小さい頃は…で少し触れた話なんですが最近友人に聞いてわかった事がありましたので投稿させていただきます。
あと、小さい頃は…(詳細)に投稿者名「リラックスマン」とカタカナで投稿してしまいました。不手際お許しください。
では、始めます。
この話は、少し遡り中学3年生の頃…私が通うM中学校はマンモス中学校で大物有名人の方の出身校でもあるため地元では、良くも悪くも有名な中学校でした。
中学校が川沿いにある事もあり
場所によっては窓から川が見えます。
私は、トイレの出入り口付近にある窓から川の様子を見つつ友人と話すのが好きでした。
その日は、いつも一緒に帰っている友人が職員室に用事があり私は教室で待っていたのですがなかなか戻ってこない。
そうこうしてる内にトイレに行きたくなり1人で放課後のトイレは怖いし嫌だなあと思いながらも、あまり気にしないようにして向かいました。
用をたし、トイレから出てふと隣を見る…
いつも、友人と話している窓…そこからはいつもの川が見える。
なぜか、引き寄せられるように窓に近づいていった。よく見るといつもは気づかなかったが、川の淵に人がやっと1人座れるくらいの岩がある。
その岩が、なんとなく気になり見つめていると遠くで私の名前を呼ぶ声が聞こえた。驚いて振り向くと、遠くで手を振る友人がいた。
友人(以下M)
M「遅なってゴメン!!早よ帰ろ!!」
私「お−、今いく−!!!」
急いで教室に戻りカバンを持って家に帰った。家に帰るとすでに晩御飯の用意がしてあり、母親に「Sちゃん(妹)呼んできて」と言われたので2階の部屋まで呼びに行った。
私「S、ご飯やって−」
妹「うん、…お姉なんか増えてる」
私「は(゚Д゚)??」
妹「また連れてきたな。勘弁してw」
ここまで言われると姉である私はピンと来ます。はい、我が妹は霊感少女ですwすいません。「また」やってしまいましたか…
でも、私も微力ながら霊感はあるほうです。前の作品にも書きましたが、直接見えるわけではなく頭にイメージとして入ってくる。なのに、見渡そうにもなにも感じない。
結局、その日は妹に謝りなにもなく終わりました。
数日後。
自室に戻るため階段を上がる。(私の家は螺旋階段で階段の上は吹き抜けになっています)上がる途中で、ふと吹き抜けを見上げると頭の中に「長い髪の女の人、白いワンピース、裸足、覗いてる」というフレーズと共に頭にイメージが入ってくる。
直接見えるわけではないので恐怖心はあまりないものの気持ちの良いものではない。
私が自室に入る間も「覗いてる、覗いてる、覗いてる」というフレーズが頭を駆け巡ります。部屋のドアを閉めるとき中に入られる気がしたので心の中で必死に「私には何もできひんから−こっち来ないで−」とひたすら叫びながら閉めました。
しばらくして、1階から「ご飯できた!!」という母の声が聞こえたのでドキドキしながら自室の扉を開けると何も感じない。
ホッとして1階でご飯を食べているとき妹と「上にいる女の人」の話になった
私「あの人ってさあ…」
妹「ああ、ワンピースの??」
私「(やっぱりそうなんや…)うん、白のワンピースの女の人な」
私・妹「「あの人なんで裸足やのん??」」
私・妹「「しかも、めっちゃ覗いてるし」」
声を揃えて言う私達に母親は半泣きw父親は固まり当の私は苦笑いしか出来なかった。
私「あ、でも姉ちゃんが降りてくる時はいはらへんかったで」
妹「いや、それ多分…お姉と入れ違いにお姉の部屋入らはったんや思う。私が降りるときはお姉の部屋居はったもん」
……そこで、降りるときに部屋のドア開けっ放しで来た事を思い出し猛烈な後悔にさいなまれた…。
部屋に戻り、嫌な感じがないので妹に確認してもらうと部屋から出て行かれたみたいだった。
こんな話を、6年近く経った今。
中学の同級生(Mではない。以下T)に話してみた。
T「あれ??それ、中学の隣の川に居る女の人と一緒やな。髪型とか服装とか」
私「マジで??なにそれ初めて聞いた」
T「あ−、お前担当違うかったから知らんのかな。○○先生(授業中に怖い話をする霊感アリと噂の国語教師)が担当した生徒は知ってる割と有名な話やぞ??」
T「北館の○組側にあるトイレの隣の窓から見える場所に出るらしいで」
私「ちょっ!!私、そこのトイレで…」
T「あーあ、そん時ついてきたんやろな」
私に、憑いてきた彼女。
まだ、我が家に居ますよ。
今も、覗いています。
以上、6年越しに解決した怖い話でした。あの時に憑いてこられたなんて本当に何気なく見ていた時は全然わかりませんでした。
文才無くてスイマセン。
でも、この話は紛れもない事実です。
なので、霊が襲ってきたり殺されかけたなんて話はありませんが…
お付き合いありがとうございました。
少しでも、貴方の暇つぶしになれたのでしたら大変光栄に思います。
怖い話投稿:ホラーテラー りらっくすまんさん
作者怖話