短編2
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呪われたパソコン

これは私が小学校低学年の時に体験した話です。

まだ私が幼かった頃の話なので詳しいことはよく覚えていませんが、覚えている範囲で投稿します。

そのころ私はよく妹とパソコンでゲームなどをして遊んでいました。

ある日、私が使っていたパソコンが壊れてしまい、お父さんが新しいパソコンに買い換えてくれました。

私と妹は早速そのパソコンで遊びました。

しばらくは何も起こらず私と妹は夢中でゲームをしていました。

そしたらいきなりパソコンの画面が切り替わり画面一面に青白い顔をしたやせこけた女の人が「キャッ」と短い悲鳴をあげながら現れたのでした。

私と妹はお互いビックリしたのですが、その女の人はすぐに消えてしまいましたので、私たちはまたゲームの続きをやり始めました。

しばらくすると、また例の女の人がさっきと同じように画面一面に現れ、そしてすぐに消えてしまいました。

それが20分に一度くらい同じパターンでくるので、私と妹は父に、幽霊がパソコンにでるから見てくれと言いました。

しかし20分に一度だけでしかもすぐに消えてしまうので、忙しい父は、なかなかそれを見ることができず、そして父は私たちの話を半信半疑に思っていたのだと、今私は思います。

その女の人がよく出てくるので、私と妹はもうほとんど慣れてしまいました。

それから一年ぐらいたった頃に父が、私が使っていたパソコンが急に壊れたと言い、そのパソコンを捨てました。

オチはありませんが話はこれでおわりです。

小さい時はすぐに慣れてしまったので、あんまり気にせず、この事もすぐに忘れてしまったのですが、最近不意に妹がこの話題を話してきたので、私は「ネットの画像とかウイルスかなんかでしょ」と言ってすぐに話をそらしてしまいました。

後で気付いたのですが、ネットの画像やウイルスなんて事はありえないのです。

記憶はあいまいなのですがこれだけは、はっきり言えます。

そのパソコンは子供用のパソコンだったので、インターネットには接続されていなかったのです。

そしていまだに事実はわかっていません。

長々とすみません。

怖い話投稿:ホラーテラー 霧 さん  

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