【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

毎月お題の短編練習枠(🌱初心者歓迎)

皆さんこんにちは。
一向に文章が上達しないふたばです。(´・ω・`)
己の練習に他人を巻き込んでやろうと、掲示板を建ててみました。
以下、ここでのルールを説明します。( ᴗ ̫ ᴗ )

🌱ここは、短編の練習をする為の掲示板です。

🌱毎月単語を3つ、お題として出しますので、短編の「三題怪談」を募集します。

🌱「三題怪談」とは、1つのお話に決められた3つのお題のワードを入れなければならないという“縛り”で御座います。

🌱お話の長さの目安は、原稿用紙2枚分(800字)程度。
(あくまでも目安です、越えてしまってもヨシとします)
文字数カウント↓
https://phonypianist.sakura.ne.jp/convenienttool/strcount.html

🌱お題は毎月一日に更新されます。

🌱提出期限は毎月28日までとします。

🌱お話はいくつ投稿しても構いません。

🌱初心者大歓迎。実際私もほぼ読み専なので、文章が下手っぴです。軽い気持ちでご参加下さいませ。

🌱ここで投稿されたお話は、“ご自身で書かれたお話ならば”怖話の通常投稿にあげても構いません。
寧ろ、多くの方に見ていただけるよう、ここで試し書き、本投稿で完成品といったように使って下さいませ。
何なら他サイトでも投稿されている方は、そちらへあげるのも問題御座いません。
(※他の方の掲示板でも同じとは限らないので、その都度そこの掲示板主へご確認下さい)

🌱題名も付けて頂けると助かります(題名は文字数には含みません)。

🌱感想だけのご参加も大歓迎です。

🌱明らかな荒らしコメントは即刻削除致します。慈悲はありません。

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【11月お題】

「黄泉」「狐」「エレベーター」

投稿期間 11/1 0:00〜11/28 23:59

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ですがまぁ…建ててみたは良いものの、私が独りで短編を書き続ける寂しい場所になりそうな気がします……

そこで!ちょっとした特典代わりと言っては何ですが、ここで投稿されたお話は、私ふたばが朗読させて頂きます。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
具体的に言うと、YouTubeにてその月に投稿されたお題の回答を、纏めとして朗読してアップします。
素人の朗読ですのでレベルは低いですが、創作意欲の糧になれれば幸いです。( ᴗ ̫ ᴗ )

※朗読されるのが嫌だという方は、お手数ですが文末に「※否朗読希望」とお書き下さいませ。

📚過去のお題アーカイブ
【9月お題】「彼岸」「ぶどう」「ネジ」
https://youtu.be/DlNJ68yKIfA
【10月お題】「十五夜(月のみでも可)」「図書館」「菊」
(※お題提供:あんみつ姫さん)
https://youtu.be/iA4spsQlSMA
【11月お題】「りんご」「子ども」「落ちる」
https://youtu.be/UMVBBrycZqU
【12月お題】「肖像画」「塩」「M」
(※お題提供:むぅさん)
https://youtu.be/MJmFrqUqvj0
【1月お題】 「ウシ」「晴れ」「厄」
https://youtu.be/N0tX10EOJoE
【2月お題】 「僧」「遊泳」「踊り」
Extraお題「怪僧」「宇宙遊泳」「阿波踊り」
(※お題提供:嗣人さん)
https://youtu.be/9j2vK_kKzhE
【3月お題】 「風」「証」「波」
https://youtu.be/zZoV2ce7poU
【4月お題】「サクラ」「窓辺」「人形」
https://youtu.be/kZzfmq8cNvM
【5月お題】「母」「鬱」「川」
https://youtu.be/RNqUE92-K2k
【6月お題】「クラゲ」「雨」「失踪」
https://youtu.be/BM0ataca42E
【7月お題】 「天の川」「亀裂」「写真」
https://youtu.be/RcXTXfzfKUk
【8月お題】「手を振る」「扉の向こう」「呼ばれる」
(※お題提供:ラグトさん)
https://youtu.be/omL3byV-eF0
【9月お題】「アリス」「スープ」「ハサミ」
https://youtu.be/w20FnRK-bQQ
【10月お題】「バラ」「時計」「たばこ」https://youtu.be/g_zxwy1H73I
【11月お題】「無人探査機 」「提灯鮟鱇 」「地引網 」
(※お題提供:ロビンⓂ︎さん)
【12月お題】
「プレゼント 」「空席」「信号 」
【1月お題】
「トラ」「階段」「玉」
【2月お題】
「ネコ 」「チョコレート」「箱」
【3月お題】
「ウメ 」「日記」「歌声」
【4月お題】
「駅 」「看板」「ポスト」
【5月お題】
「灯り」「公園」「針」
【6月お題】
「カッパ」「アジサイ」「自転車」
【7月お題】
「浜辺」「貝」「欄干」
【8月お題】
「ニセモノ」「蝋燭」「指」
【9月お題】
「帰り道」「ビン」「コスモス」
【10月お題】
「先生」「空腹」「筆」
【11月お題】
「橋」「ゾンビ」「忘れ物」
【12月お題】
「足音」「雪」「吐息」
【1月お題】
「ウサギ」「獣道」「目」
【2月お題】
「鬼」「酒」「身代わり」
【3月お題】
「都市伝説」「ピアノ」「ボタン」
【4月お題】
「絵本」「珈琲」「霞」
【5月お題】
「シミ」「地下」「蝿」
【6月お題】
「ダム」「悲鳴」「カエル」
【7月お題】
「夏草」「鏡」「プラネタリウム」
【8月お題】
「漂流」「雲」「ラムネ」
【9月お題】
「神隠し」「お米」「カバン」
【10月お題】
「皮」「警告」「お札」
【11月お題】
「1週間」「影」「オレンジ」
【12月お題】
「ケーキ」「透明」「チャイム」
【1月お題】
「 」「 」「 」
【2月お題】
「穴」「遅刻」「節」
【3月お題】
「足跡」「惑星」「メッセージ」
【4月お題】
「卵」「楽園」「嘘」
【5月お題】
「人混み」「電話」「花瓶」
【6月お題】
「墓場」「毒」「待つ」
【7月お題】
「海」「境界」「糸」
【8月お題】
「打ち上げ」「ライト」「未練」
【9月お題】
「借りもの」「バス停」「斜陽」
【10月お題】
「骨董」「ピエロ」「姉」

※追記:ここのお話を本投稿へもアップされる方へのお願い
🌱先に述べた通り、ここに書いたお話は一般の怖い話にも投稿して頂いて構いません(そもそも著作権は作者のものですから)
🌱一般投稿分は掲示板のレギュレーションから外れますので、文字数を気にせず加筆修正しても何も問題御座いません。
🌱ですが、投稿の際には題名に“三題怪談”の文字を付けないで下さい(同じ企画系列の題名が並ぶとうんざりしてしまうユーザーが現れ、揉める為。実際、過去にそういう事がありました)
🌱また、お題の単語をお話の解説欄に載せると、その単語に気を取られて純粋な短編として楽しめないので、読者的には解説欄には“掲示板より”とだけ書いて頂けると助かります。
(コメントにお題の単語をネタバレ防止で公開するのはアリです)
(ここのページのURLは貼っても貼らなくてもいいです)
🌱代わりに、投稿作のタグ欄に、お題の単語タグ3種と“毎月お題の短編練習枠”タグが知らぬ間に付いております。十中八九私ふたばが犯人なので怖がらないで下さい。

企画というより常設となるこの場所は、細く長く続けていきたいので、何卒、ご理解下さいませm(_ _)m

ご褒美の朗読、楽しみにしております。
にしても、作品数は少なくはないと思うので、Youtubeにアップする作業は大変なんじゃないでしょうか。
アナログ人間なので、どれくらい大変なのか分かってないのですが(((^_^;)

返信

皆様、沢山の秀逸な作品を有難う御座います。

この掲示板のお話ですが、やはり多くの方に読んで頂きたく、こちらの各作者様のお話を「怖い話」で是非投稿していただきたく思います( ᴗ ̫ ᴗ )
良いものはどんどん見てもらうべきです。

そのままのコピーペーストで無くても、お試しでここに800文字で書き、本投稿でより洗練して、中編や長編にリメイクするのも面白そうです╰(*´︶`*)╯

勿論、納得がいかないから投稿しない、というのも全然構いませんので、皆さんのお好きなようにやっちゃって下さいませ(=゚ω゚)ノ

返信

@ふたば さん
ありがとうございます! そうそう、こんな感じで指摘していただきたかったんです(笑
嫌な仕事をさせてしまい申し訳ありません。

『えびじぞう』
「地蔵様」というアイテムにまったく思い入れなく、単なる目印➕タイトルに活用した時の語感の良さで選んでしまいました。ですがご指摘の通り、読む方に要らぬ深読みをさせてしまいますね。地蔵様のそもそもの意味も考えておらず、どちらかといえば道祖神的な扱いでした。浅はかだったようです。本当は、道路拡張の際に地蔵様は撤去され、その名前は今やバス停にだけ残っている、という設定もあったのですが、入りきれませんでした。

『シミ』
やはり、ネジの扱いが弱いですよね。別にネジのイラストじゃなくていいよな、と自分でも思いながら書いていました。叔父さんが工場勤務、というのはネジと絡めてもいい設定ですね。ちなみに、「叔父さんが近づくと飼い猫が毛を逆立てて逃げた」という伏線もあったのですが、字数の関係でカットしてしまいました。ですがやはり、叔父さんを「それ」と思わせる伏線をいくつか散りばめた方が話がスムーズですね。
死体がネジで繋がっていた、というラストなら、前半に叔父さんのちょっと危ない趣味について言及するのもいいかもしれません。

大変参考になりました。書き直してまた再アップさせてもらおうと思います。
そして、温かいメッセージもありがとうございます。キタたちのネタもあるのですが、最近「なんか違う」感がつきまとい、途中まで書いては放置、を繰り返している次第です。
毎月お題を用意してくれるとのこと、ありがたいです。こちらで練習させていただきます。
ふたばさんも、お仕事を抱えている身でご無理はなさらないよう。また素敵な作品を読ませてくださいね。
そしてまた、拙作にダメ出ししてください(笑

返信

@カイト さん
私の方が文章が下手なので、あまり身になる指摘にはならないかと思いますが……

『えびじぞう』について
文章表現やお題の使い方については、問題無いかと思います。
個人的に気になった点は、お地蔵様の扱いですかね。お地蔵の仕業で怪異が起きているのではと思わせるミスリードが出来ている訳でもなく、ただの場所の目印になっているだけなのが勿体無いです。お地蔵様は供養目的で設置される事が多いですが、もしそんな曰くがあるのならば、現在その場にお地蔵様が無い事に何かしらのアクションが起こり得ます。
例えば、かの山葡萄さんが恩返しに自身が地蔵となったため、石像のお地蔵様が必要なくなり、その他は豊穣の地となった。とかですかね、今の状況でしたら変にお地蔵様の場所とするより墓場にした方が彼岸花も含め溶け込み易いですかね。
ちなみに、その場所を現在はバス停設定では無く、人怖なオチとして大繁盛のお化け屋敷設定にするのも面白そうですね、過去の逸話の通りネジさえ刺せば本物の幽霊が出て来るので、山葡萄の木の周りを囲むように建てれば脅かし役には困りませんからね。山葡萄さんのSOSなのか周辺の彼岸花の色が赤紫に変色しようが寧ろムードが出ていい感じですψ(`∇´)ψ

『シミ』について
ご自身が気にされている通り、「ネジ」の存在感が弱いですね。こういう使い方だと「ネジ」である必要が無いので難しいところです。
使うとしたら、キャラ立てとかでしょうか。主人公が縁側で機械弄りをしていたら、この子は所謂隠キャで出不精だから墓参りは面倒だったのかな、とか、叔父さんの作業着には所々ネジが引っ掛かった穴が空いているとかでしたら、工場勤務なのかな、みたいな想像の余地を与えられます。そしてそれを仕掛けに、「手作りのラジオは、ネジが余っているのに叔父さんが居ると音が鳴った」みたいな事が出来たらそれっぽいのですかね……
ちなみに、私の好みだと「叔父さんのシャツから伸びる腕には、葡萄の様に連なる穴のような傷が付いていた」からの「叔父さんの部屋には二人遺体、叔父さんとその元嫁の遺体は、決して離れないよう腕が骨ごとネジで繋がれていた」という二連コンボとかでしょうか。
まあ、後出しで案を出したところでですけれど…(´・ω・`)

カイトさんのお話は、いつも会話の力の抜け方がとてもリアルで、その舞台が日常である事に読者はストレス無く入り込めるのが特徴では無いかと思います。
だからこそ、その日常の世界にフィルターをかけたように異物が混じる『話シリーズ』は不思議で読み易く、カイトさんらしいお話だと思います。
先に述べたキャラ付けについても、このたった800文字の中でその会話や行動で充分既に表されております。これは私からすると凄い事です。
ですから、カイトさんには是非日常を中心に描いて欲しいですね。
そしてその日常に混じる異常たる怪異が、ゆっくりと日常にとって変わる長編シリーズだからこその変化があのシリーズの醍醐味だと思っております(『盆の船』と『海の話』のあの感じ滅茶苦茶好きです)。

…後半はただのファンからのメッセージですね( ᴗ ̫ ᴗ )
残念ながら私にはダメ出しは難しいですが、これから毎月ここではお題が出ますので、是非練習にとご参加下さいませ。

返信

@ふたばさん
すみません、ご負担をかけるつもりではなかったのです。
でも可能であれば、お願いしたいなぁと(笑
結構いい年ですが、「ここがダメ」って言ってもらわないとわからないことってありますよね。特に、自分は文章を書いていることを周りに話していないので、突っ込んだ指摘を受けたことがなくて。(イチャモンなら他サイトであるけど)ここにはあまりキツイ言葉を使う方はいらっしゃらないですし。
赤ペン先生に隣にいてほしいこの頃です…

返信

@カイト さんご参加有難う御座います。
だ、ダメ出しですか…私の苦手分野ですね(´・ω・`)
今出勤中なので、お昼休みに頑張ってみます…

返信

『シミ』
彼岸の中日、縁側でおはぎを食べながらくつろいでいると、譲二叔父がフラリとやってきた。
「よう」
叔父はどこかぎこちなく私の隣に座った。
私は空になったおはぎの皿をさりげなく背中に隠し、これまたおやつの葡萄を差し出した。叔父はそれには手をつけず尋ねる。
「兄貴は?」
「ママと墓参りデート」
「なんじゃそりゃ」
「叔父さんもお墓参り?」
「いや、ちょっと近くに来たから。そうか、お彼岸か」
叔父の台詞に私は内心「まぁ、墓参りの格好じゃないわな」と呟く。ヨレヨレのTシャツには、なぜかネジのイラストが大きくプリントされていた。
譲二叔父は父の弟で、常日頃から生活のだらしなさを注意されている人だった。私としては気楽で付き合いやすいが、半年前の離婚の原因が女と金にだらしなかったせいだと聞いたときには、さすがにドン引きした。
その後の落ち込みようには、少々同情してしまうけど。
「どうぞ」
せっかく来たのに口数の少ない叔父に、私は葡萄を勧めた。叔父が一粒摘んでゆっくり口に運ぶ。プツッと皮が弾ける音がして、迸った葡萄の赤紫色の果汁が叔父のTシャツにシミを作った。
と、一滴だけだったはずのシミはみるみる広がって、白いシャツを染めていった。ネジのイラストがまるで赤錆にまみれたようになり、異様な光景に私は言葉を失った。
それなのに、叔父はそれを一瞥することもなく、
「そろそろ帰るわ」
それだけ言って立ち上がり、さっさと歩いていってしまった。
一呼吸置いて体が動くようになった私はすぐに叔父を追いかけたが、つい今しがた去ったばかりの後ろ姿を、どこにも見つけることはできなかった。
・・・・・
三日後、叔父宅で遺体が見つかった。
死後一週間ほど経っていたという遺体は残暑にやられて腐敗が進んでいたが、それは確かに叔父本人で、離婚の痛手に耐えられなかったという遺書が残されていた。
死因は服毒死。ネジ柄のTシャツが、吐血によって赤黒く染まっていたそうだ。

(799文字)

もういっちょ。
「ネジ」の存在感を出すのが難しかったです。

返信

『えびじぞう』
儂の爺さんの若い頃の話だよ。
あそこにバス停があるだろ。昔そこには地蔵様があったんだが、そこに女の幽霊が出ると噂が立った。
幽霊は、なにかをブツブツ呟いて立っているだけなんだが、気味が悪くて仕方ない。
当時は時々お山から山伏が降りてきて、食べ物の代わりに家内安全の祈祷なんかをしてくれていた。そこで村人は、その山伏に幽霊退治を依頼したんだ。
爺さんは当時十五、六の血気盛んな若い衆で、山伏の先導をかって出た。爺さんは幽霊なんて信じてなかったから、尤もらしく引き受けた山伏がどうするつもりかと、ちょいと意地悪な気持ちもあったんだよ。
薄暮の頃、二人は彼岸花の咲く道を地蔵様へ向かった。
すると逢魔時とはよくいったもんで、本当に女の姿があったんだ。爺さんは腰を抜かしかけたが、山伏の手前逃げるわけにもいかない。虚勢を張って女に近づき、その顔を覗き込んだ。いやはや、我が祖父ながら豪胆だよね。
だけど女の顔を見てびっくり仰天。
女の両目には、大きなネジが突き刺さっていたのさ。ネジは勝手にグルグルと回り、締まったり緩んだりしていた。そのたびに、女の目から赤黒い血がじわじわと滲み出ていたんだ。
爺さんは、声も立てずに失神した。
気がついたときには、髭面の山伏に覗き込まれていた。
山伏は弄んでいた小さな二つのネジを爺さんに見せながら言った。
「そのエビカズラの木が、これを抜いて欲しいと言うてな。どこの悪童の仕業か、このような小さなネジでも身の内にあれば痛かろう」
恐る恐る近づくと、確かに地蔵様の裏に生えるエビカズラの根元には、小さいが痛々しい穴が二つあったという。
それからは、幽霊を見たという噂はなくなったんだ。
エビカズラ? あぁ、山葡萄のことだよ。爺さんは去り際、修験者の白い口髭が所々赤紫に染まっているのを見たというよ。
今もあのバス停のあたりには、山葡萄がたくさん生えてるよ。そうそう。だから、「えびじぞう」というのさ。

(797文字)

返信

面白そうな企画をありがとうございます。参戦させていただきます。
せっかくの練習の機会なので、いろいろご指摘いただきけたら嬉しいです。主にダメ出しの方…
最近また、なにを書いても「これだ!」というものを感じず、あれこれ書き散らしてます。

返信

綿貫一さんご報告有難う御座います(=゚ω゚)ノ

皆さんも遠慮なく一般投稿へもご投稿下さって大丈夫ですからねー(°▽°)
むしろ、掲示板なんか見に行かないという方も当然おりますので、私への報告無しでジャンジャン投稿して構いません。

あっちとこっちの棲み分けとしましては、
向こうは、評価を貰える、不特定多数の方からコメントが貰える可能性もある、という点。
こっちは、練習なのでランキングも無く気楽にアップ出来る、私が朗読して動画化する、という点。

どちらも、それぞれ違った創作意欲の向上に繋がればと思っております。( ᴗ ̫ ᴗ )

返信

ふたば様、
私も通常投稿させていただきましたので、ご報告いたします。
よろしくお願いいたします。

返信

@とっつ さん有難う御座います。

ここの掲示板の目的は「お話を収集する」事では無く、「お話を書く練習をする」ことなので、ここの掲示板外の怪談投稿枠どころか他サイトへコピペして頂いても構いませんよ(=゚ω゚)ノ
むしろ「文字数が多くなり過ぎてしまったから」「ワードが1つ入れれなかったから」という理由でここにあげ難いお話なんかは、一般投稿へ上がる方が気兼ねなく出来そうですね。

その場合も含め、出来るなら今回のように解説欄へ「掲示板参照」とだけ書いて頂けたら、宣伝にもなるので嬉しいです(。-人-。)

ちなみに、私はここのサイトで文字数を確認しております↓
https://phonypianist.sakura.ne.jp/convenienttool/strcount
とっつさんのお話は改行抜きで796文字ですので、こちらもクリアですね。

しいて言うなら、本文とは別に題名があると、こちらとしても纏めやすくなるので助かります( ᴗ ̫ ᴗ )

返信

本編にコピペしたんですが、そういうのは好ましくないとかありますか?
1%でもよろしくないことならすぐ消しますんで。

返信

お彼岸のある日。
樹木葬の桜の木の根元。
一人の女性が神妙な面持ちで両手を合わせていた。
ここは彼女の夫と娘が眠る場所だ。
二人を亡くしたのは、今から10年前。
家族に秘密にしていた借金を苦に、夫が一家心中を図ったのだ。
犯行現場は、家族の思い出のつまった自宅。
娘は首を絞められて死亡。
妻も首を絞められて意識を失ったが、数時間後、運良く息を吹き返し、一命をとりとめた。
夫は、二人を手にかけたあと、庭にあった桜で首を吊って死亡した。
遺骨を散骨したのは、その桜の根元だ。
世間は妻を「夫の狂行によって家族を失った悲劇の妻」そして「自らの命すら奪われようとしたにもかかわらず、夫と娘を供養し続ける、健気な妻」と思っている。
だが、妻の心の内は違っていた。
妻は、勝手な理由で大切な娘の命を奪った夫が許せなかった。
この家は元々夫の実家。
桜の木は、夫の誕生を記念して両親が植えたもので、夫の分身とも言えるもの。
散骨の際、夫の遺骨は桜の木の根元に埋葬されたが、娘の遺骨はそこから2メートルほど離れた場所に散骨された。
娘の遺骨を散骨した場所には、ぶどうの苗が植えられた。
妻はこの家に暮らし続けながら、桜の木とぶどうを見守り続けてきた。
ぶどうの蔓は、桜に巻きつき、成長とともに幹を強烈に締め上げるようになっていった。
10年を経た今、桜の幹は今にもネジ切られそうなほどに、ぶどうの侵食を受けていた。
今日はお彼岸であると同時に、二人の命日でもあった。
妻が両手を合わせたその時、巻き起こった一辻の疾風が、ネジ切れる寸前だった部分から、とうとう桜の木をポキリとへし折った。
それは娘の分身を利用して、妻が夫への復讐を果たした瞬間であった。
が、その直後、妻の方向へ倒れかかった桜の枝が、妻の喉元を貫き、夫もまた、本懐を成し遂げた瞬間でもあった。
物悲しい秋空の下、そして、誰もいなくなった。

僕もチャレンジしてみました。
けど、アナログ人間なので、何文字なのか調べ方がわかりません(((^_^;)
こういうお遊びは好きなので、毎月チャレンジしてみたいです。

返信

@ふたばさん
見える幸せと見えない幸せってありますよね。
この場合は確かに見えない方が良かったですね。
見たくもないのに見えてしまうのはしんどいですから、見える力が幼い時限定で良かったです。

返信

@ふたば
セーフとのこと、よかったです。

お婆さんをロボットに……ですか、なるほど。
お母さん案も出てきそう……。

返信

@綿貫一 さんお久しぶりです。
しっかり怖話なのでokです(`꒳´)b
それに練習枠ですからね、怪談になっているかよりもちゃんと書く事の方が大切で御座います。

相変わらずの、世にも奇妙な物語のようなお話が読めて嬉しく思います。
こう、(おそらく)何度もタブーに触れさせて高価なロボットが壊されてしまうなら、そんな事を口走るお婆さんをロボットと取り替えた方がローコストになりそうですね。
複数回分の誠ニより、一回分のお婆さんの方が結果的に安く済む事に気が付いた時、この家族の選択はどちらを選ぶのか気になります(°▽°)

返信

◇お彼岸◇
「おかえり、誠二。ひと休みする前に爺ちゃんに手を合わせてきなさい」
お彼岸でわざわざ帰省した俺に、開口一番母は言った。
仕方なく奥の間に行くと、仏壇の前に腰を降ろした。
仏壇には何枚かの写真が飾られていた。
古ぼけた祖父の写真。その隣にまだ新しい写真が置かれている。
見おぼえのあるその顔は、誰のものだっただろうか。
目を閉じ、手を合わせる。
線香と古い畳の匂いがした。
庭からは、ツクツクボウシの寂しげな鳴声が聞こえてくる。
ッキンーー。
不意に何かが弾けるような甲高い音。
続いて、ぽた、と何かが畳に落ちる音がした。
目を開ける。
それは小さなネジだった。
なんのネジだろう?いったいどこから
ぼとり
拾い上げようと伸ばした俺の腕が落ちた。
え?なんで
畳が迫ってくる。
視界が暗くなった。

『父さん、セイジ壊れたよ』
『誠一、コイツに誠二の写真見せたらダメだって言ったろ』
『俺じゃないよ、婆ちゃんだよ』
『コイツは誠二やない誠二やない』
『婆ちゃん、レンタルが気に入らないのはわかるけど、母さんがまだ認められないんだよ。ちょっと我慢してよ』
『しかし、ソフトもハードも弱すぎだろ。メーカーに文句言ってやる。こっちだって高い金払ってるんだ』
『誠二ー、ご飯の前にお風呂入っちゃってー。夕飯は誠二の大好きな』

目を開けると、工場の薄暗い天井が見えた。それがゆっくりと移動している。
違う。オレが移動しているんだ。ベルトコンベヤーで運ばれている。
周りにはオレと同じようなモノが、目を閉じ流れに身を任せている。
川の先に、光る葡萄のような巨大なオブジェが見えてきた。
マザー。
依頼者の希望に沿った人格をオレたちの身体に植え付け、そして消し去る中枢システム。
オレは自分が人でないことに気付いてはいけなかったのだろう。
でも気付いてしまった。本来視ることのできない世界の外側に。
ああ願わくば、機械に生み出されたオレたちにも、人と同じ彼岸がありますように。
母さん。

【800文字】

ふたば様、三題怪談、挑戦してみました(怪談なのか?)。
こんな噺を。

返信

@一日一日一ヨ羊羽子 さん、素敵なお話を有難う御座いますm(_ _)m
はい、この書き方で合っております。
葡萄のように黒っぽい肺胞…想像するだけでゾッとしますね。
しかもこのお話、おばあさんは主人公が見ていたモノが何であるか理解していましたが、心当たりがあるのか、若くは彼女にもそれが見えていたのか……
いずれにせよ、その言葉が嘘ではないと分かっていた彼女が、頭に彼岸の花が咲いていると宣告された時、一体どんな気持ちだったのでしょう……
そのなものなど、自分の為にも相手の為にも、見えない方が幸せなのかもしれませんね。

返信

◇予兆◇

祖父が入院したと聞いてお見舞いに行った時、私が幼い頃の不思議な話をしてくれた。

お前はちんまい時に色んなもんを見とった。空に羽生えた猫が飛んどるだ、山に大きな竜が巻きついとるだ、頓珍漢な事言うとった。
親戚に義明っておったろ?お前が葡萄食っとる時に、義明の頭に向かって一房持ちながら「おんなじの生えてる」言うた。
勿論、頭にゃ葡萄なんてありゃせん。だが、お前にはそれが見えとった。それからしばらくして、義明のやつ肺に病気が見つかったんだ。
婆さんはお前が見たのは病気の予兆だと言うた。
ワシが何で葡萄なんだって訊いたら婆さんが言うたんだ。
「肺の中に葡萄みたいのいっぱいあるだろ?だから、葡萄を生やして知らせとったんだよ。もし、耳が悪きゃ蝸牛でも引っ付いとったりしてな」って。
それだけじゃない。一緒に散歩しとったらお前が見えないもん拾い上げて、ぼーっと眺めておった。
何見とんだって訊いたら前を歩いとった兄ちゃん指して「頭のネジ、とれて落ちた」言うた。
それからそいつ、気が触れたか知らんが人殺して、その後自分も死におった。そいつは文字通り頭のネジが外れたんだろうな。
まあ、そんな事があってもワシは婆さんと違って半信半疑だった。でもな、お前がある時、婆さんの頭に花が咲いとる言うた。何の花か図鑑見して訊いたら「これ」って指した。それは彼岸の花だった。
それからしばらくして、婆さんは逝きよった。
もし、今もお前が見えとったら、ワシの頭に咲いた彼岸の花が見えたかもしれんな。

その年、祖父はこの世を去った。あの時、私も祖父自身も知らなかったけど、祖父の病気はかなり進行していて、助かる見込みはなかったそうだ。
祖父は自分の死期を察して、あんな話をしてくれたのだろうか。
当然、私はそんな事覚えてないし、今はそんなもの見えない。
でも、祖父の言う通り私が今も見えていたら、あの時、祖父の頭に咲いた彼岸の花が見えていたのだろうか。

【800文字】

お話の書き方これで合ってますでしょうか?
間違ってたらすいません。
色々制約があると大変ですね。勉強になりました。
精進します。

返信