この話は友達から聞いた話です
ある男の子が新しい町に引っ越してきた
その子はまだ3、4歳くらいで引っ越しのことなんてすっぽかして近くの公園に行った
その公園はブランコと滑り台、砂場しかなく少し寂しい公園だった
でも男の子にとっては充分な広さだった
するとブランコには30代くらいの女性が座っていた男の子はブランコが乗りたかったからがっかりした仕方なく砂場で待つことにした
しかしいくら待ってもブランコから女性は降りなく待ちくたびれた男の子は仕方なく聞いた
「おばさんいつまで乗ってるの?」
聞くと女性はいきなり
「私の子はここにいるの」
といった
男の子は意味がわからず首を傾げた
すると
「私がね埋めちゃったの」
と泣きながら言った
そして
「あの子ブランコ好きだったから」
といったという
男の子は怖くなり帰った
その後わかったことだが
その女性は精神異常者らしく
息子のわめき声にイラつき殺して埋めてしまったらしい
作者黒月