中編2
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慰霊の森

その時友人と4人で慰霊の森に行った。

その時は夜遅くで友達(K君達)以外は周りに誰もいなかった。

みんな酒を飲んでいたので、遊び半分で上まで階段を登って行った。

すると後少しで慰霊碑という所で落ち葉掃除をしているおじいさんがいる!!

しかもよく見ると髪はボサボサで服もボロボロ...。

Kくんは『汚ねぇじじぃだな』と思いながら先頭を歩いて行くと、

そのおじいさんは、『お前らここに何しに来た?』とKくんをにらんだそうです。

Kくんは面倒だったので『拝みに来たんだよ!』と吐き捨てるように言うと、

おじいさんは、『そうか...』と言って階段を下りて行ったのです。

一緒に来た友達とその話で盛り上がりながら慰霊碑の所まで行くと今度は灰皿掃除をしているおじいさんが...

でもよく見るとさっき話したおじいさんだった。

そのおじいさんはさっきと同じように『お前らここに何しに来た』とKくんたちをにらみました。

同じ事を聞かれたKくんの友達が『だから拝みに来たって言ってんじゃんかよ!!』と頭に来て怒鳴りました。

するとおじいさんは『そうか』といって階段を下りていきました。

しばらく慰霊碑のところでたばこを吸いながら話していたKくんたちはあることに気がつきました。

『何でこんな夜中に掃除なんかをしているんだろう。何で一回下りて行ったはずのおじいさんが頂上の慰霊碑のところに居るんだろう』

もう2時を過ぎている、そろそろ降りよう。

誰かが言い出してKくんたちは階段を下りていきました。

すると半分くらい降りたところでまたあのおじいさんに会いました。

おじいさんは4人全員をにらみ『お前らここに何しに来た?』と聞きました。

さすがに怖くなった4人は『拝みに来たんだよ!!』と言うKくんの返事と共に一斉に走り出しました。

おじいさんは『嘘をつくな!お前らここに何しに来たんだ!!』と叫びながらKくんたちを追いかけて来たのです。

歳のいったおじいさんとは思えないようなスピードで追いかけてくるおじいさんからなんとか逃げ切り、

車に乗ったのだがエンジンがなぜかかからない...。

おじいさんは『何しに来たんだ!!』と叫びながら助手席側の窓を叩き続けている...。

やっとエンジンがかかりKくんは猛スピードで近くのコンビニまで車を走らせた。

明るい所に出て安心した4人が車を降りると

助手席側の窓しか叩かれていないはずなのに、車全体に手形が...

その車はすぐに廃車にした。

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こうき様
初めまして。
こうき様が投稿してすぐ、読ませていただきましたよ。
「慰霊の森」にまつわるお話は、数多くあります。
こうき様の本作と似たような体験をなさった方もいらっしゃることでしょう。
実話に基づくお話だとしたら、たいそう怖いお話だと思います。
ただ、残念なことに、過去に似たようなお話を読んだことがある。
既知感もしくは既読感と申しましょうか。
俗にいうベタなお話に感じられてしまいました。

私は、この歴史に残る航空機事故当時を知る者です。
まだ幼かったのですが、連日新聞やテレビで報道されているのを覚えています。
現場の凄惨さについても。。。
私の父も申しておりました。
決して、避けられない事故ではなかったと。
私もそう思います。

深夜、訳あって、このあたりを所用のため通ったことがあります。
一刻たりともいたくない・・そんな気持にさせられました。
この辺りは、有名な温泉街や観光地の傍なのですが、真昼でもズシリと重い空気の立ち込める場所です。

予期せぬ事故。
突然訪れた死。
「なぜ?どうして?私たちは、死ななければならなかったのだろう。」

お亡くなりになられた方々の 切なく哀しい思いが伝わってまいります。
怖さより、「いのちの貴さ」「いのちの重さ」を感じました。
私は、幽霊見たさに また、肝試しと称し、このような場所を訪れる人たちの 物見遊山な気持ちが理解できません。

こうき様は、「小説家になろう」サイトにも投稿なさっているのですね。
あちらも、なかなか厳しいですが、それでも、どうか諦めないで投稿し続けてくださいね。

それから、他の投稿者様の作品も読み、お気に入りの作品や作家様に感想やご意見等のコメントを送られてみてはいかがでしょう。
そこから交流が生まれ、新しい発見もあることでしょう。
なにより、描くにあたって多くの示唆を得ることと存じます。
良い出会いがありますように、お祈り申し上げます。

長くなってしまいました。
長文駄文失礼申し上げます。

お寒くなってまいりましたので、お身体ご大切になさってくださいね。

初投稿作品。

読んでいただけると嬉しいです。