wallpaper:205
この話は、私の友達から聞いた話です。
その子には、お姉ちゃんがいました。
ある温泉に、家族で行きました。
私は、お姉ちゃんと一緒にトイレに行きました。
でも、場所がわからず、係りの人に聞いたら、なぜか、新しいきれいなトイレではなく、古い和式のトイレに案内されました。
2人は、仕方なくそこに入りました。
先に私が出てきて、お姉ちゃんは、まだ出てきませんでした。
ここからは、お姉ちゃんの話しです。
お姉ちゃんは、トイレを出て、手を洗っていました。
すると、髪の長い女の人が一番奥のトイレへ入ったそうです。
そこには、3枚の鏡が並んでいました。
お姉ちゃんは、手を洗いでようとしたそのときでした。
鏡を見たら一番奥に入ったはずの女の人
が、お姉ちゃんの入っていたトイレの前でお姉ちゃんをずっと見ていたそうです。
お姉ちゃんは、びっくりして、急いでトイレを出ました。
そして私に、震えながら飛びつきました。
振り向いたらそこには誰もいませんでしなかったそうです。
私には何も見えませんでした。
お姉ちゃんが、「3枚目の鏡に、人が!!」
私は、背筋が凍りました。
だってそこには、1枚しか鏡がなかったから…。
作者ほっしー