中編2
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カフマンという男 X-3

カフマンという男 X-3

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「お待たせしました。カフマン殿」

ヘルシングがタバコを咥え

「サンジェルマン…何者かの力によって吸魂鬼が復活した。そのことでお前の意見が聞きたい。」

サンジェルマンは顎に手を当てて

思い当たる魔女の名を口にする

「マーラ・ペトロフ」

カフマンはiPadで何かを検索し始める

「厄介な相手ですね…悪意の魔女マーラ、ですか…」

ドラキリはサンジェルマンに問う

「他には吸魂鬼を復活させる方法はあるのか?」

サンジェルマンは首を横に振る

「魔女マーラ以外に思い当たる者は居ません。」

ヘルシングはタバコを吸って鼻から吐き「じゃあ…マーラは、この国に来ているのか…何を企んでる?」

カフマンは肩を竦め

「さあ…良い事では無いのは間違いありませんね。」

サンジェルマンが思い出したように話し始める。

「そういえば最近、怪物、魔人が頻繁に世界中で目撃されています。」

ドラキリがため息を零し

「次から次へと問題が多過ぎるな」

ドラゴンは鼻から火を噴き

「何かの予兆かもしれんな…大きな戦争、疫病が人々に死を齎す時に怪物、魔人は活発になるからな」

カフマンは紅茶を飲み

「もうすぐハルマゲドンが起こるかもしれない、か…」

ドラキリは笑いながら

「それが人間という生き物だ、同じ種族同士で殺し合うのは人間くらいだからな」

グールーはコーヒーを片手に

「大量の人間が死に絶えても、また繁栄するのも人間だけだ。」

カフマンは魔女マーラの資料を眺めながら、ヘルシングに

「ヘルシング君。君に頼みたい仕事がある、報酬は金貨12枚。どうする?」

ヘルシングはニヤつき

「いいぜ、報酬が金貨なら何でも。」

カフマンは手を組み

「君には魔女殺しを依頼したい。」

ヘルシングは葉巻を吸い鼻から吐く

「楽勝だ。サンジェルマン、居場所くらいわかるよな?」

サンジェルマンは笑いながら

「えぇ!彼女なら富士の樹海付近に潜伏してるかと。」

ヘルシングが葉巻の火を消し

立ち上がる

「なら、観光がてら狩るか。カフマン、アレを借りていいか?」

カフマンは紅茶を飲み頷く

「倉庫に行くのであれば888階へ。入り口には私の部下が居ます。」

ヘルシングは部屋を後にした。

カフマンは立ち上がり

「今回の会議は、これをもって終了します。本日はお集まり頂きありがとうございます。では、解散」

To be continued…

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