こわくはないので、よほど暇な人以外は読まないでね。
知り合いに、いわゆる”見える人”はいないが、今までそれらしい人に遭遇した事は何度かある。
浦和駅の交番で落とし物の届けを出していた時に、30前後の男が入ってきた。
後ろから入ってきたので表情は見てないが、震える声で
「ずっと追われてるんです、、ついてくるんです、、、」
と言ったかと思うと、フラフラとおれにもたれ掛かってきた。
外を見ても、それらしい人はいない。というか、遅い時間であまり人が歩いていない。
疲れた様子の男に、警官は
「奥で休んでいきますか?」
と言い、奥に連れていった。
スーツを着ていたんだが、もたれ掛かられた部所はぬるやかに汗がついてた。
多分、本気で逃げてきたんだろう。
あとで考えたんだが、あの男は
1、実際に追われていた
2、自意識過剰で関係ない通行人に追われているように感じた
3、無いものが見える統合失調症
4、いわゆる見える人
この4つのうちのどれかだろうなーと。
身なりや雰囲気が案外ふつうの感じだったから、1〜3の可能性は低いのかなと。
そうすると、あの人は見える人だったのかな?
まあ、実際に見える人なんて周りにいないし、もしそんな人がいたら心配なので精神科に受診させるけど、この他にも焼肉屋とかでそれらしい人は何度か遭遇した。
それはチラシの裏にでも書きます。
ほら、読んで損したでしょ。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話