続きです
下山した俺たちは疲れ果てていて、ホテルに早く帰りたかったが拳銃は1日いくらで借りているらしく今日返したいらしい
泥まみれの服で事務所へ
おっちゃんは俺らの姿を見て驚いていた
おっちゃん「どうしたんですか。その格好は」
C「はは・・すいません。見苦しい恰好でこれお返しします。ありがとうございました」
おっちゃん「ん?一発も使わなかったんですか?」
C「ええ。いろいろありまして」
おっちゃん「・・・まあいいでしょう。お金もいただいてますし」
C「・・・あ、やっぱりこれ、売ってもらえませんか?」
おっちゃん「構いませんけど、前にも話した通りこれ使用歴ありますよ」
C「ええ。それでもいいです」
事務所をでた俺はCに聞いた
俺「返すためにこんな恰好で事務所にいったんじゃないの?」
C「・・・・」
B「そういや看板なかったね。どうでもいいけど」
そして俺たちはホテルで爆睡し、すぐに帰った
金の話はあいまいになり、誰も触れない。
三日後、Bから電話がきた
B「おい!すぐニュース見ろ!」
テレビを見ると立てこもりのニュースがやっている犯人はC
特定されるから少しぼかすけど同じ組の人を撃った後、拳銃をもって家族を人質にしているらしい
撃たれた人とCはすごく仲が良く誰も何で撃ったか最後まで分からなかった
結局家族は無傷で解放されたがCは破門となり、
俺らは上から会うのを禁止された
その後Bと俺はCに会っていない(服役中だしね)
が、一度奥さんを訪ねた
。
旅行から帰ってきたと思ったら部屋から出たがらず、いつも銃を手放さなかったらしい
旅行と関係あるのかはわからない。落ちもない
実話だし
Bは奥さんに生活費として200万払った
可哀そうだと思っただけなのか、賭けに負けたのを認めたのか。
俺はどっちなのかは聞かなかった
終わり
怖い話投稿:ホラーテラー Aさん
作者怖話