短編2
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夢、バトルロワイアル。

僕が見た夢をお話しします。

夢の内容はやっぱり日常の刺激が少なからず反映してくるもので

その時流行っていたバトルロワイアルが夢の舞台でした。

小学校で学友達から逃げる僕。

すると突然首輪が鳴りだす。

もう爆発するということでワケもわからず学校のフェンスを越えて海に飛び込む。

首輪の音が消えた。

助かった!と思い意気揚々と水面から顔を出してみると、兵士が小学校から逃げ出した僕をサーチライトで探している。

なんとか兵士の目から逃れることができ、しばらく地上をさまよい歩いた。

このままではいけない。同じ方法を用いて学友達を救い出そう!という理解しがたい正義感が働いて小学校に戻った。

連れ出せたのは三人。

僕の彼女(匿名:ゆな)と

僕の茶道部の友達(匿名:りょうた)と

知らないおっさん。

海に飛び込めば首輪の機能は破壊されると思い、三人を連れて海に飛び込んだ。

がしかし

いきなりゆなと知らないおっさんの首輪が水中で爆発し、2人とも絶命。

夢だから知らないが

全然悲しくもなんともなかった。

残ったりょうたと僕は兵士に見つからないように地上を目指す。

するとりょうたが「こっちこっち!」と僕を誘導し始めた。

「なんでこいつこっちに行きたいんだろう?」と疑問を持ったが、仕方なくついて行く。

地上。

助かった、と安堵の息を吐くと

目の前には大量の兵士とジャージ姿の北野たけし。

りょうたの顔を見ると、「やってやりましたぜ旦那」的な不気味な笑みを浮かべていた。

北野の第一声が「よくやった。」

なるほど、りょうた、お前は北野とグルだったのか。

北野に連れられ僕は海岸沿いを2人で歩いた。

僕はどうせ殺されるなら楽に死にたいと北野に懇願したが

北野に「お前は電車にひかれて死んでもらう」と言われた。

なんでよりによって轢死体にならないかんの!?と涙声で北野に聞くと

「今回のプログラムは鉄道会社がスポンサーでな、誰か一人でも電車に関わって死なないといかんのだ。」

と返答してきた。

そこで目が覚めました。

夢なんでオチも何もない結末でしたが

夢なんてこんなもんじゃないでしょうか。

実際見た夢なんでありのままをここに綴らせてもらいました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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