短編1
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娘と父親

私は毎日父親に暴力をふるわれていた。

ひどい時はタバコの火を腕に押し付けられたりもした。

私はいつも、やめてと大声で叫ぶ。誰か助けに来てくれる事を願って。でもみんな冷たいのね、いくら叫んでも誰も助けてはくれなかった。

ある日、私はいつものように父親に殴られた。

そして倒れこんだ先に果物ナイフがあった。

私は父親を刺したの。なんか気持ちがいい。

父親は、大声をだして助けを求めた後、倒れたの。でも果物ナイフで一回刺したくらいじゃ死なないか。

私は何回も刺した。何回も何回も…

快感だった。だって、私を殴った父親がただの醜い肉になっていくんだもん。それに料理とか好きだし。

そんなとき、隣人が家にきたのね。私が助けを求めても何もしなかったくせに…

むかつくから隣人もめった刺し。

そして警察がきたの。どうやら隣人が呼んだみたい。ほんとにうっとうしい。

まぁ捕まっても私悪くないもん。正当防衛ですむんじゃない?

警察官も目をそらしてる、ただの醜い肉じゃない。

私は警察に行った後、裁判をうけた。

判決は。

懲役20年。何だ、案外ながいのね。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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