今回は弁慶の正体について紹介させてもらう。
武蔵坊弁慶は黒人だった。
現に、中尊寺に伝わる彼の肖像画は黒い肌の獣のような毛深い人物として描かれている。
江戸時代の鎖国の影響か、世界から孤立したと思われる日本。
だが、実は古来より多くの異邦人たちが訪れていた。
現に奈良時代にはペルシアの王女が流れ着いたという記録もある。
日本はシルクロード、インド洋の交易ルートのいずれでも東の端にあり、貿易の拠点だったのだ。
ゆえに、黒人などと特に珍しい存在でもなかったのだ。
謎があるとすれば、異邦人の弁慶が何故義経に仕えたということだけだ。
オマケ……
「落武者トンネル」
秋田県の東西を結ぶ、秋田中央道路開通から一年。
交通量の多いトンネルではあるが、いずれもさほど見通しも悪くないカーブでこの一年に19件と追突、衝突事件が頻発している。
原因がどうやら落武者の霊らしいのだ。
トンネル沿いに敗走する落武者が、ちょくちょく目撃されるそうで、それにドライバーが気をとられて事故を引き起こしてしまうらしい。
君は逝ってもいいが、逝かなくてもいい。
怖い話投稿:ホラーテラー 情報家福田さん
作者怖話