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短編2
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M君のおやつ

小学生のときの話。

同じクラスに人気者のM君がいた。

人気者といっても、おもしろいとか、クラスのリーダー的存在ではなく

頭がもの凄くよかった。

授業中に手をあげて発表するとき、小学生とは思えない卓越した意見を述べるため、周囲を、あっと驚かせた。

また、家にはあらゆるゲーム機(スーファミ、メガドライブ、PCエンジンなど)があるため、たまり場だった。

私は、M君の家から結構離れているとこに住んでいたため、遊びに行ったことがなかった。

その後、友達に誘われ、初めてM君の家に行った。

家には、15人ほどの友人が集まっていた。

私も、交代×2にゲームを満喫し楽しんだ。

するとM君が、『おやつでも食べよっかぁーー!!』と言った。

みんな一斉にゲームを止めた。

みんなは、目をキラキラさせて待っている。

それを見て、私も『何がでてくるんだろ?』と、心を踊らせ待ち望んだ。

するとM君が、大きな皿にマヨネーズを、たくさん注入した。

そして、一味唐辛子を振り掛けた。

私は『イカ焼きだな!!』と予想した。

す・る・と、みんなはその『一味マヨネーズ』を指で掬い、ペロペロと舐め始めた…

凄い勢いである。

『やっぱ、コレたまんねーや!!』

『お前、食べ過ぎだぞーー!!』

と声が飛び交う。

M君が、『○○君(私)食べないのーー??』聞いてきた、

私は、『M君の家に来る前に、お菓子食べ過ぎちゃって…、オレの分も食べていいよ!』と言った。

みんな『やったー!!』といい、取り合いしながら食べた。

私は、自分がおかしいのか?としばらく悩んだ。

『あんな、えげつない物食えるわけがない。』『アイツらがおかしい』と自分に言い聞かせた。

しばらくM君には合ってないが、公認会計士としてバリバリ働いているそうだ。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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