める。

「まぁ、酒の当てを作る様、ひい様から仰せつかったのさ。」

「ひい様?」

「現代風に言うと《姫様》。」

「ああ、のり姉ですか。」

「正解。」

其れから暫く、僕と烏瓜さんは夕食の用意をしていた。

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烏瓜さんが徐に、あくまでも自然な感じで口を開いた。

「野葡萄君、この間の呪いの事なのだけどね。」

「ええ。其れ何ですけど・・・。」

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「掛けた相手、見つかったよ。」

「え?」

「だからこそ、のり塩さんは私達を呼んだのさ。この対策を練る為にね。」

砂抜きしてあったアサリを洗いながら、烏瓜さんは言う。

「君の先輩だよ。沼田さんって人。知っているかい?」

「・・・はい。」

油に刻みニンニクと刻み生姜、輪切りの鷹の爪を合わせ、フライパンで香りが立つまで炒める。

「知り合いならば、詳しく教えて欲しいんだ。彼女が新しい形の《呪い》を産んだとしたらね。」

烏瓜さんがアサリを此方に手渡しながら言った。フライパンにアサリを入れ、日本酒を回し掛けて蓋をする。

僕は、ゆっくりと先輩の事を話し始めた。

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・・・・・・・・・。

僕が話を終えると、烏瓜さんは困った様に溜め息を吐いた。

「面倒だね。其の子。」

そして、うんうん、と頷く。

「此れは少し頑張らなくてはなぁ。いや、私で無く野葡萄君がさ。」

「・・・どういう事ですか。」

「まぁ、取り敢えずは此れを運ぼう。話は其れからだ。」

烏瓜さんは、出来た酒蒸しと、同時進行で作っていた漬け丼を盆に乗せ、二階へと向かった。

僕も、残りの料理を持って二階へと向かう。

階段を上がりながら僕は、木葉さんにこの《おまじない》の事をどう説明したものかと考え、小さく溜め息を吐いた。

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・・・・・・・・・。

「で、コンソメ君は私に内緒でこの猿に協力をして貰った訳ですね?」

「・・・はい。」

「で、その事を御嬢様も貴方も私に報告しなかったと。」

「「・・・はい。」」

木葉さんは静かに怒っていた。

僕と烏瓜さん、そしてのり姉は今、木葉さんの前に並んで正座させられている。

修羅場なう。

「先ず、コンソメ君。」

「はい。」

「私の所で無く猿の所を選んだのは、正しい判断です。・・・ですが」

其処で木葉さんは言葉を切り、じっと此方を見た。

「どうして、一言相談をしてくれなかったのですか?」

木葉さんは、とても悲しそうな顔をしていた。

僕は恐る恐る口を開く。

「・・・迷惑かと、思って。」

「何故?」

僕は大きく息を吸い、一気に言った。

「木葉さん。貴方が僕を弟と思ってくれるのは、とても嬉しいんです。でも、違う。僕等はあくまでも他人同士です。木葉さんは僕に優しいし、僕だって本当の兄みたいに思ってます。でも、木葉さんは仕事をしている社会人です。あんまり心配させたく無いし、迷惑も掛けたく・・・」

ポン、と木葉さんが僕の肩に手を置いた。

思わず口を噤む。

「心配も迷惑も構いませんよ。」

木葉さんが、困った様に笑った。

「・・・秘密にされる方が、余程辛くて寂しいんです。」

僕はその笑顔に、ただ、小さく何度も頷いて、頭を下げた。

蚊の鳴く様な声で呟く。

「・・・・・・ごめんなさい。」

「いいんですよ。」

木葉さんは僕の肩から手を外し、にこりと笑った。

そして、今度はのり姉の方を向く。

「・・・御嬢様。」

「教えたら木葉君、逆に相手の子に制裁を加えちゃいそうだから。万が一を考えてねー。」

「・・・成る程。一理有りますね。悔しいですけれど。」

そして、木葉さんは最後に烏瓜さんの方を向いた。

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「おいクソ猿。何で連絡しなかった。」

「随分な言い方だね。口調が変だよ。」

木葉さんが小さく舌打ちをする。

「五月蝿い。」

「適材適所、だろう?狐目。君は祓うより守り専門だ。可愛い弟の為だから、と出て来られたら話が拗れるのさ。」

「だからと言って連絡の一つも寄越さないとは何事だ。もし相手がプロだったらどうする?相手が執念深くまた呪いを掛けて来たら?」

「相手は学生と言うのは、最初から分かっていた事だ。掛けられたのなら、また解けばいい。其れほど強い呪いでも無いのだからね。屁理屈だよ。」

「屁理屈でも何でも、常に最悪のケースを考えるのがプロだろう。」

「今回に限っては、話を大事に出来なかったのだよ。くどい様だが、相手は学生だ。此れからの判断で人生が変わってしまう。」

「・・・護るべき人物を履き違えるなよ。猿。呪い何かに手を出した時点で、どう成ろうと自業自得だろう。」

「履き違えて等いない。君はどうやら分かっていない様だな。事の本質をさ。」

「・・・何が言いたい。」

木葉さんがそう言うと、烏瓜さんはフン、と鼻を鳴らした。

「私とて、娘一人が狂おうと、どうとも思わないさ。君の言った通り、自業自得だからね。此れ位で心が痛む様では、この仕事等やってられんよ・・・・・・しかし。」

烏瓜さんが、人差し指でピシリと木葉さんを指した。

「私は傷付かずとも、野葡萄君はどうかな?」

「・・・・・・。」

「完璧な被害者である野葡萄君が、要らぬ罪悪感を抱かぬ様に。だからこそ、今回の事は誰にも言えなかったのだよ。」

木葉さんは暫く烏瓜さんを睨み付けていた。

しかし、軈て吐き捨てる様に言った。

「道理だ。」

「御理解頂き感謝ーーー」

「しかし、次からはきちんと連絡を入れろ。」

烏瓜さんが、ニヤリと口許を曲げた。

「其れは此の世界の先輩としてかな?狐目。」

木葉さんは相変わらずムッとしながら言う。

「心配性の兄として、だ。」

「・・・ふむ。君が御守屋としてでは無く、兄として彼の身に会った事を報告して欲しかったのなら、今回の件は私の過失と成るなぁ。非常に不愉快だがね。仕方無い。此処は社会人の見本として、此の非礼を君に詫びてあげようじゃ無いか。」

烏瓜さんはそう言いながら、正座で座り直した。

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「久し振りに怒りましたからね。何だか御腹が空きました。」

「漬け丼が有りますよ。味噌汁と酒蒸しも。味噌汁と酒蒸しは、もう冷めちゃいましたけど。温めますか?」

「いいえ。大丈夫です。・・・頂きます。」

「山葵と芥子、好きな方を使って下さいね。」

後ろで何やら烏瓜さんがやっているが、其れに構わず木葉さんは漬け丼を食べ始める。

「・・・してしまい、誠に申し訳御座いませんでした、と。此れで・・・あれ、君、何を食べているんだい?」

「見て分かりませんか?漬け丼です。」

「・・・・・・。」

烏瓜さん、完璧な空回りである。

「君ねぇ。」

「猿芝居等をわさわざ見る事も無いでしょうに。」

「私にどうしろと言うんだい。」

「知りませんよ・・・あ、漬け丼食べたらどうですか?」

「・・・・・・。」

烏瓜さんは溜め息を吐き、漬け丼に手を伸ばした。

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・・・・・・・・・。

漬け丼を食べ終えると、木葉さんは一旦家に帰ってしまった。

「取って来る物がありますから。」

「取って来る物?」

「はい。蛞蝓の一件で使う物をーーー」

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・・・・・・・・・。

帰って来た木葉さんが出して来た物は、小さな箱だった。

「此れは?」

「名前は特に無いんです。」

漆だろうか。黒塗りで、光沢がある。

材質はどうやら、木の様だ。

模様は無い。

「箱の底を見て下さい。」

「・・・底?」

「ええ。ひっくり返して。あ、蓋を開けてはなりませんよ。」

僕は頷いて、蓋を手で押さえながら箱をひっくり返した。

箱の裏側には、沢山の白光りする筋がうねうねと巡らされていて、底の中央部分には、数匹の蝸牛が固まって張り付いていた。

「ヒッッ」

思わず箱を取り落としそうになる。

「細工物ですよ。本物が張り付いている訳ではありません。」

木葉さんはコン、と蝸牛の部分を突いて見せた。

どうやら、石か螺鈿かが埋め込まれているらしい。

「ほら、偽物でしょう?」

箱を持ち、にっこりと笑う。

「本物は、此の中に。今回は此れを使います。」

「・・・何をする積もりだ?狐目。」

訝しげに聞く烏瓜さんに、木葉さんは楽しそうに答えた。

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「狐の十八番。人を化かすのですよ。」

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・・・・・・・・・。

で、其れから数日。

下校時間。

僕は、校門の前に立っている。

ピロロロロ♪ピロロロロ♪

鳴り響く電子音。

ピザポからのメールだ。

《先輩、今図書室から出た。荷物は全部持ってたから、このまま帰るんだと思う。》

「思ったより早かったな。」

僕はそう呟いてそっと校門を離れ、近くの路地に身を潜めた。

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・・・・・・・・・。

数分すると、先輩が出て来た。

相変わらず背中に蝸牛達を張り付かせている。

校門を通過し、僕の潜んでいる路地も通過。

暫く歩き、人通りの少ない道へ入る。

そして、其れから待つ事凡そ十秒。

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「ぎゃあぁあぁぁあ!!!!」

先輩の入った道から、大きな悲鳴が聞こえて来た。

僕は荷物を持ち、先輩の元へと走った。

他の誰かが、来てしまう前に。

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・・・・・・・・・。

僕が先輩の元へ駆け付けた時、先輩はコンクリートの地面にベッタリと座り込んでいた。

ガタガタと震え、立ち上がる事が出来ないらしい。

無理も無い。

今、彼女の目の前には

丈が僕の二倍は有る、大きな、蝸牛が居るのだから。

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「あ、ああ、あ・・・!」

先輩は何かを言おうとするが、声が上手く出ない様だ。

両手を地面に着き、必死に立とうと藻掻く。

・・・やはり腰が抜けているのか、立ち上がれない。

蝸牛がズリズリ地面を這いながら、先輩に近付く。

「先輩!!」

僕は先輩の傍に駆け寄り、肩を貸す様な形で無理矢理彼女を立ち上がらせた。

・・・本当は、手首を持って立ち上がらせた方がヒーローっぽい気もするけれど、其れは体格的に不可能である。残念。

「逃げますよ!!」

蝸牛に塩を一掴み投げ付けると、一瞬だけ奴は動きを止めた。

僕は先輩を引き摺りながら走り出した。

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・・・・・・・・・。

力の抜けた人間と言うのは意外と重たい物で、引き摺るのも一苦労だ。

ずる、ずる、ずる。

僕は先輩を抱え、偶に追い付いて来る蝸牛に塩を投げながら、神社へと向かった。

「もう止めて・・・。放っといて。逃げて・・・。」

先輩はそんな馬鹿げた事を言っている。

僕の服の裾をしっかりと掴んでいながら言う台詞では無かろうと思う。

僕は気付かれない様に溜め息を吐き、やっと鳥居が見えて来た神社へと、最後の力を振り絞って進んだ。

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・・・・・・・・・。

神社の鳥居を潜ると、僕はヘタリと石畳の上に座り込んだ。

が、このままへたり込んでいる訳にもいかない。

「先輩!」

僕は先輩の目の前に移動し、大袋の塩を取り出した。

「一寸すみません。」

塩を全力で投げ付ける。

背後に回ってもう一発。

先輩の背中に張り付いていた無数の蝸牛が、ドロドロと体液を出しながら落ちて行った。

「う、ぎゃぁぁあぁあ!!」

先輩が派手な悲鳴を上げる。

・・・背中で蝸牛が溶けるのが分かるのだろう。

「ぁぁあぁあぁああぁぁあぁ!!!」

最後の一匹ーーー正確に言うならば、最後の一匹の殻が、ボトリと背中から落ちた。

「・・・よし、此れで大丈夫ですよ。」

僕は泣き出してしまった先輩に、優しく微笑み掛けた。

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・・・・・・・・・。

先輩は其れから十数分程泣いていたが、その後は、泣くだけ泣いてスッキリしたのだろう。僕に色々な事を聞いて来た。

「あれ、何?」

「僕も分からないんです。」

「何で追い払えたの?」

「僕もこの間まで追いかけ回されてましたから。塩が苦手みたいです。」

「何時から?」

「そうですね・・・・・・。」

一旦言葉を切り、ゆっくりと言う。

「大体、二週間程前から。」

サアッと先輩の顔が青ざめた。

僕は気にせず続ける。

「二週間前、僕が学校に行くと、机の上に花瓶と花が置いてあって・・・・あ、花は椿でした。其れに、季節外れの蛞蝓が付いてたんですよ。まぁ、その時は少し可笑しいと思うだけで、何も無かったんですけどね。」

先輩の顔がどんどん青くなって行く。

「僕が初めてさっきの奴等に会ったのは、やっぱり僕が下校しようとしていた時でした。・・・ああ、でも、追い掛けて来たのは蝸牛じゃなくて蛞蝓だったなぁ。其れが、三日前からピタッと止んだんですよ。・・・・・・あれ?先輩?」

先輩は、ガタガタと震えながら泣いていた。

「先輩!先輩!!どうしちゃったんですか?!」

「・・・ぇからなの。」

「え?」

「三日前から。私が追い掛けられてるのは。」

そして、彼女は語り出した。

彼女が此の三日間で経験した事を。

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・・・・・・・・・。

可笑しいと思い始めたのは本当に最近で、最初は、自分の背中に蝸牛の幻覚が見え始めて。

・・・何時も見えていた訳じゃなくて、偶にブワッってあらわれて。

次の異変が起きたのは三日前の帰り道で、遠くに、《あれ》が見えて。

初めは自分の目を疑ったけど、どう見ても《あれ》は本物で、目の錯覚何かじゃなかった。

で、どんどん近くに来るの。どんどん。

建物の中には入って来れない様だったけど。

両親もこんな話、出来ないし。

で、さっき、捕まりそうになって・・・。其れで・・・・・・。

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・・・・・・・・・。

先輩は泣き崩れた。

僕はトントンと彼女の背を叩きながら言った。

「大丈夫です。彼奴等、塩さえ持ち歩いていれば直ぐに追い払えるし、近寄っても来ませんから。さっき、背中に塩を撒きましたからね。背中にも付く事は出来ないでしょう。」

鞄から塩(伯方の)を取り出し、先輩に渡す。

「一応此れをあげます。持っていて下さい。」

「・・・其れじゃ、」

「僕は大丈夫です。逃げ足は速い方ですから。」

「でも、」

「大丈夫です。・・・ほら、立てますか?」

無理矢理先輩を立たせ、背中を押した。

「帰りましょう。」

「・・・・・・うん。」

「行きましょう。」

「・・・・・・うん。」

背中を押しながら帰る。

帰り道、あの蝸牛は出て来なかった。

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・・・・・・・・・。

さて、此処で大半の方は御気付きかと思うが、この蝸牛は木葉さんの手先である。

いや。手先とは違う。

道具を、あの箱を使って出て来た訳なのだから、あれは手先と言うより・・・えーと、・・・。

何なのだろう。

大体、あの小さな箱からどうやってあの巨体蝸牛を出したと言うのだろう。

不思議である。

アイテムも不思議だが、使用者の木葉さんもかなり不思議な人だ。

と、言う訳で、此の事については僕はよく知らないのだ。

確かなのは、あの日僕が、木葉さんの力を借りて芝居を打った事。

先輩を怖がらせ、僕が彼女に《成るべく自然な形で塩を投げ付ける》為の芝居。

・・・まぁ、三日も執拗に追い掛け回させたのは流石に少し意地が悪かったとも思うが。

でも、僕だって嫌な思いはしたし。一寸した仕返しである。

無論、僕が蛞蝓に追い掛けられたと言うのも嘘。

怖さを増幅する為の、そして《自分の身に起こった事は、僕に掛けたおまじないと何等かの関係が有る》と気付かせる為の嘘。

目論見は大成功だった。

彼女は凄い勢いで怖がっていたし、背中の蝸牛も落とせた。

万々歳である。

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・・・・・・・・・。

さて、話は変わるが、此処でそもそも《何故、おまじないを掛けた側の先輩にまで蝸牛が引っ付いたのか》を説明させて頂こう。

・・・・・・時は、あの宴会の日にまで遡る。

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・・・・・・・・・。

烏瓜さん、木葉さんの順で御送りする。

「抑だね、今回の呪いは《学校》と言う閉鎖的な空間で起こったのが大きな原因何だよ。」

「言い換えれば、此の呪いは《閉鎖的な空間》だからこそ起こり得たんです。」

「いやはや、信じる力と言う奴は恐ろしいね。本当なら、あんないい加減で杜撰な呪い等、到底、成立出来ないのにさ。」

「若くて未熟。故にその思いの強さは恐ろしい程だったのでしょう。存在しない呪いを作り出してしまう程に。」

「まぁ、相手が悪かったけどね。」

「いやいや、寧ろコンソメ君だから、かも知れません。・・・まぁ、其れはどうでもいいですね。」

「そうだね。此れから話す事には余り関係無いかな。」

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「・・・何なんですか、その話し方。」

何故か交互に話している木葉さんと烏瓜さんに僕がそう聞くと、二人は至って真面目な風に言った。

「どちらが野葡萄君に説明するかで、少々揉めてね。」

「交互に話せば問題無かろうと言う結論に至りました。」

・・・酔ってるのかな。

そうは見えないけれど。

・・・でも、本気で言ってるんだったら、其れは其れで嫌だな。

「続きを話してもいいかな?」

烏瓜さんが言った。

僕は何だか微妙な気持ちになりながら、

「どうぞ。」

と手を示した。

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・・・・・・・・・。

「さて、コンソメ君に薄塩君。貴方達は、《人を呪わば穴二つ》と言う言葉をしっていますか?」

「はい。」

「知ってます。」

「なら話が早いね。田沼先輩とやらが今苦しんでるのは、正に其れだよ。穴に填まったのさ。」

烏瓜さんが肩を竦めた。

其れを見た木葉さんが、眉をしかめる。

「猿、流石に其れでは説明が適当過ぎますよ。」

「そうかい?・・・では、分かり易く説明するとしようか。」

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・・・・・・・・・。

ええと、そうだね。《人を呪わば穴二つ》の通り、呪いを掛けると穴が開くのさ。

掛けた側と、掛けられた側にね。一つずつ。

で、《呪い返し》は、掛けられた側が自分に開けられた穴をそのまま掛けた相手に返す訳だ。

で、此処で重要なのは、《別に呪い返し何てしなくとも、相手には既に穴が一つ開いている》と、言う事。

・・・そう。

彼女が今苛まれているのは、其の穴。

自ら掘った墓穴。

野葡萄君が《呪い返し》をしなかったから、酷い事にはならないだろうけどね。

其れだけでも野葡萄君は優しいんだよ。

相手は君を破滅させようとしていたんだからね。

許す事だって、中々出来る物じゃ無いのさ。

其れを君は、丸っきり助けてしまおうとしているのだからね・・・。

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・・・・・・・・・。

其処まで言うと、烏瓜さんはぐっと顔をしかめた。

「良い子ではあるのだけどね・・・。《水清ければ魚棲まず》だからなぁ。」

「・・・何だか失礼ですね。何もせずに終わらせる訳無いじゃないですか。」

「え?」

烏瓜さんの顔が、更にしかめられた。

僕は言った。

「木葉さん、さっき、巨大蝸牛で先輩を驚かすと言ってましたね?其れを僕が助けると。」

木葉さんがニンマリと笑った。

「・・・はい。確かに。」

僕は大きく頷き、木葉さんに言う。

「其れ、一日では無く、そうですね。三日・・・三日程追い掛け回して下さい。徹底的に、でも病院とかに駆け込まない程度に。」

「分かりました・・・。全く、誰に似たのやら。」

「紛れも無く、兄さんですよ。決まってるでしょう?」

僕がそう言うと、木葉さんは嬉しそうに笑った。

「・・・そうですね。」

烏瓜さんは額に手を当てて溜め息を吐いた。

「・・・・・・嫌な所で似たなぁ。」

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・・・・・・・・・。

ある日、僕が図書室の指定席で本を読んでいると、先輩が来て、僕の隣の席に座った。

そして一言

「・・・・・・ごめんなさい。」

と言った。

僕は何も言わず、読書を続けていた。

暫くすると、先輩はポツリポツリと話を始めた。

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家族と上手くいっていない事。

友達が居ない事。

学校が楽しくない事。

初めて会った時、僕と自分を重ねた事。

僕との話が楽しかった事。

僕に友達が出来た事を知った時、何故か裏切られた様な気持ちになった事。

そして、僕が図書室に余り来なくなった頃に、蛞蝓と蝸牛のおまじないを知った事。

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「・・・ごめんなさい。呪いを掛けたのは、机の上に花を置いたのは、貴方が蛞蝓に追い掛けられた原因は・・・・・・・・・私。」

僕は小さく言った。

其れこそ、気付かれない程の小さな声で。

「もう、こんな事をしちゃ駄目ですよ。僕にも、其れ以外の人にも。」

先輩が両手で顔を覆った。

僕は其れ以上何も言わず、また本を開いた。

仄暗くなり始めた図書室。一月の終わりの事。

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・・・・・・・・・。

さて、此の後、先輩と僕との関係性に何かが有ったかと言われると、何も無い。現在進行形で何も無い。

図書室で僕が本を読んでいると、先輩は僕の本を貶しに来て、僕は其れに応戦する。

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「何読んでるの。」

「《化物語》です。」

「うわキモい。」

「いきなり失礼な!」

「主人公の性癖がキモい。」

「・・・・・・そうなんですか?!」

「ああ、まだ《化物語》だもんね。まだキモくないか。覚悟しときなよ。主人公どんどん変態化していくから。」

「うわー・・・・・・。」

「・・・ねぇ。」

「はい?」

「其れも友達に?」

「はい。あ、カゲプロの人とは別人ですが。」

「そうなんだ。変態?」

「変態ですね。」

「変態何だ。」

「はい。変態です。」

「・・・面白いよね。其の本。」

「うわ、先輩が素直とか気持ち悪い。」

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「黙りなよ蝸牛後輩。」

「知りませんよ蛞蝓先輩。」

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其れでも、少しずつは進めているのだろう。

蛞蝓の様に臆病でも。

蝸牛の様に愚鈍でも。

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brackmenthol110さんへ
コメントありがとうございます。

まさかの敬語ログアウトでした。
凄く驚きました。

そう言って頂けると嬉しいです。
宜しければ、次回もお付き合い下さい。

おいクソ猿なんで相談しなかった(?)で爆笑しました

面白いです

ののさんへ
コメントありがとうございます。

そう言って頂けると嬉しいです。

そうですよね。
したとしても良い事何て何も無い(らしい)ですもん。

本当ですよね。寂しかったならこう・・・蝸牛を叩き潰すとかじゃなくて、もっと可愛らしくて無害な感じのおまじないとかを使って欲しかったですよ(笑)

今回も楽しく読まさせて頂きました。
先輩の気持ちも分からなくはないですが…やっぱり安易な気持ちで呪いとかやっちゃいけないですね。
ましてや蛞蝓や蝸牛みたいなグロテスクアイテム使用は特に…(笑)

翔さんへ
コメントありがとうございます。

・・・嬉しい様な全く嬉しくない様な。
意味合い的には子供が玩具を取り合うのと同じ何だと思います。

そうでも無いですよ。
顔を合わせればケンカばかりしていますから(笑)
まあ、でも、あの二人がプライベートで顔を合わせる事も無さげですから、貴重と言えば貴重かも知れません。

そうですね。
・・・・・・多分。

紫さんへ
コメントありがとうございます。

填まれば確実に狂わされます。
触れない方が、良いですよ。

カブトムシに比べれば、です。
住んでいる所が田舎なので、余り有り難みはありませんけどね。

屋外で読書というのは当たっていますが、基本神社の縁側です。お洒落さの欠片も無いですね(笑)

あれ、聞けば聞くほど馬鹿馬鹿しいですよ。

木葉さんも烏瓜さんもコンソメ君の事が大好きなんだなぁと再確認出来たお話でした(o^^o)
この掛け合いは滅多に見れないから貴重カナ(o^^o)?
先輩も反省して歩き出せて良かったですね(^^)

人生を狂わされるレベルなんですか?笑
ならばなおのこと、この疑問はそっと謎のまま胸にしまっておきます(^◇^;)

紺野さん、クワガタ好きなんですか??
男の子らしくていいですね♪
でも日陰でハンモックに揺られながら本を読んでるイメージなので、虫取りする姿は想像できませんね(*^-^*)

私も直に2人の言い争いを見てみたいです(笑)

紫さんへ
コメントありがとうございます。

可愛い・・・ですか。確かに見ている分には面白いですよ(笑)

其れが良いと思います。
下手をすると人生を狂わされかねませんから。
例:のり姉

ええ。気持ち悪くはありますが。何とか対処出来る分、彼奴等よりは平気なのでしょう。

僕も虫は余り好きではありません。あ、クワガタは例外ですけどね。

確かに言い争い具合を見ると子供っぽくて、少し可愛いとすら思います(笑)

ところで右と、左…私にはよくわかりません(^◇^;)
気になりますが、あえて聞くのはやめておきます(笑)

ゴキブリは大丈夫なのですか?!
私、基本的に昆虫類はダメです(>_<)

紫さんへ
コメントありがとうございます。

そう言って下さり、有り難う御座います。

会話レベルは激低ですけどね(笑)

のり姉は今日も恐ろしいですよ。
普段の行いの所為ですかね。

まぁ、あの二人が子供っぽいのも無きにしも非ずですが。

気持ち悪いですよね・・・。
ゴキブリとかなら結構平気で対処出来るのですが、彼奴等はどうしても無理です・・・。

こんばんは♪紫です(*^-^*)

今回も楽しませて頂きました♡
皆さんが仰る通り、やはり掛け合いが特に良かったです。
それにしてものり姉、恐ろしい。相変わらず恐ろしい(笑)
大の大人の喧嘩をたった一言で終結させるレベル、半端じゃないですね(笑)

私、蛞蝓も蝸牛も嫌いです。
ゾッとしました…

来夢祢さんへ
コメントありがとうございます。

有り難う御座います。

純粋に口喧嘩では烏瓜さんの方が一枚上な気がします。

其れに付いては次回、少しだけ書きます。
・・・右とか左とかの意味が分かってしまう自分が憎いです。

肌が拡大されている分イボイボゴツゴツしているんです。気持ち悪かったです・・・!!

木葉さんが良い人と言うのは同意です。
僕は優しく無いです。

ソウデスネー(棒)
友達、出来レバイイデスネー(棒)

mamiさんへ
コメントありがとうございます。

書くのが遅くなってしまい、すみません。

のり姉は正座しながらも楽しそうでしたよ

木葉さん、烏瓜さんに対しては結構頻繁に敬語が消えていますから、大丈夫ですよ(何がだ)

本当はもっと、会話の端々に「馬鹿」や「ボケ茄子」等の言葉が入っていたのですが、締まらないので消しました。ご了承下さい。

続編待ってましたぁぁぁぁぁ!!!!

木葉さんと烏瓜さんの掛け合いがなんだか見てて微笑ましかったです!
木葉さんと烏瓜さんのR指定本…とっても気になります…
どちらが右なんでしょう…

前作もでしたが今回は一番蝸牛の表現にゾワアアってなりました…
文での表現がリアルなので想像しちゃいます…

弟想いな木葉さんステキです。
コンソメさんやっぱり優しいです。なんだかんだいいつつ優しいです;;
…先輩も悪い人ではなさそうなので、お友達ができるといいですね。

待ってました!あぁ…待ってました。

コンソメ君のみならず、あの烏瓜さんやのり姉さんまで正座させるとは…そして、あの言葉使い…
コンソメ君の為なら、木葉さんキャラ崩壊ですね。

烏瓜さんと木葉さんのかけ合い、面白かったです。

Uniまにゃ~さんへ
コメントありがとうございます。

巨大蝸牛、気持ち悪かったです。
巨大蛞蝓も、気持ち悪かったです。

僕はやはり、蛞蝓も蝸牛も苦手です・・・。

僕は蛞蝓と共に生きる事は出来ない!
だってヌメッとするから!!

カツユだね??なめくじ…(NARUTO疾風伝観てなきゃわからんか)私は結構好きっス