短編2
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冤罪

かなり昔のこと。

近所で殺人事件が起こりました。

すぐに犯人たちも逮捕されました。

その当時いっぱいそういう事件があってどういう事件かも内容も忘れたんだけど

その殺人事件の話を友達としていました。

友達は犯人達の友達だったんだけど犯人は別にいるというんです。

わたしは警察で自白しているしそんなことはないだろうと思っていました。

しかし、最近駅である団体が冤罪事件のチラシをくばっていました。

そう・・・あの時の事件です。

友達は確かあの犯人は先輩であの子達ではないと言っていました。

なぜそんなことがあるとしたら人の殺人事件をかばう必要があるのか?とわたしが追求してみたら

警察より刑務所(未成年なので刑務所かわかりません)よりその犯人に殺されるほうが怖いので罪を背負ったというのです。そんな事考えられない・・・

だって一生殺人犯として生きていくリスクのほうが高いんじゃないでしょうか?

でも良く考えればリスクなんて生きていればこそなんだっていうのは何年もたってからわかることでした。

それほど怖い人だったらしいです。(ほんとの犯人)

ですがもうそんな冤罪のチラシ配ってもそれが認められたかどうかわかりませんが

もう犯人にされた人も出所しており事件自体時効を迎えています。

なぜいまさらあのチラシ・・・・?

想像ですが出所してからの人生はきっと辛かったのだと思います。

そして未成年だからすぐに出れるからという思いで罪をかぶったけど実際は出所後は生き地獄だったにちがいません。

ほんとの犯人はのうのうと暮らしています。

若いときのことは忘れ

幸せかわからないけど

普通に生きています。

犯人をかばった人たちの未成年であるがゆえの甘い考えを考え直した結果

冤罪事件として立ち上がる気力もわいたのでしょう。

私が一番怖いのはほんとん犯人が時効を迎えそのへんを闊歩していることです。

再犯はないのでしょうか?

そして冤罪とはなんでしょうか?

明日はわが身だと思うと怖いです

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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