短編2
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4匹目の猫

うちでは3匹の猫を飼っています

プライバシー保護のため

名前は伏せさせていただきます。

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夜3時頃のことです。

いつものように暖房の効いた

ふかふかのお布団がある私の部屋に

猫ちゃんたちが入ってきます。

真っ暗で暖かくてふかふか。

猫ちゃんたちにとっては理想の環境です。

散策が大好きな私の家の猫ちゃんたちは

六畳ほどの部屋を

楽しそうに散策しながら

エサとトイレのあるリビングに帰っていきます。

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私の枕元の近くに

少しだけ開いたドアがあります。

暗くて見えづらいのですが

猫が通るのは気配でわかります。

窓から漏れた光とiPhoneの光で

微かに見ることができます。

1匹目

2匹目

3匹目

と猫ちゃんが通過していきました。

少しだけ触りもしたので

覚えています。

猫ちゃんたちが部屋から出たので

眠りにつくために一旦部屋のドアを閉めました。

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そのあとです。

しばらくするとまだ部屋の中に猫がいました。開けて欲しそうにドアの前で

こちらを見ています。

暗闇でも猫のまんまるの目は光ります。

慣れているのでこれに関しては怖くありませんが、不気味だったのは

確かに3匹猫が通ったこと

その猫達を触った手触りの中に

子供の頭のようなものがあったこと

さっきから音楽を聴く音の中に

私の名前を呼ぶような声が聞こえること

特に二つ目は手に感触が残っていて

吐き気すらしてきました。

最近私の布団に多い

私のではない長めの髪。

もしかしたら

さっき触った子の髪かも知れません。

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