続きです。
私は固まったまんまでした。
御堂を叩く音すらあまり聞こえず…
すると神主さんが『〇〇ちゃん早く紐を解くんだ!解くんだぁ』と私はビクッとしましたが目の前から目を離せず、アウアウいいながら
手探りで箱を探し
紐を解いて蓋を開けようとした瞬間…
ドキャ、バギと父が 扉の横を蹴破り閂を開けました。
大ばぁばが『〇〇、もう大丈夫、大丈夫じゃけぇん』
すると大ばぁばが『ワシの孫に手をかけよってぇこの化け物親子がぁ』と
神主さんはみるみる今まで見たことのない顔になり『我が一族の邪魔をしよってぇ』…
お主の御霊と孫の目を貰い受けてやるわぁ…と
大ばぁばには七五三さん?の格好をした者が…
私には…優しかった神主さんが襲いかかったと思います。
私はそこで意識を失いました。
目が覚めたら病室でした。
目が覚めると父母が『良かった、良かった』と涙をポロポロ流しながら…
私は大ばぁばは?
ねぇ大ばぁば?
父が大丈夫家にいるからと
あの日の事を聞くと今ゆっくり休みなさいと、
暫くして私は程なく退院して家に…
すると大ばぁばが…いました。泣きそうになりながら大ばぁばに話かけると、『全く余計なもん持ち込みよって』
やはり変わりなく愛想もないいつもの大ばぁば…
父にあの日の事を聞くと…あの日夜中に大ばぁばが『〇〇が危ない神社まではよぅつれてけ』と父は 私の部屋を確かめる事なくせかされて
神社に向かったそうです。
私が七五三さんみたいな子は?神主さんは?と聞くと父は、 七五三さんみたいな子?見とらんし…
神主さん?あそこの神社はワシの子供頃から神主さんおらんぞ…
私はまた固まりました。優しい神主さん 話を聞いてくれた神主さん…私は誰と話をと考えました。
大ばぁばに聞くとやはり『そげんこと気にせんでよか、人より障害あるんやからのぅ勉強せぇ勉強!』
そう、私には左目の視力がなくなりました。あれ以来神社には近づかず18の時に故郷を後にして今にいたります。
大ばぁばはなぜか?97歳まで生きて大往生
大ばぁばが亡くなる一年前にやっとあの日の出来事を教えて貰えました。
また番外編でお伝えします。
文章をまとめる力がなくイライラさせた方ごめんなさい。
また長々と読んで頂いた方々本当にありがとうございました。
因みに今も神社はあるみたいです。
怖い話投稿:ホラーテラー 幽麗さん
作者怖話