短編2
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ビル

だいぶ前

の話になるけど

一回

俺と友達〔A〕

と有名な心霊ビル?

みたいなところにいってきたんだけど

そこの中の地下二階に

「アケルナ」

って書いてある

扉があった。

その「アケルナ」

って字がなんか血で書かれた様な

赤黒い色で

しかも扉一面に

びっしりアケルナ

アケルナアケルナアケルナアケルナ

って書いてあった。

まぁ

まずそこで

軽くビビったんだけど

Aのやつが

「これ書いた人頑張ったなぁ」

とか言い出して

その扉

開けようとしたんだ。

そしたら

いきなり後ろの方から

「ドンッ!!!」

って音がした。

俺とAは

2人同時に「えっ??」

てゆってしまった。

そしたら

その声でその音の主?

みたいなのに

バレたらしく

その音が

「ドンッドッドドドドドッ!!」

って感じで

すごい早さで

俺等の方へ近づいてきた

俺とAは

半泣き状態で

急いで扉を開けて

中に入った。

この時は

とにかくその音から

逃げたくて

何も考えずに扉

を開けて中に入ったため今から襲い掛かってくる恐怖のことなんて

予想もしていなかった。

その中は

真っ暗だった

Aはさっきまで余裕の

表情だったのに

今は完全にビビりきっている。

俺もビビってはいたが

早くここから抜け出したいという気持ちが

強かったので、

まずは電気のスイッチを探すことにした

手さぐりで壁を

調べていくとスイッチ

に手がふれた。

すぐに電気をつけると

そこは何もない

ただの部屋だった。

しかし壁という壁に

「アケタナアケタナアケタナアケタナアケタナアケタナアケタナアケタナアケタナ」

と書かれていた。

俺等はビックリして

おもわず叫んでしまった。

叫んだと同時に

扉が外から思い切り

「ドンッドンッ!ドンッドドドドドンッ」

と叩かれた

俺はそこで気を失ってしまった。

Aに体をゆらされて

目が覚めた。

あの後

俺が気を失って

しばらくして音が

ピタッと止んだらしい

そこでAが

勇気を出して扉を開けて外をみてみたら。

そこには誰もおらず

扉には真っ赤な手形

がいくつもついていたらしい。

このことが

あってからはもう

心霊スポットに行くことはやめた。

けっきょく

あの音は誰が出していたのかそれは人間だったのかはわからなかったが、確かめたいとは

思わないので、

誰か同じ体験をしたら

教えて欲しい。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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