僕が体験した実話です。
ガチです。
全然怖くないと思いますが読んでくださると幸いです。駄目文失礼します
もともと僕の高校は周辺を山に囲まれており、不気味な雰囲気漂う学校でした。不思議な作りになっており、3階の渡り廊下を渡るといつの間にか2階なります。(何回迷ったことか)そんな僕の学校のトイレに纏わる話しです
僕の棟の一番下階に封鎖されたトイレがあります。完全に板で入口を塞いでおり、生徒達の間では有名なスポットでした。
自殺した男の子の幽霊がでるとか夜にそこを通ると誰かがついて来る気配がするとかよく有りがちな噂話しが絶えない場所でした。(結構何処の学校にもそういう場所はありますよね)僕は噂は知っていましたが何せ0感体質で生まれて一度もそういった体験をしたことがなかったので「ふぅ〜ん怖いね」ぐらいの感じでした。
そんな夏のある日僕は部活で(軽音部)いつもの様に部室に練習しにいきました。その日は僕と女子数名だけというなんともエロい空間でダラダラと練習していたのですが ふと、女の子の声がしきりに聞こえるのに気が付きました。しかし周りを見ると誰も喋らす黙々と楽器を練習しています「この声誰?」と僕が言うと「え?何々?」と見んな最初は驚いた感じでしたが、みるみる不安げな表情に変わっていきました。そこにいた人全員にその声が聞こえていたらしく、あまりにもはっきり聞こえるので正直僕は変質者が迷い込んで隠れているんじゃないかとヒヤヒヤしていました。夏休み中ということもあり先生は2〜3人しかも全員職員室で涼んでいる状況でした。
構わず練習していたのですがだんだんその声が大きくなっている事に気づき、女子は全員帰ると言いだしました。僕も帰ろうかと思いましたがなかなか一人で部室を使う機会がないのとおもいっきし歌ってみたいという思いから「おお。俺は後で帰るよ、お疲れ〜」と格好つけながら女子と分かれ一人で練習していました。でもその間も「あ…ぎー…ぐ…」とか言う謎の声は続いていました。
そして僕は二つの事に気づきました
この下の階が封鎖されたトイレのある階だという事と、どうやらその声が下の方から聞こえてるといことに気づいてしまったのです。
当然直帰しようとする僕。しかしこの棟から帰るにはあの場所を通らないといけません。
当然糞ダッシュで通り過ぎようとしたその時、違和感を感じそね場に立ち止まりました。
ぴったりと塞がれていたはずの板に5㌢ほど隙間があるのです。
外れたのかと近づこうとした時
それは見ていました
板の隙間からこちらをじっと…
多分一生忘れないでしょう。今こうして書いていても鳥肌がたちます。
睨むわけでもなくただこっちを目を見開いて笑うわけでもなくただじっと見つめていました。
あれは幽霊なのか人間なのか分かりませんがとにかく死ぬほど怖い体験でした。
今もまだそのトイレはあります。出来れば一生そこを通りたくないです
長文失礼しました。
読んでくださってありがとうございます。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話