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短編2
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ノウミ様

小学生だった頃の話だ。

猛暑が続く夏休み中の事、俺は毎日のように友達と外で鬼ごっこやかくれんぼをして遊んでいたんだ。

流石に同じ遊びばかりで飽きてきた頃、友達のKが

「明日の夜、俺の家でノウミ様やろうぜ」

と言ってきた、ノウミ様とは俺達の地元では結構有名な降霊術で、まぁ 簡単に言ったら一人を触媒にして幽霊と交信をするものだ。

そして、次の日の夜、Kの家に集まり、ノウミ様をすることにした。

Kの親は共働きで、夜遅くまで帰って来ないので、Kの家でノウミ様をするのは都合がよかった、俺や友達は地元では「やってはいけない遊び」を今からすることにかなり興奮していた、今思えばやめるべきだったと思う。

俺と友達4人で円を囲み、ノウミ様が始まった。

「マウスマウスネズミーマウスマツモトソワカ、マウスマウスネズミーマウスマツモトソワカ、ノウミ様、ノウミ様、降りてきて下さい。マウスマウスネズミーマウスソワカ…」

「はぁ~アナタタタタタタ!!!」

アナタタタタタタ!

俺達はリーダーの呪文を復唱し、上に両手を突き上げた。

…………何も起こらない。

一瞬冷めた空気が漂ったが、その刹那

ドーン!バリバリバリ!

天井が崩れ落ちれ、「何か」が落ちて来た。

それは… 人間だったが、、何かがおかしい

俺は気づいてしまった。

そいつは顔が異常にでかかった。

K「ノウミ様!ノウミ様!」

ノ「あなた達は本当に可哀相なあなたたたた達だなぁ!!ほんと可哀相だよぉおお!!!」

ノウミは叫ぶと顔が緑色なり、数十倍に膨れ上がった。

俺「うわあああああ!!!」

ノ「牛丼が足りない、牛丼をよこせ!吉野家バンザイ!吉野家バンザイ!」

ノウミは正座でかなりのスピードで牛丼を食い始めた。

K「グハハハハハハハハハハハ!!グハハハハハハハハハハハ!」

Kは転げ回りながら爆笑している

するとノウミが

「グオオオ!アナタタタタタタアナタタタタタタ!」

と叫んだ

すると

ドーン!ドーン!ドーン!バリバリバリ!バリバリバリ!バリバリバリ!バリバリバリ!バリバリバリ!

大量のノウミが天井を突き破って落ちてきた。

ノ多数「牛乳!!牛乳!!牛乳!!牛乳!!」

「本当に可哀想な牛乳だなぁ!牛乳でしょーが!!牛乳!!あああああああああ」

って夢をみた

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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夢話は要りません。
ここは「怖話 」ですから。

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