短編2
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あれ?

これは実際にあった話です。

私の兄が14〜15歳の頃、多感な時期の中坊の頃の話です。

冬の頃、兄が部活の柔道で遅くなり薄暗い中の帰宅でした。

学校から家までの間に「お墓」を通らねばならないのが嫌で堪らなかったのですが、その道しか帰路がなく、この時も「仕方ないか…」と思いながら 自転車小屋から出たそうです。

500㍍くらい進んだら、三叉路になり右に曲がると家の方向です。

しかし、「お墓」がその前には立ちはだかります。

兄は全力でペダルを漕ぎ、目を閉じながら「お墓」を無事通過!

「ok!なーんにもなかったな!」と思い、ユックリとペダルを漕いでいると、前方の家の外の階段に物凄く背の高い男の人が立っているのが見えたと。

その階段はコンクリートの手すりが「お墓側」から見ると階段が見えない「手すり壁」になっていて、家の前を通り過ぎないと階段が見えない造り。

「2メートルはあるな、この人…」と思いながら家の前を通り過ぎる時、階段をふと見ると、宙に浮いているではないか!

とっさに顔を見上げると、目は笑ってなくて口だけ笑ってる顔!

兄がそこからどうやって帰ってきたか、分からない位パニックになり帰宅。

いつもはユックリとドア開けるのに、この時は「バーン!」と蹴ったかと思うくらいの大きな音を立てて帰ってきました。

そのまま布団をかぶってガチガチふるえてましたね。

強い兄が、ガチガチ震えるなんて初めて見たので それが一番怖かったのを鮮明に覚えています。

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