これは母の友人が実際に体験した話です。
夜遅く帰宅途中のこと、踏切の前で電車が通るのを待っていました。
すると向こう側に白い服を着た一見普通の女性が、1人。
…しかし、すぐに
「あの人この世の人じゃない。」
と何故か分かったそうです。
そうこうしている内に遮断機が上がり、気にせず渡ろうとしたら当然相手も踏切を渡って来ました。
そしてすれ違い様…
「よく分かったわね。」
と、低い声で一言呟いていなくなったそうです。
その後何もなかったのですが、後味の悪い出来事だったと話てくれました。
もしも踏切の向こう側にいる女性に違和感を感じたら、皆さんも気を付けた方がいいかもしれません…
向こうにも自分が見えている人間が分かるのでしょうか?
私は踏切の向こうに一人の女性がいると、思い出してドキッとしてしまいます。
怖い話投稿:ホラーテラー Jessicaさん
作者怖話