最近家を買った。
築100年は越えてるであろう平屋だ。
田舎好きな俺は結構気に入ってる。
モテない俺はここに一生
一人暮らしであろう。
まぁそれも気楽でいいかな。
さて前置きはこれくらいにして話を始めよう。
こないだからなんだが、
最近寝てると夜中に気配がすんだよ。
もちろん冒頭にも書いたがモテねぇ
俺は一人暮らしよ
誰かいるわけねーってな
でもよ、見ちまったんだよこれが
幽霊だよ幽霊。
夜中に気配がすっから起きてみたらよ
あーらびっくり枕元にじじいが立ってんの(笑)
以下俺とじじいの会話。
俺
「誰や?笑」
じーさん
「儂か?わしゃじーさんじゃ。」
俺
「いやみりゃわかるけど(笑)」
「人ん家でなにしてんの?」
じーさん
「人ん家も何もわしん家じゃよ」
「30年前からわしん家じゃ。」
「と、言ってもぽっくり逝っちまったけどな(笑)」
俺
「今の世帯主は俺(笑)」
じーさん
「何をいっちょるかえ?わしん家じゃよ?」
俺
「いやいや俺ん家(笑)」
どーでもいいけど早く成仏したら?(笑)」
じーさん
「なぁにを言っとるか!」
「ここはわしん家じゃ」
俺
「取り合えずでてってくれ」
じーさん
「あん?なんだってぇ?」
俺
「お決まりのボケはいいからさ(笑)」
じーさん
「おにぎりの中身は梅干しよな。」
俺
「誰も聞いてねぇよ(笑)」
「どうやったら聞き違えんだよ(笑)」
じーさん
「……?」
俺
「鼻糞ほじってんじゃねーよ(笑)」
とまぁ幽霊のくせに怖くないんだよ。これが。
最近毎晩遊びに来るんだ。
一人身の俺には言い話相手になってくれるよ。
今夜を来るんだろうな。
焼酎でも用意して待ってるとしよう。
END
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話