中編3
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めまい…

はじめまして自分が本当に体験した不思議な話を致します。10年ほど前に結婚しまもなく一軒家の住宅が欲しいなぁと嫁と話をしていました。住んでいたのがアパートだったのでまずは土地だけでもと考え不動産やハウスメーカーなどいろんな展示場を廻り探していた時住宅街から少し離れた地域に値段の割には安い土地を見つけて休みの時に見に行きました。土地坪は良かったのたですが…土地の敷地区画が気に入らなく断念することになりさっき来た道を帰ってると行く時には気づかなかった場所に空き地があってのです。

『売り地』と看板が! 最初はどんなものかと見るつもりが…条件にもぴったりで少々荒果ててはいたものの想像よりいい物件だと思い不動産屋にすぐ連絡して購入しました。

ここまではいたって普通なのですが…住宅を建てて一年位たってからが始まりです。仕事をしている最中にいきなりめまいがして段々視界が狭くなり目の前が真っ暗になったと思った瞬間… ドカッ と倒れて記憶が戻る症状が出始め はじめは疲れかなぁ~と思い病院へ しかし検査の結果は異常なし点滴を打ってそのまま帰宅する。そんな日々が数回続き それが一ヶ月に一回の割合がだんだん狭くなり一週間に一回、三日に一回とひどくなり体調もひどくなる一方

夜仕事から帰ってきて洗面所で自分の顔を見るとどう見ても自分じゃない顔だと思うようになって…目の下のくまが真っ黒でげっそりした顔…とても自分とは思えず見るのがいやだった生まれて初めて鏡を見たくないなんて思いました。

そのころから家の中でも不思議なことがあり何時もはいつも自分が先に仕事へ行って嫁も仕事はしてたのですがは朝は時間がありシャワーを浴びてから2Fの寝室に来て着替えをするのでしたが着替えをしていると2Fへ階段を上がってくる足音が聞こえるので『あれ』と思い扉を開けると誰もいなかったり 夜自分が仕事で遅くなり妻だけが先にベットに入り休んでいると天井から足音が聞こえたりすると言っていました。実は住宅を建てる時に三階建てにしたのですがもちろん二人暮らしだったので住んでいるのは自分と妻の二人だけです

そんなある日知り合いから御祈祷師様から住宅を祈祷してもらう事になりボールに塩を半分くらいに入れ線香を四角にに積み上げてする祈祷でした。線香に火が付きお祈りが始まり火の前で正座をしただ両手を合わせて祈るのですが火の勢いが天井まで届く勢いでとても凄かったです。祈祷後そのボールに入った塩と線香の灰を家の四方向に巻き

残りの灰はお風呂に入る際体にこすって洗い流すようにと言われました。

祈祷も終わり御祈祷師様を車で送りに行く際『もう大丈夫だよと言われさっき火の中にいっぱい入っていったなぁみえましたかぁ』と言われ自分はぜんぜん見れなかったと言ったのですが『たくさんのオーブが火の中へ入っていったなぁ』と言われちょっと安心した部分とどれだけいたんだろうという気持ちで複雑な気分でした。それ以来ぜんぜんめまいもなくなり体調も良くなり普通に生活できるようになり本当に不思議な体験をしました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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