中編3
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白い手の謎

初投稿です。

誤字・脱字がありましたらすみません。

長文で怖くないですがよろしくお願いします。

今からするお話は、友達の友達から聞いた体験談です。

ある日の冬の深夜

A君、B君、Cちゃん、Dちゃんの四人は地元では結構有名な心霊スポットに出掛けました。

A君の白いセダンにみんな乗り

面白ろ半分で騒いでいると

スポットに到着。

車を近くに置いて首無し地蔵や剣の奉られている

少し薄気味悪い所を四人で歩いていました。

A君は四人の中でも好奇心の旺盛な人でCちゃんの彼氏。

B君はA君の友達で

DちゃんはCちゃんの友達。霊感は強い方だと言う。

しばらく歩いていると森に到着。階段はあるが暗闇で先が全く見えない。

するとDちゃんが急に

「この先には行かない方がいいかも。」

真面目な顔で言った。

「え〜今から面白くなるかもしんないのに〜」

Cちゃんが不満げに答える。

「多分…憑いてくるかも。今もあの木のかげからアタシ達の事見てるもん。」

そう言ってDちゃんは一本の木を指差した。

B君、Cちゃんは顔色が変わり諦めて帰ることに決めた。

「マジで言ってんの?来た意味なくね?怖がらせたくて言ってんならやめて欲しいよ〜」

A君はDちゃんの言ったことが冗談だと思い一人暗闇に続く階段を登ろうとした。

「Dちゃんが危ないつってんだからやめろよ!」

B君が先に進もうとするA君の腕を強く掴んだ。

「はぁ!?お前怖いの?怖いんなら最初から来んなよ!」

A君はB君の手を勢いよく振りほどいて階段を駆け登って行き、暗闇に紛れて見えなくなった。

先には進めないので三人は諦めてA君を待つことにした。

しかし真冬の夜中ということもあり長くは待ってられない。

そう考えた三人はゆっくり車のある場所に向かい歩き始めた。

少し歩いていると

「…ねぇ、今何か聞こえなかった?」

Cちゃんが歩きながらみんなに言った。

するとDちゃんは急に立ち止まり後ろを振り向いた。

視線の先には黒い影があり、叫びながら全力疾走でこちらに向かってくる。

「…A君だ。A君が来る!みんな走って!」

そう言ってB君とCちゃんの背中を押して一緒に走り出した。

「何で走んなきゃいけないの〜?」

Cちゃんが走りながらDちゃんに言うと

「A君の後ろにいるの!」

意味も理解出来ずにただ車のある場所に走って行った。

やっと車を見つけA君も追い付き一斉に車に乗り込み走り出した。

A君は震えながら車を運転し

その場を離れた。

しばらく車を走らせているとCちゃんが

「ねぇ、何があったの…?」

A君に聞くと

「…真っ暗な中にぼんやり白い手みたいなのが見えてこっちに向かってきたから逃げて来たんだよ…」

ハンドルを握る手が震えていた。

「先に進むなってDちゃんが言ったじゃんか!何かあったらどーすんだよ!?」

B君が声を荒げて言った。

「さっきA君の背後にいたけど車の中までは入ってきてないから大丈夫だと思うよ…?」

Dちゃんがフォローに入った。

徐々に車内が温かくなってきてガラスが曇り始めた。

外の景色を見ていたDちゃんが急に震え出し、景色から目をそらした。

「どうした?」

異変に気付いたB君がDちゃんに聞くと

「手の跡が…ついてる…」

Dちゃんの座っている席の曇った窓に無数の手跡が付いていた。

しかもアルファベットらしき文字が5つ書かれている。

そのアルファベット4つは四人のイニシャルにぴったりあてはまる。

おかしいと感じたのは窓の外から書かれているのにも関わらず

文字が逆じゃなかったことと

四人しかいないのに文字が5つあったこと。

「イニシャルじゃないんじゃないのか?」

B君が言うと

「その最後のイニシャル赤ちゃんのかも…」

Cちゃんが自分のお腹をさすって言った。

「でもアタシAにも妊娠したこと言ってないのに…」

A君が見た手が書いたんでしょうか…?

怖い話投稿:ホラーテラー りぃさん  

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