【重要なお知らせ】「怖話」サービス終了のご案内

毎月お題の短編練習枠(🌱初心者歓迎)

皆さんこんにちは。
一向に文章が上達しないふたばです。(´・ω・`)
己の練習に他人を巻き込んでやろうと、掲示板を建ててみました。
以下、ここでのルールを説明します。( ᴗ ̫ ᴗ )

🌱ここは、短編の練習をする為の掲示板です。

🌱毎月単語を3つ、お題として出しますので、短編の「三題怪談」を募集します。

🌱「三題怪談」とは、1つのお話に決められた3つのお題のワードを入れなければならないという“縛り”で御座います。

🌱お話の長さの目安は、原稿用紙2枚分(800字)程度。
(あくまでも目安です、越えてしまってもヨシとします)
文字数カウント↓
https://phonypianist.sakura.ne.jp/convenienttool/strcount.html

🌱お題は毎月一日に更新されます。

🌱提出期限は毎月28日までとします。

🌱お話はいくつ投稿しても構いません。

🌱初心者大歓迎。実際私もほぼ読み専なので、文章が下手っぴです。軽い気持ちでご参加下さいませ。

🌱ここで投稿されたお話は、“ご自身で書かれたお話ならば”怖話の通常投稿にあげても構いません。
寧ろ、多くの方に見ていただけるよう、ここで試し書き、本投稿で完成品といったように使って下さいませ。
何なら他サイトでも投稿されている方は、そちらへあげるのも問題御座いません。
(※他の方の掲示板でも同じとは限らないので、その都度そこの掲示板主へご確認下さい)

🌱題名も付けて頂けると助かります(題名は文字数には含みません)。

🌱感想だけのご参加も大歓迎です。

🌱明らかな荒らしコメントは即刻削除致します。慈悲はありません。

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【11月お題】

「黄泉」「狐」「エレベーター」

投稿期間 11/1 0:00〜11/28 23:59

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ですがまぁ…建ててみたは良いものの、私が独りで短編を書き続ける寂しい場所になりそうな気がします……

そこで!ちょっとした特典代わりと言っては何ですが、ここで投稿されたお話は、私ふたばが朗読させて頂きます。ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
具体的に言うと、YouTubeにてその月に投稿されたお題の回答を、纏めとして朗読してアップします。
素人の朗読ですのでレベルは低いですが、創作意欲の糧になれれば幸いです。( ᴗ ̫ ᴗ )

※朗読されるのが嫌だという方は、お手数ですが文末に「※否朗読希望」とお書き下さいませ。

📚過去のお題アーカイブ
【9月お題】「彼岸」「ぶどう」「ネジ」
https://youtu.be/DlNJ68yKIfA
【10月お題】「十五夜(月のみでも可)」「図書館」「菊」
(※お題提供:あんみつ姫さん)
https://youtu.be/iA4spsQlSMA
【11月お題】「りんご」「子ども」「落ちる」
https://youtu.be/UMVBBrycZqU
【12月お題】「肖像画」「塩」「M」
(※お題提供:むぅさん)
https://youtu.be/MJmFrqUqvj0
【1月お題】 「ウシ」「晴れ」「厄」
https://youtu.be/N0tX10EOJoE
【2月お題】 「僧」「遊泳」「踊り」
Extraお題「怪僧」「宇宙遊泳」「阿波踊り」
(※お題提供:嗣人さん)
https://youtu.be/9j2vK_kKzhE
【3月お題】 「風」「証」「波」
https://youtu.be/zZoV2ce7poU
【4月お題】「サクラ」「窓辺」「人形」
https://youtu.be/kZzfmq8cNvM
【5月お題】「母」「鬱」「川」
https://youtu.be/RNqUE92-K2k
【6月お題】「クラゲ」「雨」「失踪」
https://youtu.be/BM0ataca42E
【7月お題】 「天の川」「亀裂」「写真」
https://youtu.be/RcXTXfzfKUk
【8月お題】「手を振る」「扉の向こう」「呼ばれる」
(※お題提供:ラグトさん)
https://youtu.be/omL3byV-eF0
【9月お題】「アリス」「スープ」「ハサミ」
https://youtu.be/w20FnRK-bQQ
【10月お題】「バラ」「時計」「たばこ」https://youtu.be/g_zxwy1H73I
【11月お題】「無人探査機 」「提灯鮟鱇 」「地引網 」
(※お題提供:ロビンⓂ︎さん)
【12月お題】
「プレゼント 」「空席」「信号 」
【1月お題】
「トラ」「階段」「玉」
【2月お題】
「ネコ 」「チョコレート」「箱」
【3月お題】
「ウメ 」「日記」「歌声」
【4月お題】
「駅 」「看板」「ポスト」
【5月お題】
「灯り」「公園」「針」
【6月お題】
「カッパ」「アジサイ」「自転車」
【7月お題】
「浜辺」「貝」「欄干」
【8月お題】
「ニセモノ」「蝋燭」「指」
【9月お題】
「帰り道」「ビン」「コスモス」
【10月お題】
「先生」「空腹」「筆」
【11月お題】
「橋」「ゾンビ」「忘れ物」
【12月お題】
「足音」「雪」「吐息」
【1月お題】
「ウサギ」「獣道」「目」
【2月お題】
「鬼」「酒」「身代わり」
【3月お題】
「都市伝説」「ピアノ」「ボタン」
【4月お題】
「絵本」「珈琲」「霞」
【5月お題】
「シミ」「地下」「蝿」
【6月お題】
「ダム」「悲鳴」「カエル」
【7月お題】
「夏草」「鏡」「プラネタリウム」
【8月お題】
「漂流」「雲」「ラムネ」
【9月お題】
「神隠し」「お米」「カバン」
【10月お題】
「皮」「警告」「お札」
【11月お題】
「1週間」「影」「オレンジ」
【12月お題】
「ケーキ」「透明」「チャイム」
【1月お題】
「 」「 」「 」
【2月お題】
「穴」「遅刻」「節」
【3月お題】
「足跡」「惑星」「メッセージ」
【4月お題】
「卵」「楽園」「嘘」
【5月お題】
「人混み」「電話」「花瓶」
【6月お題】
「墓場」「毒」「待つ」
【7月お題】
「海」「境界」「糸」
【8月お題】
「打ち上げ」「ライト」「未練」
【9月お題】
「借りもの」「バス停」「斜陽」
【10月お題】
「骨董」「ピエロ」「姉」

※追記:ここのお話を本投稿へもアップされる方へのお願い
🌱先に述べた通り、ここに書いたお話は一般の怖い話にも投稿して頂いて構いません(そもそも著作権は作者のものですから)
🌱一般投稿分は掲示板のレギュレーションから外れますので、文字数を気にせず加筆修正しても何も問題御座いません。
🌱ですが、投稿の際には題名に“三題怪談”の文字を付けないで下さい(同じ企画系列の題名が並ぶとうんざりしてしまうユーザーが現れ、揉める為。実際、過去にそういう事がありました)
🌱また、お題の単語をお話の解説欄に載せると、その単語に気を取られて純粋な短編として楽しめないので、読者的には解説欄には“掲示板より”とだけ書いて頂けると助かります。
(コメントにお題の単語をネタバレ防止で公開するのはアリです)
(ここのページのURLは貼っても貼らなくてもいいです)
🌱代わりに、投稿作のタグ欄に、お題の単語タグ3種と“毎月お題の短編練習枠”タグが知らぬ間に付いております。十中八九私ふたばが犯人なので怖がらないで下さい。

企画というより常設となるこの場所は、細く長く続けていきたいので、何卒、ご理解下さいませm(_ _)m

ぽんぽんペインでぴえん超えてぱおんなふたばです/(_-_)l

とっつさん
実際のところ、私は文字数数える事くらいしかしていないので、全然気にしないでくださいね。ここは、練習を目的とした掲示板ですから(=゚ω゚)ノ
というより、私も字数余裕ありますし少々改稿しようかしらん……

綿貫一さん
先月に引き続き有難う御座います。
お題×3+字数+ジャンルで既に5縛りなのに、名前3つで8縛りですか…!(綿貫さんてMなのかな* ̄∇ ̄)
ですが確かに、筆が進まない時は縛りがあった方がいいかも知れませんね。
図書館というお題だからか、色んな著書の名前が挙がって何だか賢くなった気になります。
時が流れても、その身が滅びても変わらない愛情。これこそが運命の恋なのですね╰(*´︶`*)╯♡

あんみつ姫さん
そうですよね。皆さん本当に素敵なお話を書いて下さいますよね。ここは先生がいっぱいで、本当に自分も頑張らないとってなります💪🏻(`꒳´)
閑静な図書館という、現代の日常と真逆の場所。そこで生まれるドラマと幻燈に、私も一読書として夢心地です( ᴗ ̫ ᴗ )

返信

あんみつ姫様
おはようございます。
お読みいただきありがとうございます。
あんみつ姫様とふたば様の提示させるお題と、字数制限に苦しめられながら、楽しんで書くことができました。
制約があるって逆にいいな、と思う次第です。

図書館は特別なイメージがありますね。
学校の図書室もしかり。
日中騒がしい学校においても、喧騒から切り離された別空間ですし。
在学中に一度も頁をめくることもない本が大半なのに、それらが本の森を作っている様とか。
なんというか、非日常だな、と感じます。

返信

綿貫一様
おはようございます。
おひさしぶりでございます。
最近、また、ぼちぼちとこのサイトを訪れて、楽しませていただいておりました。
ふたば様が、気を遣ってくださったのか、この企画にお声をかけてくださって、おこがましいとは存じましたが、この素晴らしい企画の一端を担わせていただいておりました。
本日は、素敵なお話をありがとうございました。
提示した私が書きあぐねているようなお題を、800字という制限の中、これほどまでに完成度の高い作品に仕上げてしまうとは、さすがです。
作家様が図書館に抱くイメージは、皆様とても静謐で面映ゆい気持ちでおります。
朝から、すみませんでした。
そして、ありがとうございました。(って、私が言うことでもないですが、かんどういたしましたので。)

返信

yours

この図書館には幽霊が出るらしい。
そんな噂を聞いた。

金木犀の香りが街を包んだ、秋の日の夜のことだった。
閉館後の真っ暗な図書館。僕はこの時間が好きだ。
静寂の中、月明かりで本を読む。司書の特権だ。
ところが、その日は先客がいた。
天窓から月の光が降り注ぐ一席に、白菊の花を生けた花瓶が置かれている。
そしてそこには、学生服の少女が座って本を読んでいた。
月光に浮かび上がる肌は、透き通るように白い。
ああ、彼女が噂の幽霊か、と僕は妙に納得した。
恐ろしくはない。
ただ、美しかった。
僕は書棚から一冊の本を抜き出して、それを持って彼女の向かいの席に腰を降ろした。
イワン・ツルゲーネフ・著、二葉亭四迷・訳、『片恋』。
僕はあえて、背の書名を彼女から見えるように持ちながら、黙って本を読み出した。
そんな僕の珍妙な行動に、彼女は驚いたように目を丸くした。
とっつきにくそうな印象は一瞬で消え失せ、代わりに悪戯好きの子供のような笑みが浮かんだ。

結論を云えば、彼女は幽霊ではなかった。
閉館後もこっそり隠れて本を読んでいるような、ただの本好きの、僕の初恋の人だ。

「こんばんは」
図書館の入り口で、私は馴染みの老守衛に声をかける。
「ああ奥さん、どうも。今年ももう金木犀の時期ですか」
彼はにこりを笑うと、閉館後の館内に、私を招き入れた。
私は持参した白菊を花瓶に生けて机の上に飾った。
あの日と同じ本を手に、月明かりの席に着く。
夜が日付をまたいだ頃、暗闇の奥からおずおずと、白い影が歩み出てきた。
あの日の姿で、彼が。
「儂は本が好きだ。多くの本は儂に深い感動を与えてくれた。
だがもし、すべてを忘れてもう一度、初めての感動を味わえるのなら、それもまた素敵なことかもしれないな」
夫は生前、そんなことを言っていた。
私との出逢いも、貴方にとって大切な初めてだったのね?
私、もうしわくちゃのお婆ちゃんなのよ?
幽霊は澄んだ瞳で、あの頃の私を見つめていた。

返信

こんばんは。
今月のお題、なんとか800文字で書きました。
例によって怖くはありませんが…。
お題の3ワードの他に、ここまでに投稿されたお三方のお名前を入れ込もうかな、と自分で勝手に縛りを設けてみました。
それでは、こんな噺を。

返信

@ふたば 様
削りに削った結果、80文字も余裕が…(((・・;)
カッスカスに削ぎ落とし過ぎて、味も素っ気もなくなってしまったので、
もう少しだけ肉づけしたものを、完成版として、いずれ投稿しようと思います。
期限はまだあるし、僕ばかり面倒みてもらったので、少し時間をおいて投稿させていただきます(*^^*)
文字数の確認ですが、URLを入力してみましたが、使用しているタブレットが古いせいらしく、ページが表示出来ませんでした(((^_^;)
今後も文字数の確認は頼ってしまうことになりそうです。
世話のかかる奴で申し訳ないですm(__)m
とりあえず、しばらくは皆さんの三題怪談の投稿を楽しみにしていようと思っています。
なにかとお手数おかけしました(;^_^A
けど、とてもいい緊張感の中で作品を書けたので、非常に感謝しています。
ありがとうございました(^-^)v

返信

@とっつ さん
おお!改行・空白抜きの文字数713文字!(°▽°)
最初の1440文字から、半分以上の仰天チェンジダイエットですね。
お疲れ様でした(≧ω≦)ゞ
ここまで残った文章は、本当にとっつさんが大切にして来た言葉達という事ですからね。私も読ませて戴く際には心をより込まなければですね( ᴗ ̫ ᴗ )

返信

ハァハァハァハァ…。
力石徹ばりに、極限まで減量してみました。
もう、唾の一滴すら出ません。
なんとか文字数制限クリアできた気がしますが…。
これでもダメなら、尻の毛を全部引っこ抜きます。

返信

「星に興味がおありですか。今度お話しませんか」
図書館で見掛けた彼女に一目惚れした僕は思い切って手紙を送った。
彼女はすぐに返事をくれた。
「私で良ければ喜んで」
その日から毎日のように図書館で会い、夜空の星々について時間が許す限り語らった。
それは僕にとって淡い青春の一ページになる筈だった。
あの日が来るまでは…。
§
ある日、彼女からお誘いの手紙が。
「今夜は十五夜ですね。とっておきの場所で二人で月を見ませんか」
「はい。喜んで」
僕は人生最高の瞬間を噛み締めた。
§
ところがその晩、祖父が急逝したとの訃報が。
連絡先すら交換していなかった僕は
「理由さえ話せば許してくれる筈。今度ちゃんと謝ろう」
と心に決めていた。
が、翌朝のこと。
葬儀の準備で慌ただしい中、衝撃のニュースを目にした。
彼女が亡くなったのだ。
昨夜、特急列車に轢かれ、即死したという。
§
あれから一年。
僕は今、彼女との約束の地にいる。
ここはとある秘境駅。
壁も屋根もなく、板を張り付けただけのホームの片隅に、菊の花束がそっと置かれていた。
ここで一人、夜空を眺めていた。
「なるほど。本当に綺麗だ」
たったひとつの外灯に照らされた無人駅。
まっすぐに伸びる線路。
両脇に連なる赤蝦夷松の防風林。
澄んだ光を放つ十五夜の月。
彼女が見せようとした景色は本当に美しかった。
一筋の涙が頬を伝った。
その時ハッキリと見えた。
線路の向こうに佇む彼女の姿が。
あれほど恋焦がれた彼女が、手を伸ばせば届く所にいる。
思わずホームを飛び下り、彼女のもとへ駆け寄った。
§
「ニュースです。昨夜、ろう学校に通う男子学生が特急列車に轢かれ、即死する事故が起きました。この場所は一年前にも同じ学校の女生徒が死亡する事故が起きており…」

返信

野菊の花言葉【障害】

入りきらなかった情報がいっぱいなので、ちょっくら書き足し書き足しして、本投稿欄へもアップしましょうかね(´・ω・`)

自身の練習の為に掲示板建てた私が、前回に引き続き1番怖くないお話を書いている様な気が……_:(´ཀ`」 ∠):

返信

『畢生の図書館』

やあやあ、いらっしゃい。ようこそ、畢生の図書館へ。
ゆっくりしていくと良いよ、どうせ此処では時間なんてものも存在しない。気の済むまで、此処に居れば良い。
君もあの野菊の道を通って此処に来たのだろう。
急に立派な建物が現れて吃驚してしまったんじゃないかな。
大丈夫さ、帰る時は、入って来た時と同じ扉から出れば良い。
必ず、入って来た扉から、ね。
此処は畢生の図書館。
あらゆる人々の生涯を、物語として読む事の出来る、不思議な場所さ。
そして此処は、大きな人生の岐路に立たされている者達の、己の物語を振り返る為の場所でもある。
君も、悩み事があるのだろう。だったら、君の物語でも、それ以外の人の物語でも、読んでみるといい。
……

……

……

随分と熱心に読んでいるね。
君が尊敬する偉人の物語、君の先祖の物語、君の前世の物語……
…それで、悩み事は解決したのかい。
……
まあ、そう焦る事はないさ。
そうだね…、僕にはね、とっても好きな言葉があるんだ。
『月に叢雲花に風』って言葉。聞いた事はあるんじゃないかな。
好事には兎に角差し障りが多いって意味なんだけどさ、あまり良い意味では無い言葉だけれど、とても美しい言葉だとは思はないかい?
月と、群れを成す雲と、花と、そして風。
花鳥風月の内、3つが入っている。それに、月にはちょっとくらい雲があった方が風情があると、枕草子では言っている。
雲も風も、人の手ではどうしようもないものだけれど、そのどれも、美しき自然の縁だ。
君の本はこれだったね。
君もまだ若くて、まだ物語も途中なのに、こんなにも本が厚くなっている。
きっと、もの凄く頑張って来たんだね。
だから、月に重なる叢雲も、花に吹き付ける風も美しかったと、きっと君なら笑って言えるようになるよ。
だからもう大丈夫。
その扉を開けて進めば、元の野菊の道へ戻れるから。
さあ、いってらっしゃい。

【767文字】

返信

@とっつ さん
300文字以上縮まってかなりスマートになりましたが、お話の流れがそのままなのは凄いですね(O_O)
ですが、これでも1090文字なんですよね……
場面転換を減らす為に「今夜は十五夜ですね……」の手紙から始めれば、少しは削れますが、これから更にもう300文字となると、本当に何処かを諦めなければならなそうです……

返信

どうかな?
まだちょっと長い気がするんですけど(((^_^;)
荒く肉を削るつもりでしたが、これ以上削るとなると、物語の骨子に手をつけるしかなくなるかも?
でも、アスラン・ザラ…じゃなくて
桂小太郎…でもなく
渚カオル…もとい
ふたば様に朗読してもらえるなら、
僕はまだまだ頑張れる気がします。q(^-^q)
あんみつ姫様他、優秀な投稿者の皆様、一緒に頑張りましょう(*^^*)
いつか、どさくさに紛れて
「元気少ないね」
と、言ってもらうために(((^_^;)

返信

僕は恋をした。
同じ学校の女子学生だ。
図書館で熱心に天体に関する本を読み耽る彼女の横顔に一目惚れしたのだ。
僕は思いきって手紙を送った。
「星に興味があるのですか。今度お話しませんか」
彼女はすぐに「私で良ければ喜んで」と返事をくれた。
その日から放課後は毎日のように図書館で会っては、無言で手紙をやり取りしながら、天体や夜空の星々について、時間が許すまで語り合った。
それは僕にとって、淡い青春の一ページになるはずだった。
あの日が来るまでは…。
§
ある日、彼女からこんなお誘いの手紙を受け取った。
「今夜は十五夜ですね。月が綺麗に見えるとっておきの場所を知っているので、今夜そこで一緒に月を見ませんか」
僕は舞い上がるように喜んだ。
「これはデートのお誘い?二人だけで夜空を眺めて、そして…」
沸き上がる色んな妄想を必死に堪えながら、もちろん
「はい。喜んで」
と返信した。
僕はこれまでの人生で最高の幸せを噛み締めていた。
§
ところがその晩のこと。
約束に間に合うようにこっそりと家を出ようとしていたとき、祖父が急逝したとの訃報が入ったのだ。
お互いの連絡先すら交換していなかった僕は、ドタキャンの連絡ができなかったが「理由さえ話せば許してくれるはず。今度ちゃんと謝ろう」と心に決めていた。
が、その願いが叶えられることは永遠に失われてしまうこととなる。
§
翌朝のこと。
葬儀の準備で慌ただしくしている中、衝撃のニュースを目にした。
彼女が亡くなったのだ。
ニュースによると、昨夜、特急列車に轢かれ、即死したという。
§
あれから一年。
僕は今、彼女との約束の地に来ている。
とある秘境駅だ。
壁も屋根もなく、骨組みに板を張り付けただけの素朴なホームの片隅には、彼女のために手向けられた菊の花束がそっと置かれていた。
今日は十五夜。
僕はそこで一人、夜空を眺めていた。
「なるほど。本当に綺麗だ」
たったひとつの外灯に照らされた無人駅。
まっすぐに伸びる線路の両脇に連なる赤蝦夷松の防風林。
澄んだ光を放つ十五夜の月。
それらがまるで絵画のように光と影のコントラストを織り成している。
彼女が僕に見せたかった光景は、本当に美しいものだった。
気づけば、一筋の涙が頬を伝っていた。
そのとき、僕にはハッキリと見えた。
線路の向こうに佇む彼女の姿が。
あれほど恋い焦がれ、会いたくても会えなかった彼女が、手を伸ばせば届く距離にいるのだ。
僕は思わずホームを飛び下り、彼女のもとへ駆け出した。
§
「ニュースです。昨夜、ろう学校に通う男子学生が特急列車に轢かれ、即死する事故が発生しました。この場所では一年前にも、同じろう学校の女子学生が死亡する事故が起きており…」

返信

@とっつ さん、
レギュレーションを満たすまでは「否朗読」ですね、承知致しました( ᴗ ̫ ᴗ )
とっつさんの現段階のお話は1440文字で、実はかなりの超過ですね。思い切ってシーンごと削らないと800文字は難しいです。折角の修行の場、是非頑張って下さいませ٩( 'ω' )و

朗読は、まだ自分で納得の出来るレベルに達していないので、10月分は9月よりも上手く読めるようになりたいですね。
しかし…「声優の石田彰さんに声がソックリ」というのは初めて言われた事なので滅茶苦茶嬉しいです!(*≧∀≦*)
実際、私もあのミステリアスだけど芯のある、丁寧な(ねっとりした)喋り方を目標としていたので、どの声優さんの名前を挙げられるよりも最高に嬉しいですヽ(;▽;)
確かに、朗読をする約束逆手に、台詞リクエストも出来てしまいますね……(゚ω゚)

返信

@とっつ 様
文字数制限は、辛いですよね。
正直私も苦手です。
何編か書きかけの作品があるのですが、思い切って削除撤回したり、大ナタを振るう勇気もなく、さりとて、これでいいのだ!と、開き直り投稿する気概もなく、かなりの数の駄作拙作が、宙に浮いたまま放置状態にあります。
とっつ様はじめ、お題に対し、よしトライしてみようと行動に移せること自体、素晴らしい!
もう、8割は書けていると思ってもよろしいかと存じます。

大小名のある賞の大部分は、文字数制限や、投稿規約があるのが当たり前ですし、素人とはいえ、人様に読んでいただくための作法として、最低限の決まりだけは押さえて置こうと心がけてはおりますが、なかなかうまく行きません。
幸いにして、このような場を与えられたことに感謝し、遅い目覚めながらも、皆様に手を携えていただきながら、ぼちぼちと歩き始めようかなぁと秋の長雨を眺めながら、(ダジャレです)皆様のすぐれた作品を前に、ため息をついておりました。
期限は、今月末とのことですから、何作でも投稿なさってみてくださいね。
自信をもってよろしいかと存じます。

返信

文字数やっぱりヤっちゃってますよね(((^_^;)
でも、一応、ここは練習場所ってことなんで、800文字に収まるように何度か書き直してみようと思ってます。
レギュレーションを満たすまでは、「否朗読」ってことでお願いしますm(__)m
あと、「この素材なら、自分はこう書く」みたいに、誰かに勝手にリメイクしてもらうのも全然アリです。
要約すると「死んだ恋人(未満?)との約束を果たしたところで、当の本人も列車に轢かれて死亡」っていう単純なストーリーです。
「手紙でのやり取り」が伏線になっていて、最後は「盲目的な恋心によって、耳の不自由な主人公が列車の接近に気づけなかった」っていうオチになってます。

Youtubeの朗読ですが、本当に素晴らしいです。
逆に、僕の稚拙な文章をわざわざ読み上げていただくことが、お恥ずかしいと思うほどに。
声優の石田彰さんに声がソックリですね。
朗読を逆手にとって
「ズラじゃない。カツラだ」とか
「次に会ったときは、君を討つ」とか言わせちゃおうかな(^_-)

返信

わぁ私がバタバタしている隙に2つもお話が上がってる…!(°▽°)

久しぶりに珍味さんのお話が読めるなんて、これだけでもう1ヵ月分の幸福です。皆さん、私のお陰で珍味さんの新作が読めるんですよ〜。( ー̀֊ー́ )✧ドヤァ
しかも、何とも一作目にふさわしいお話。初手に一行でお題を使ってやったぜという出落ち、と見せかけて微笑ましい会話の流れで深まるやり取り、珍味さんの博識さが光ります。
そのままほんわかで終わると見せ掛け、ラスト1行の思わせぶりなホラー行動……
読み手の「あれっ?」への答え方が何とも秀逸なお話でした。(=゚ω゚)ノ

あんみつ姫さんも有難う御座います。( ᴗ ̫ ᴗ )
私には気にせず、ジャンジャン長文のコメントを打ってしまって下さい。
しかも、「あぁ、ぐずぐずしていたら先こされちゃいましたね。(笑) 」だなんて……
これはつまり、期待してしまって良いのですね!そういう事なのですね!(*⁰▿⁰*)

そしてとっつさんも、先月にも引き続きのご参加有難う御座います。( ᴗ ̫ ᴗ )
今回のお題は中々難しいですので、形にするのだけでも本当に凄いです。私なんて、まだ1行も書けておりませんもん。(←おいコラw)
一応言っておきますと、文字数はバッチリ超過しちゃってますね……
ですがその分、何ともドラマのあるお話で御座いました。夜の風景である筈なのに、こんなにも光と影のコントラストが描けるのは、十五夜のお月様だからこそなのでしょうね。ꪔ̤̥ꪔ̤̮ꪔ̤̫

宣伝の方も有難う御座います。
本投稿の方にもお邪魔させていただきますね。

返信

とりあえず頑張って書いてみました。
すごく難しいお題でした(((^_^;)
字数の調べ方がわからないので、字数オーバーしてたらごめんなさいm(__)m
あと、またお節介でPRしたいので、怖い話にも投稿しちゃいますね。

返信

『天体観測』

僕はある女性に恋をした。
同じ学校に通う女子生徒だ。
学校の図書館で熱心に天体に関する本を読み耽る彼女の横顔に一目惚れしたのだ。
僕は思いきって彼女に手紙を送った。
「星に興味があるのですか。僕も天体に興味があります。僕には夜空に興味がある友達がいないので、今度お話しませんか」
それはラブレターと呼べるようなものではなかったが、彼女はすぐに「私も夜空の話ができる友達が欲しかったの。私で良ければ喜んで」と返事をくれた。
その日から、僕と彼女は放課後、毎日のように図書館で会っては、他の利用者に迷惑がかからないように、手紙をやり取りしながら、天体や夜空の星々について、時間が許すまで語り合った。
それは僕にとって、とても大切な淡い青春の一ページになるはずだった。
あの日が来るまでは…。
※※※※※
ある日、彼女から、こんなお誘いの手紙を受け取った。
「今夜は十五夜ですね。実は私、月が綺麗に見えるとっておきの場所を知っています。よかったら、今夜そこで一緒に月を見ませんか」
僕は舞い上がるように喜んだ。
「これはデートのお誘い?二人だけで夜空を眺めて、そして…」
僕は色んな妄想が沸き上がって来るのを必死にこらえながら、もちろん
「はい。喜んで。楽しみにしています」
と返事をした。
僕はこれまでの人生で最高の幸せを噛み締めていた。
※※※※※
ところがその晩のこと。
約束の時間に間に合うように、こっそりと家を出ようとしていたとき、血相を変えた両親が僕の部屋に飛び込んできた。
「じいちゃんが危篤だ。今すぐ病院に向かうぞ」
僕は家族にはデートのことを秘密にしていたので、断りきれずに病院に向かうはめに。
まだ、お互いの連絡先すら交換していなかったので、彼女にドタキャンの連絡ができなかったが、「きちんと理由を話せば許してくれるはず。明日ちゃんと謝ろう」と心に決めていた。
が、その願いが叶えられることは永久になくなってしまうこととなる。
※※※※※
じいちゃんは峠を越え、容態が安定したので、深夜に家族揃って帰宅。
夜が明け、目覚めたとき、衝撃のニュースを目にした。
彼女が亡くなったのだ。
ニュースによると、昨夜、特急列車に轢かれ、即死したという。
※※※※※
あれから一年。
僕は今、彼女との約束の地に来ている。
壁も屋根もなく、木の板を骨組みに張り付けただけの短いホームしかない、いわゆる秘境駅だ。
ホームの片隅には、彼女のために手向けられた菊の花束がそっと置かれていた。
今日は十五夜。
僕はそこで一人、夜空を眺めていた。
「なるほど。本当に綺麗だ」
たったひとつの外灯に照らされた無人駅。
まっすぐに伸びる線路の両脇に連なる赤蝦夷松の防風林。
澄んだ光りを放つ十五夜の月。
それらが、まるで絵画のように光りと影のコントラストを織り成している。
彼女が僕に見せたかった光景は、本当に美しいものだった。
頬を伝う一筋の涙がキラリと月明かりに照らされた。
そのとき、僕にはハッキリと見えた。
線路の向こうにたたずむ彼女の姿が。
あれほど恋い焦がれ、会いたくても会えなかった彼女が、手を伸ばせば届きそうな距離にいるのだ。
僕は思わずホームを飛び下り、彼女のもとへ駆け出した。
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「次のニュースです。昨夜、ろう学校に通う男子学生が駅のホームに飛び下りたところを特急列車に轢かれ、即死する事件が発生しました。警察は事故と自殺の両面で捜査をしているということです。この場所では一年前にも、同じろう学校の女子生徒がなくなる事件が起きており、JRでは安全面での対策を…」

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