子供っていうのは、小さい頃、幽霊を見たりする子が多いとよくいわれてます。
私は特にそれが強かったとうちの母は言います。
私がまだ3歳位の頃、母が体験したというか、私がしたというか…。
そんな話を教えてくれました。
私が3歳のころ、いつも可愛がってくれていた大叔父さんが亡くなりました。死因はわかりません。
私は死んだという自覚がないどころか、「死ぬ」事の意味さえ分からなかったと思います。
お葬式の日、私達も呼ばれました。
皆泣いているとき、私が、突然笑い出したそうです。
母は驚いて、「なんで笑っているの?!」と私を叱りました。そうすると私は…
「だって、おじさんが面白いこというんだもん!!!」
棺桶を指差してそう言いました。
実際、この話は母から聞いたので、本当かはわかりません。
ですが母は作り話が下手です。
あなたもこんな話が、あるのかもしれませんよ?
怖い話投稿:ホラーテラー ねもさん
作者怖話