短編1
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一本毛

「お姉さんの毛抜いてくれないかな」

少年は寂れた公園で声をかけられた。

抜いてあげると少年が返答すると

髪ではなく長袖を捲り上腕を見せた。

そこにはぶっとい毛が一本生えている。

少年は毛を掴み、抜いた

「ずりゅっ」

抜いた跡は大きな穴が空いたようになった。黒い穴。少年は怖くなり痛くないか尋ねた。

「痛くないわよ。それよりもう一本あるんだけどいい?」

少年はもういやだと拒否を告げた。

すると女はロングヘアーを一つに纏めむんずと掴み言った

「お姉さんの髪ね、じつは一本が枝毛になってるだけなの…」

そう言うと髪を抜き始めた。

頭皮が悲鳴を上げる…ズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュズリュ

頭髪が一本の毛根でできている抜いたらどうなるのだろうか…

女の目は血走り、顔中に血管が浮きでる

少年はリュックサックからなにやら取り出した

「はい、リンスのいらないメリット」

「メ?」

…それからというもの、女は枝毛に困らなくなりました。

だけどあだ名が一本糞頭になった。

怖い話投稿:ホラーテラー 霧頭さん  

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