短編1
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縛られた少女

全くもって文才がないので伝わらなかったらすいません。

夢をみている。

真っ白い壁に囲まれた部屋で真ん中に椅子に縛り付けられた少女がいる。

少女は俯いていて、表情は確認できない。

その部屋にはドアも窓もない。その密室の中で、私と少女の2人だけの状況。

少女は死んでいるのか。

声をかけて見るが反応がない。

ただ真っ白い空間の中にいることで頭がおかしくなりそうだ。

自分以外には少女しかいない。しかし、なによりも孤独ではないことが救いだった。

だが少女はいくら声をかけても目を覚まさない。

生きていることを願いつつ少女を揺さぶり無理に目を覚まそうとする。

しかし体には力がなく、なによりも生気が感じられない。

どうしようもなく座り込んで考える。

なぜ少女は縛り付けられているのか。しかも鎖で幾重にも巻かれ錠までしてある。

ふと自分のポケットから何かがこぼれ落ちた。鍵だ。

おそらくこの鍵で少女の鎖をはずすことができる。

だが、この少女を解放していいものか。

頭の中で考えが葛藤する。

その時だった。鎖が動く音がした。

顔を上げ少女見る。

息を飲んだ。少女は口から赤々とした血を垂れ、白目で私を見ている。笑みを浮かべながら。

続くぽん

怖い話投稿:ホラーテラー カタストロフィさん  

Concrete
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