初めて投稿させていただきます。
小さい頃は、誰もいないのに「女の人が玄関に立ってるよ」などの霊感発言をして家族に怖い思いさせていたらしいですが、私は全く記憶にありません。
少なくとも、今の私には全く霊感はないと思います。
そんな私が、中学生の時に体験した記憶に残っている話です。
当時、私は姉と部屋が一緒で、私の寝相の悪さのせいで姉とは1メートルくらい布団を離して並んで寝ていました。位置的には、私の右側の1メートル先に姉が寝ている状態です。
夜中にふと目が覚めると、ちょうど私の右側(頭の横くらい)にお婆さんが正座して、ニコニコしながら私を見つめていました。
光っている訳ではないのですが、部屋(景色)は真っ暗でお婆さんだけ明るい場所で見ている様にハッキリと見えました。
着ている着物?(浴衣みたいな。。。名称が分からない)の柄や色、白髪でキツくお団子頭にしていて、穏やかな笑顔。。。本当にハッキリ見えました。
特に見た事のないお婆さんで、怖いとか金縛りとかも全然なく「あぁ夢かな〜」なんて思いながら暫く見つめていると、お婆さんが私の布団をかけ直してくれて、右肩を優しくポンポンポン、としばらく叩いてくれていました。
とても心地よくて、私はそのまま再び眠りに着きました。
翌朝、普通に目が覚めても記憶に残っていました。
普段は夢を見ても、すぐに忘れてしまうので、不思議な夢だなぁと思い、さっそく母に話にリビングに行きました。
母に昨夜の話をすると、容姿や服装が母のお婆ちゃん(私の曾祖母)に似ていると。。。母がお婆ちゃん子だった話を聞かせてもらいました。
話の途中で、ちょうど姉が起きてきて、不思議そうに私の顔を覗き込みながら
「昨日あんたの頭がなかったんだよね〜すごい体制で寝てるなぁと思ったけどやっぱありえないなぁと思って」
と言われて母とビックリした。
姉にも昨夜の出来事を話して、ちょうど私の頭の横にお婆さんが座ってたから、私の頭が見えなかったんじゃないか。と結論に至りました。
姉は昔から全く霊感0で、そういったモノを信じていなかったのですが、さすがに今回は初!心霊体験と興奮してました。
まぁ。。。実際姉には見えてなかったんですがね。笑
最近、手相を見てもらいに行った時に、守護霊(御先祖様)が守ってくれてる相がハッキリ出てますよ。と言われたので、きっと曾祖母が守護霊様なのかなと思っています。
ちなみに、守護霊の相は、利き手の親指の関節にあるシワに、2本線で目の様な楕円形のシワがあると守護霊がいるとの事です。
文才もなく、長文にも関わらず最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
怖い話投稿:ホラーテラー らむチャンさん
作者怖話