中編4
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1本の謎の動画

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俺は元気な高2の男子だ。

休日は部屋に引きこもりゲームや、パソコンでチャットをしたり時にはエッチな画像も見ている。

休日なんだから外で遊べという人もいるがそんなのは人の勝手だと思っている。

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そして俺がインターネットで8割している事が、動画を見る事だ。

最近はいろんなサイトが多く、見てるだけで幸せな気分になるなんて一種の楽園なのではないかと思った。

見た動画の履歴を見て、もう一度その動画を見る。これもまた面白い。

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今日も同じ繰り返しだと思った。

履歴を確認すると、見たことのない動画があった。

「全ての言語」というタイトルだった。俺はこういうのに一切興味が湧かない。

だが見たことない動画が履歴に残っているのはおかしい。

確認をする事にした。

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動画のプレイボタンを押し、待っているとすぐ始まった。

その動画は至ってシンプルな動画だ。

青い背景にその国のファッションをした人が横から出てきて、

その国の言葉を言う。

俺は何でこんなものを見たのか…

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しかし異変はすぐ起きた。

急に画面が黄色くなり、こう表示された。

「忠告。 ここから先は視聴者の気分を害する可能性がございます。」

俺はこういうのに昔から弱く、見るな言われれば見たくなる。

当然、見続ける方を選んだ。

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そしたら青い背景に戻り画面に犬が出てきた。

「?!」

何故犬?考える間も無く犬が鳴き始めた。

こんなの分かるわけないだろと、そう思っていたが

キッチリ和訳がされている。

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「凄え!普段犬がワンワンと鳴いているのには全部意味があんのか!?」

俺は驚き、見続けることにした。

いつの間にか和訳を見なくとも鳴き声で分かってしまうようになり、

続いて色々な動物が出てきた。ついには虫まで。

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全部の動物が終わったらしく、タブを消そうとした瞬間真っ赤な背景になり、こんなのが表示された

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「!警告! これから出る言語は地球上の生物には理解不可能な言語です!

どのような災いに会おうと一切責任は負いません!」

どうせさっきと同じようなものだと思ったが、忠告が警告に変わっている。

みたほうがいいのか?… しかしさっきも言ったように俺はこういうのに弱い。

結局自分の好奇心を抑えられず、見る事にした。

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しかし、俺はあそこで見るのを止めるべきだった事にようやく気付く。

考えてもみればあの警告の最後の一文からしてここから先は安全じゃない。

被害に遭うかもしれない。急にその恐怖が押し寄せてくる。

いつの間にかフルスクリーンが解けなくなり、色々なキーをおしてもダメだった。

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「ちくしょう!くそったれ!」

スクリーンの前で暴言を吐くだけで何もできない。

もう強制シャットダウンをしてしまおうかと電源ボタンを長押しした!

だがそんな簡単な事では解決せずシャットダウンは愚か、ビクともしない。

そして背景が変わって、

地球上の生き物が分かることのできない言葉を言う「そいつ」が出てきた。

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その現れた「そいつ」は性別も区別ができない顔で、体が無かった

口が何重にもなっていて、目は離れ、目と黒目は大きく、顔が全体的に長かった。

説明はしづらいが、誰が見ても地球の生き物なんかではないのは一目でわかった。

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「……………+]={*^]^%*\~|\\""'_!!!!!!!!!!!!!!!!193771739!」」

間を空けながら意味のわからないこと発していた

頭痛がすごかった。俺はコンセントを抜きパソコンを思いっきり叩きつけ、

水をぶっかけた。でも壊れない。俺はうずくまり必死に耐えた。

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ただ聞いていただけとは思えない程の体力の消耗。

動画が終わって画面を見ると真っ白になっていた。

壊れたのだろう。窓の外を見ると真っ暗だった。

あれ?

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この暗さは、夜の暗さじゃない。

完全な闇。外に手を出すと、外に出した手が見えない。

「何だこれ…!何だ!」

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そして急に画面から

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「だから見るなと言っただろ。」

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壊れたはずのパソコンから先程の怪物の目がでてきたそう囁いた。

「わああああああああああ!!」

叫びながらパソコンを闇の中へ投げた。

当然投げたパソコンは闇の中に消え、見えなくなった。

そしてまたうずくまり助けを待った

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あれから何日経っただろう。

餓死してしまいそうだ。

家族が帰ってこない。

俺はこのまま死ぬのか。

いや、諦めない。どうせなら暗闇の中に入ってからでも遅くない。

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俺は暗闇の中に、自分の体のパーツも見えないほどの暗闇の中で前進した。

しかしなにも起きない

なにも…なにモ…

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なニもおきなイ。

なにもコナイ。

ソレデもおレは

ゼンしんする。

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それデもオレは

アルキツヅケル

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