某学園都市近郊での話。高校生だった俺は、深夜に母親から父親のタンクトップとブリーフとみそ汁茶碗を頼まれたんだ。
しちめんどくさいなぁなんて思いながらもけったを漕ぎ出した。
近くのコンビニまで行き、頼まれた物を購入。折り返して帰宅した。
途中、ハザードの黄色い看板がかけられてる金網の近くに不審な光沢のない黒いハマーが停車している。
こんな夜中に何しているか気になってしまい、けったを静かに倒し、茂みから様子を伺う。
「…逃げただと、被験者03号は危険だ…」
ハマーの周りをうろうろする黒服の男が迷彩服の男とひそひそとしゃべっていた。
これはただ事ではないと判断した俺はけったに素早く跨がり家路を急いだ
続く
怖い話投稿:ホラーテラー なめこさん
作者怖話