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携帯電話から聞こえる・・・霊の声

短編2
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携帯電話から聞こえる・・・霊の声

どうも、僕の名前は星弥です。

突然ですが、皆さんも普段、電話をする時なんかに電話をかけてしゃべっている相手がいると思うんですけどしゃべっている相手以外の音や声に気を向けたことってありますか?

今日はそういったところにまつわる僕の体験談をお話したいと思います。

それは去年の夏になるんですが、まぁ~その日の夜中も部屋の電気もつけないでテレビもつけないで1人で寝転がって携帯電話をいじっていたんですけどね、その時ちょっと僕に気がある女の子にいたずらテレビ電話をしようと思いついちゃったもんでそれで掛けたんですね。

その子はすぐ出てくれたんですけど、やっぱり夜中なんで眠そうにして僕はかまわずそれに向かって

俺「ピース、ピース」「イェーイ、イェーイ」

とくだらないことをやっててに眠そうな顔が急に怖い顔でずっとこっちを睨んでて、

「なんなの?」

みたいな目をしてたんで

「わぁ~怒らせちゃったかな?」

と思っていて

俺「ごめん、ごめん、じゃ~ね~」

とプチっと電話を切ってこれは

「謝らなければいけないなー」

と思ってて、枕元においてそろそろ寝ようかなっと思ったら携帯が

「ブー、ブ―」

とその子からメールが来てたんでメールを開いたら

「なんなのよ隣で寝ている女誰なのよ」

いや、俺一人だし意味がわからないどういうこと?

その時はパニックでとりあえず家から出てとりあえず明りのある公園に行ったんですけど、でも帰らなきゃいけないけど自分の部屋に霊がいるしとおもってたんですけど、話が変わるんですが僕は山口県出身なんですけど地元で何度か霊体験をした時に除霊してくれた友達のゆかちゃんに電話しようとして

俺「たのむ!夜中だけど出てくれ!出てくれ!たのむ!」

と思ってからすぐ出てくれて

ゆか「もしもし、星弥?どうした?」

俺「ちょっと大変なことになったんだよ」

ゆか「ちょっとまって、星弥いま周りに誰かいる?」

俺「夜中だし誰もいないけど・・・」

ゆか「じゃあそれだ受話器の真横で女の人がボソボソしゃッべってるよ」

うわ~どうしようと思ってたんですけどしゃべらないと解決できないし

俺「なんとかできないかな」

ゆか「山口からはむりだね~」

俺「わかった、交通費でも何でも払うから山口から今すぐきてくれ!」といった瞬間に電話の向こうでゆかちゃんが「ギャー!」って叫ぶから

俺「どうした!ゆか!どうした!」

ゆか「もしもし、星弥・・・」

俺「うん、どうした!?」

ゆか「さっきから女の人がずっとボソボソしゃべってるんだけどね、星弥が交通費でも何でも払うから山口から今すぐきてくれって言った瞬間に私に向かって「来るなー!」

皆さんも普段から携帯でテレビ電話をすることがあるんだと思いますけど、後ろに写っている人に注意してみて下さい、もしかしたら人じゃないかもしれません

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