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江戸時代の話なんだけどよ
ある村に 大きな毒蜘蛛に 襲われる村があったらしい
村人は困り果てて ある名のある武士に その毒蜘蛛退治を依頼したらしいんだ
そんでさ その武士の 毒蜘蛛退治はこうだ
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その毒蜘蛛は自然治癒力が非常に高くて ちょっとやそっと斬りつけたぐらいでは死なないほどだったらしい
完全に殺すには 火で 再生不可能なまでに焼き殺すしかないと
武士は思っていたらしい
そこであらかじめ 村の中央に枯れ木で火を起こしておいて
毒蜘蛛が弱ったところで その 火の中に 毒蜘蛛を入れて 焼き殺す作戦じゃったらしいんよ
そんで いざ毒蜘蛛退治のときが来て
夜中の2時ごろ 丑三つ時にその毒蜘蛛が村に現れた
毒蜘蛛はいつものように 村を荒らし 次々に人を食い殺していったそうな
そこで 待っていましたとばかり武士が 現れ 毒蜘蛛に刀を突きつけ おもいきり 斬りつけた
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紫色の血が噴き出して毒蜘蛛はうめき声を上げた
なおも容赦なく 武士は 刀で 何度も何度も 毒蜘蛛を斬りつけた
そんで そろそろ弱った頃だと思い 毒蜘蛛を 持ち上げて 村の中央の火を起こしておいた場所へ向かった
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しかし なんと 火の場所へ行くと ついさっきまで ついていた火が 消えていて 煙が上がっているだけの状態になっていたのだ
それを見て呆然とする武士の隙を見逃さず 毒蜘蛛は武士の体にしがみつき 頭ごと食いちぎったそうな
そして 毒蜘蛛退治は失敗に終わったらしい
どうやら村人が 村の中央に火がついてるのを不信に思って 火を消してしまったことが後になってわかったそうな。。。、、、
作者ダダ