短編2
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実験という実験。

初投稿です。

怖いかどうかは分かりませんし、長くも無いですが、お時間ある方は読んで見て下さい。

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高校一年目の夏のある日、私と友人のMとRはある話をしていた。

そこでMがある話を持ち込んで来た。

M「ちょっとRさ、誰もいない自宅想像して見て!」

R「は?何でよ?」

M「いーからいーから♪」

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R「? …したよ。」

M「そしたらまず玄関入って、それから家中周って窓開けて。」

R「……開けたよー。」

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M「そしたらそれを全部閉めて玄関戻って…」

R「え、戻んの?」

M「そういうルールなんだもん。戻ったらそのままリビング行ってー。」

しばらくRが考え込むようにして私たちの間には沈黙が続いた。

やがてRが口を開いた。

R「…リビング来たよ?」

M「お!お疲れ様ー(笑)家の中誰かいた?(笑)」

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R「妹っぽいのトイレにいたよ?」

M「まじ?…それだけ?」

Rは頷いた。

M「それね…家にいる、幽霊の数なんだってさ…。」

shake

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R「…えっ⁉う、嘘⁉」

M「…なーんてね♪ 実はサイトで見つけた話なんだけど、これ嘘だよー」

R「は?…え?何で嘘だって分かるの?」

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M「だって私もさっきやったけど三人いたのに心霊現象とかなーんにもおきてないし!家鳴りは前からだしね」

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そういえば、いつもネットで色んな話題を持ってくるMが先程とても静かだったと思い出した。

R「も~、驚かさないでよー。さっきすごい怖かったんだからさ。」

それでその日は何もなかった。

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それから数日後、Rは学校に遅刻ギリギリで来た。

Rは普段遅刻何てしないし、寧ろクラスでも早く来る方だった。

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不思議に思った私とMが後で理由を聞けば、妹ちゃん(小2)がトイレで転んでその処置に時間が掛かったらしくいつもより家を出る時間が遅れたようです。

先日の事がちらつき、私はMにも聞きました。

そしてMも昨日までの事を話し出しました。

なんとMの母親が高熱で三日間寝込んでいたと言うのです。

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これでこの話はお終いです。

因みに私もそれをやりましたが、自宅には何も居ませんでした。

そして今のところ二人共可笑しな事は無いようです。

皆さんがやった時には家に誰もいないと良いですね。

Concrete
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