中編5
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もう無理か?

初めて投稿しますので、誤字、脱字読みにくい等あると思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。

怖い話でも有りませんので嫌な方はスルーでお願いします。

私は現在30過ぎのおっさんですが、全くと言って良いほど霊感がありません。

小学生の頃にやっていた「あなたの知らない世界」という番組が大好きで、怖いながら毎日欠かさず観ていました。その頃から自分も霊に会ってみたい、霊体験をしたいという思いがあり、日に日にその想いは強くなって行きました。

こっくりさんは数え切れない程やり、学校の七不思議も小学生ながら両親に嘘を付き、友達の所に泊りに行くといって深夜の学校に乗り込んで検証したくらいですww(よくばれなかったと未だに思いますw)

従妹のおばさんは霊感が強いらしく、会う度に色々な事を聞いたり質問したりとかなりの興味を示したところ、「じゃ今度私の先生に会ってみる?」と言われ二つ返事でお願いしました。

後日、従妹のおばさんの家で先生に会える事になり、家で待っていると先生が現れました。

当時は知らないおばさんでしたが、テレビ等に頻繁に出演する前の○保さんでした。「あなたが噂の子ね」と言われた後、延々と怒られました・・・

「遊び半分でそんな事をやっていたら、いつか大変な目に会うわよ」とか「霊を刺激するような事は絶対にしちゃダメ」等

終始説教タイムでした・・・(多分従妹のおばさんはこれが狙いだったのでしょうw)

ようやく説教も終わり、かなりヘコんで居たら、「でもあなたには本当に凄い守護霊様が付いていて、そのおかげで今まで何も起きなかったのよ」と言われ、どんな人?と尋ねると「非常に強力な力を持った巫女さん」という答えが返ってきました。

なにが基準で強力なのか全然分かりませんが、とりあえず凄いんだぁという事に嬉しくなり、説教の事もすっかり忘れ帰った覚えがあります。(結果的におばさんの作戦は失敗ですw)

中、高生の時も相変わらず忠告も忘れ、怪しい交霊術や近場の心霊スポットに行ったりしましたが、全く見る事も感じる事もなく終わりました。

大学の為、田舎を出て一人暮らしが始まる頃、一度でいいから霊体験をしたいという想いはピークになり、片っぱしから心霊スポットに出向き、必ずカメラ、ビデオ撮影をして戻ってきてから確認を繰り返しました。

何か嫌な感じがするとか、これはやばそうというのは多々ありましたが、結局何も起きず、何枚か怪しい写真もありましたが、光や影の具合でどうとでも取れる物ばかりで全く結果が出ませんでした。

大学3年の夏休みに「一人で心霊スポットに行って一晩過ごそう」という、今考えるととんでもない行動を決め実行しました。

場所はその辺りでも有名な所で一家惨殺事件があり、未だに取り壊しも出来ずに残っている曰くつきの家に決め(すでに2回程行ってましたがw)当日を待ちました。

当日深夜0時頃に出発し1時頃に到着。長時間滞在するので駐車禁止防止の為、少し離れたパーキングに車を駐車し徒歩で向かいました。

家の中に入り居間らしき所で事が起きるのを待つことにして、蝋燭を立て持参した寝袋に入って待ちました。

序所に眠気が襲ってきてあろうことか眠ってしまい何時間たったのか分かりませんが、突然「キャーーーー」という女性の声で目が覚めました。

「し・・死体がある・・・」

少し寝ぼけていた

私は「えっ・・・」と思いムクッと上半身を起こした所、今度は彼氏らしき男性が「ギャーーーー」と叫び、そのあまりの絶叫ぶりに私も「うあーーーー」と絶叫し、完全にコントで検証は終了しました・・・(さすがに警察とか来そうだったので、居られませんでした)

普通ここまでする人も居ないし、ここまでやって駄目ならもう無理だと思い、それ以来完全にそのような行為は辞めまし

た。

数年経ち取引先の社長さんに気に入られ、飲みに連れて行ってもらったり、自宅に招待されたりしている中、社長さんも心霊現象に興味があるという事で、私が過去体験した事を話すと「今度是非会わせたい人が居る」と言われ(なんか昔にも同じような事が有った様な・・・)断る事も出来ないので、会わせて貰えるようお願いしました。

数日後に社長宅で待っているとその方が現れ、当初は誰か分かりませんでしたが、頻繁にテレビに出る前の○原さんでした。

○原さんはお会いしてからずっと私の後ろの方を見ています。「どうしたんですか?」と尋ねると

「いや、あなたはとんでもない方を連れておられますね」と返ってきた。

「以前にも言われた事があります。何か強力な巫女さんなんですよね?」というと「巫女さん?違いますよ、高名な神主さんですね」と言われ何か話が違うと思い、それまでの経緯を○原に話しました。

「なるほど・・・それでは以前は巫女さんに守られていたんですね。でもあなたの身に危険が多数あったので、代わり今の神主さんがあなたの守護霊になられました」

・・・・「あの・・守護霊って代わるんですか・・?」

「普通は代わりません。ただその方が大変危険な目に遭うとか、強い怨念に取り憑かれそうな場合にその時の守護霊様と代わる場合があります。極々稀な事は間違いありません。あなたのやって来た行為は褒められる事ではありませんが、結果として、より強い守護霊様に守られる事になったようです」

「簡単に言うと守護霊がパワーアップしたってことですか?」

「そういう事になりますね・・・」

イマイチ信用が出来なかったが、今まで何も起きなかった事がそういう事だったのかと思いとりあえず納得して話は終わった。

現在は結婚もして2人子供も居る。依然として霊体験は全く無いが未だに体験してみたいという気持はある。でも以前のような行為は色んな意味で怖くて出来ない・・・

長文、駄文にお付き合いして頂きありがとうございました。

ここに載っているような凄まじい体験では無く、一瞬見えた、金縛りにあったという体験を未だにしたいと思ってます。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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