何年か前に、百物語ってタイトルのゲームをプレイしていた時の話
サウンドノベルゲームで、画面に表示された文字を、コントローラーのボタンとスティックで、スクロールして話が終わると、画面が切り替わり、ロウソクのグラフィックが表示されて、ボタンを押すと、ロウソクの炎が消えるゲーム。
百語目までゲームを進めると、「これから始るお話を読んだ後に、何らかの現象が起きた場合ソフトと同封されていたお札をゲーム機本体にお貼りください。」
って表示された。
気にせず、101話目をプレイした。
何も起きなかった。
テレビを消した時、白い人影が画面に写ったが、気のせいだろうと気にせず眠りについた。その日は暑かったので、クーラーの設定温度を、18℃の強風にして寝た。
たぶん2時間位過ぎた頃に暑苦しくて目が覚めた。着ていた寝間着と布団が、汗でびしょ濡れになっていた。
熱いのと気持ち悪いのとで、着ていた寝間着を脱ぎ、マッパになったが、汗がダラダラ流れ出る。しかも体が熱い。
クーラーが故障したのかと思ったが、そうでもない。30分位経過して、汗は引き、服を着替えまた眠りについた。
朝起きて、昨晩の事が気になり、ソフトを入れたままの、ゲーム機本体に、お札を貼ろうとしたが、中古で買ったソフトなので、お札が同封されて無かった。
まぁええか!てな感じで気にせず過ごしている。
たまに、黒い影を見掛けたり、声が聞こえたりするけどね。
気にしない
気にしない
一休み
一休み
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話