長編12
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棲みつくモノ

これは、俺が中学3年の夏休みに体験した出来事です。

俺自身未だに信じられない様な話ですが聞いて頂けると幸いです。

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夏休み、暇を持て余していた俺とNとKは隣の県まで遊びに行くことにした。

特に目的もやることも決めていなかったが、地元近辺は遊び尽くしてしまっているし、かと言って何もしていないと退屈過ぎたので、行き当たりばったりで無計画のちょっとした旅行をすることにした。

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始発の鈍行で地元を出発し、夜通し遊んで始発の鈍行で地元に帰ってくるという何とも疲れそうなプランだけは立てていたが、当然それ以外は無計画だったので、着いてからまず何をやるか、どこへ行くかなどは全く決めていなかった。

しかし普段と違う見慣れない景色はそれだけでも夏休みのテンションが加わった俺達を楽しませるのには十分で、夕方になるまで街中を探検して過ごしていた。

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しかしさすがに、ただ何時間も街中を探検するだけでは飽きてくる。もう日は沈み、夜になりかけている。

俺達は、ファミレスで夕飯をとりつつこれから何をするか決めることにした。

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しかし金もあまり無く、無計画で来た俺達はどこに何があるか分かるわけでもなく、やいのやいの話してるだけで時間だけが過ぎていった。

そしてファミレスに入って約1時間、話し合いもグダりだした頃、

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「そうだ!」

突然Kが口を開き、

「肝試ししよーぜ!」

とても楽しそうな顔で提案してきた。

しばしの沈黙の後、

「ヤロウ3人で肝試しかよ… そっちの絵面のがホラーだな」

などとNがブツブツぼやいていたがKはやろーぜやろーぜ!ととても楽しそうだ。

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「やるっつったってどこでやんだよ?」

俺がKに聞くと、

「ここら辺、山が多いだろ? だからどこか適当な山登って降りてくるっつーのはどうだ?」

と、何とも適当な答えが返ってきた。

「ただでさえどういう所か分からねえのに山で迷ったらどうすんだよ。それに熊でも出たらどうする? あとやるとしても懐中電灯とかはどうすんだ?」

すかさずまくし立てるN。

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「だーいじょーぶだよ。樹海じゃあるまいし、仮に迷ったとしても下へ下へと下りゃ良い話だ。それに熊はもっと生い茂った山に出る。懐中電灯は金出しあって買おうぜ!」

信憑性に欠けまくる上に、金まで使わなければならないというKの答えには若干頭が痛くなったが、ここまで来て始発まで何もしないのはあまりにも虚しかったので、俺はKの話に乗ることにした。

Nも最初は訝しがっていたが、結局話に乗ることにした。

・・今考えると若さというのは恐ろしい物だ。

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0時に肝試しを開始することにし、それまでに懐中電灯を3本金を出しあって買い、お菓子などを買って、「時間になるまでナンパして女の子も誘おう!」というKの提案の元、全員慣れないナンパをするもことごとく失敗し、なんやかんやで時刻は0時になった。

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wallpaper:86

深夜0時。

適当に目星を付けた山へと俺達は肝試しに向かった。

「ちくしょう…何で誰もかからないんだ…」

先頭を行くKが何やらブツブツ言っていたがそれよりも、道が舗装されていないから歩きにくい上に、虫も多く、特に何か起きるわけでもなくただ山を登っているこの状況が、登るにつれて段々バカバカしく感じ始めた。

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登り始めて20分程経った頃。

「おいK、もう良くねーか? 歩きにくくて疲れる上にこのままじゃ蚊にボコボコにされちまう」

Nが口を開いた。どうやら俺と同じ心境だったようだ。

「もうちょいもうちょい! あともうちょっと!」

こんな状況にも関わらず、Kはまだ続けたい様だ。

俺とNは顔を見合わせため息をついた。

下りたい所だったが、さすがにK1人を置いて下るわけにはいかないので、仕方なく俺とNはコンビニで買ったお菓子を貪りながら無言でKのあとをついて行った。

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それから5分程進んだ時、

「ん?」

Kが立ち止まった。

「あー? んだよー」

Nが不機嫌そうに聞くと、

「何だあれ?」

と言い、懐中電灯を少し先に向けた。

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見ると、Kの懐中電灯の光の射している所に家の様な物が建っている。

なぜこんな所に1軒だけ家が? 俺は不審に思ったがKの方を見るととても嬉しそうな顔をしている。

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「ホラホラホラァ、楽しくなってきたじゃねえか! 行くぞ!」

俺はこの時正直少しビビっていたが、Kに促されるままNと共に家の方へと近づいて行った。

近くで見ると、その家は平屋で、相当古い家だということが分かった。

雨風に晒されっぱなしということが一目見て分かる程で、半ば朽ちかけていた。

しかしそれよりも、この家からは何とも言えない不気味な感じが漂っていた。

「こんな面白そうなモンがあったとなったらこのまま見過ごすわけにはいかねえ。せっかくだから入ってみようぜ!」

Kはそう言うや否や、玄関と思しき扉を開けようとした。

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「ちょ、ちょっと! さすがにやべーんじゃねーの⁉」「おい! K!」

俺とNは思わず叫んだ。

「何だぁ? まだ何も起きてねーじゃねーか。もしかしてビビってんのか?」

Kが馬鹿にした様に言い返してきた。

「う、うっせーな! ビビってねーよ!」

ビビってないといえばもちろんウソになるけれど、俺とNはKの言い方に腹が立ったのとKにビビってることを悟られたくないという気持ちが重なり、家の中に入ることにした。

・・あの時、Kを無理矢理にでも連れて帰っておけば良かったと今でも後悔している。

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古い割に扉の立て付けはそれほど悪くない様で、すんなりと開いた。

「おっ邪魔っしまーす」

おどけた口調でKが言い、それに続いて俺とNも中に入る。

中は埃臭さとカビ臭さが混ざった様な匂いが充満しており、軽く見渡した限り食器の様な物や小物がいくつか散乱しているだけだった。

「ふぅーん」

何とは無しにKが呟き、

「俺奥の方見てくるから、お前ら何かあるかこの辺見ててくんね?」

「は? お、おいマジかよ!」

そう言うと俺の声を無視して奥の方へスタスタと行ってしまった。

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俺とNは玄関から1番近い部屋で佇んでいた。

「・・あいつ、怖えモンとかねぇのかな」

「・・はは・・」

「流石に気味悪りぃよな・・」

「だよな・・」

「・・何かあるか見ろって言われてもなぁ」

「・・・・」

こんな場所でベラベラと会話する気にもなれず、Nとの会話は自然に途切れてしまい、かと言ってアグレッシブに動く気にもなれなかった。

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しかし逆に、こんな場所で何もせず突っ立ってるだけなのもあまりに気持ち悪いので、仕方なく立ったまま懐中電灯で適当に近くの壁を照らしたら、

「・・ん?」

何やら気になる物が目にとまった。

「ちょい、ちょいN、これ何だと思う?」

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Nと一緒に近くまで行って見ると、それは赤黒いシミの様な模様の様な物だった。

しかしそれは例えるなら、ペンキのはけを壁に勢い良く叩きつけた様な感じで、模様にしてはあまりに適当だったし、シミにしてはあまりに大きすぎる。

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「・・何だこれ・・」

「・・・・」

Nは無言で、懐中電灯の光を床に向けた。

すると、丁度"それ"の真下にあたる位置に、同じく赤黒いシミの様な模様の様な物が、壁よりも大きく広がっている。

「・・・これ・・・血・・じゃねーのか・・?」

Nが声を震わせて呟いた。

更にその血の痕の様な物はベッタリと、廊下の方へと続いている・・

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俺とNは無言でゆっくりと廊下の方へと出て、廊下の床や壁に懐中電灯の光を向けた。

見ると、先程Kが向かって行った奥の部屋の方へと、血の痕の様な物は点々と続いている。

俺は冷や汗が止まらなかった。

Nは微かに体が震えている。

俺とNは顔を見合わせた。

「・・なぁ・・こ、これ・・やべーんじゃ・・」

Nが言いかけたその時、

shake

ドダドダドダドダドダ! ガタン!!バン!!!

という凄まじい音と同時に、

「ああああっ! 助けてえっ!! 助けてえぇっ!!!」

というKの絶叫が聞こえた。

shake

「!!!!」

俺達2人はそれこそ心臓が飛び出る程驚いた。

Kの絶叫が聞こえなくなり、再び静寂が訪れたが、俺の心臓は早鐘の如くなり続けていた。

一体何が起きたのか…

時間にすればわすが5〜6秒の間だったが、ただ1つ分かることはKが向かった奥の部屋で"何かが起きた"ということ・・

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「・・・ど・・・どう・・する・・?」

Nが震えたかすれ声で聞いてくる。

俺はもうこの時ただひたすら逃げ出したくて仕方なかった。

しかしKの身に何か起きたのなら、Kだけ置いて逃げるわけにはいかない。

「・・い、行ってみよう・・」

俺は恐怖で潰れそうになる心をなんとか奮い立たせ奥の部屋へ向かうことにした。

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「マジかよ・・」

Nの顔面は暗くても分かる程蒼白になっていた。

恐らく俺も人のことを言えないくらいにはなっていただろう。

「も、もしかしたらKが俺らを驚かそうとして、何かやったんじゃねーかな・・?」

俺は、自らの恐怖心を抑えるためにNに言う。

「・・そ、そーかもな・・」

Nの恐怖心がこれで抑えられたかどうかは分からなかったが、とりあえずNも奥の部屋へと行くことになった。

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奥の部屋には何があるのか、何が起きたのか・・想像するのも恐ろしく2人で恐る恐る歩を進めていき、5m程の廊下を渡り切るのに1分近くかけた気がした。

そして覚悟を決めて部屋に踏み込んだが、部屋には同様に特に何も無い。

しかし同時に、Kの姿も無くなっていた。

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「おーい・・K?」

呼んでも返事は無い。

「ど、どうせどっかに隠れてんだろ・・? 冗談にしちゃ、タ、タチが悪りぃぞ!」

自分でも声が上ずっているのが分かる・・

するとNが懐中電灯を床に向けて呟いた。

「なぁ・・これ・・・」

見るとそこの床には扉の様な蓋の様な物が設置してある。

恐らく床下収納の蓋なのだろうが、先程の血の痕の様な物が、丁度その蓋の所で終わっていた・・

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「・・・何なんだ・・・」

自然に俺は独り言を呟いていた。

「と、とにかくKを探そう・・」

Nに言われ俺は我に返った。

そうだ。こんなこと考えていても仕方が無い。今はとにかくKを探すことが大事なのだから・・

shake

ガタッ・・

「!!!」

突然、どこからか音がした。

突然の音にNと顔を見合わせていると、

ガタッ・・ガタッガタッ・・

再びなる音。

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何だ? 何なんだこの音は? 一体どこから⁉

ガタッ・・ガタッガタッガタッ・・カリガリガリ・・

音はなり続けている。

「!!!」

俺とNは音がしている所に気付くと思わず部屋の入口へと後ずさった。

・・音は、床下収納の蓋の所からしていた。

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ガタッガタッガタッガタッガンガンガッガリガリガリッガタッガタッ

音は、次第に継続的になるようになった。

そしてそれは明らかに、床下から"何か"が蓋を開けようとしているのだと分かる。

ガタッガタッガタッガタッガタッ ガコッ!!

最後に大きな音を立て、蓋は横にスライドされ開かれた・・

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俺とNは気付くと恐怖で腰が抜けていた。

「あ・・あ・・ああ・・」

隣でNが声にならない声をあげている。

「け・・けけ・・K・・なの・・か・・?」

俺は今にも意識がトビそうになるのを必死に堪え、問いかけた。

「お、おい・・?」

しかし反応は無い。

「へ、返事し・・・」

shake

「ア"・・ア"ア"・・ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"」

「!!!!」

俺の問いかけは床下からする不気味極まるうめき声の様な物でかき消された。

その声を聞いた瞬間、床下にいるのがこの世の物ではないと確信した。

この床下に、目と鼻の先に、何か、何かとてつもなくヤバい物がいる・・!!

それを確信した直後俺とNの体は抑えられない程にガタガタと震え出した。

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ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい!!!

本能的に危険を感じていたが、恐怖で体が動かない。

「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"・・」

"ヤツ"のうめき声と共に、床下から人の腕の様な物が伸びてきた。

それは生気が全く感じられぬ程に青白く、そして血に塗れており、すぐにはそれが"ヤツ"の腕だと理解出来なかった。

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ベチャっ・・と音を立て腕を床に叩きつけた"ヤツ"は、もう片方の同じ様な腕をニュウっと突き出し、同じ様に床に叩きつけたかと思うと、腕に力をこめ爪を床に立て始めた。

それを見て"ヤツ"が床下から這い出そうとしていることを直感的に感じた。

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"ヤツ"が這い出してくる前に逃げないと確実にヤバい!!!

頭の中で警鐘は鳴り続けていたが、腰が抜けて恐怖で震える体では、尻餅をついたままズリズリと後ずさることしか出来ない。

そして案の定、"ヤツ"の頭が徐々に徐々に見え始めた・・

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「あ・・ああ・・ぁぁあ・・」

「やめろ・・やめろ・・来るな・・やめてくれ・・・」

「ア"ア"ア"ァ"ァ"ァ"ア"ア"ア"ア"・・」

"ヤツ"の頭頂部が見え、

頭全体が見え、

おでこが見え、

眉が見え、

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「ウウゥウウウウゥウゥゥウァアアアアアアアア"ァ"ァ"ア"ア"ァ"ァ"ァ"ア"ア"ア"ア"!」

"ヤツ"と目が合った。

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頭と顔は腕同様血に塗れ、大きく見開かれたギョロリとした目からは血を垂れ流している。

明らかにこの世の物ではないモノ

「うわああぁぁあああぁああああ!!!」

瞬間、俺とNの理性は恐怖の限界を超え、抜けた腰を無理矢理立たせ全速力で逃げ出した。

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家を飛び出す直後に後ろを振り返ると、上半身まで出した"ヤツ"が、凄まじい形相でこちらを睨みつけているのが見えた。

俺達は逃げた。ただひたすらに走り、逃げ続けた。

道など分からない。

しかし、一刻も早くあの場から離れなければならないことだけは分かった。

とにかく俺達は走り続けた。

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どれほど走っただろうか、気付くと街灯が見えるまで下に降りていた。

「ハアッ、ハアッ、ハァッ・・」

山を降りられた安心感からドッと疲れが襲ってきて、俺達は地面に座り込んだ。

逃げている時は必死だったから気付かなかったが、よく見ると腕や足にたくさんの擦り傷や切り傷がある。

山の中をあれだけ縦横無尽に走ればこうなるだろう。

時計を見ると、午前2時になる所だった。

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「ハアッ、ハアッ、っなんなんだよアレは!」

最初に口を開いたのはNだった。

「俺が知るかよっ!」

俺は思わず怒鳴ってしまった。

もう何もかもワケが分からなかった。

この山は何なんだ?

あの家は何なんだ?

"ヤツ"は一体何なんだ?

Kはどこへ消えた?

どうなってしまったんだ?

考えれば考える程ワケが分からない。

脳裏に浮かぶのは"ヤツ"の凄まじい形相。

「Kのこと、どうするんだ・・?」

俺が頭を抱えているとNが聞いてきた。

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「・・警察に言うしかねえだろ」

交番がどこにあるか分からない上に当時中学生だった俺達はまだ携帯を持っていなかった。

ノドがカラカラに乾いており、手足に負った傷も痛かったので公衆電話のあるコンビニへ向かうことにした。

コンビニで飲み物と絆創膏を買い、一息着いてから110番へと電話をかけた。

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しかしそれでも大分パニクっていた上に、誰が聞いても信じられない話を中学生がこんな夜中に言ってもイタズラだと思われ、まともに取り合ってもらえなかった。

仕方なく俺達は、地元に戻ってから激怒されるのを覚悟で親に言うことにし、始発までの時間を、またあのファミレスで過ごしていた。

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始発の鈍行に乗り込むと、憔悴しきっていたせいか急に眠くなったが、眠ると夢に"ヤツ"が出てきそうで、眠ることが出来なかった。

恐らくNも同じだろう。地元に着くまで2人で一言も話さずに起きていた。

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地元に戻った俺達は、親にあったことを全て伝えた。

当然激怒されたが、俺達の話は黙って聞いて信じてくれた。

そして俺とNと、俺達の親で、事の顛末をKの親の所に伝えに行った。

Kの母親は泣き崩れ、父親は俺達を責め立てた。

俺とNと、俺達の親は、ただ謝ることしかできなかった。

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程なくして、地元の警察と隣の県の警察によりKの捜索が開始された。

俺とNは参考人として、警察に呼ばれ、あったことを全てありのまま伝えたが、やはり信じてもらえないどころか、俺達がKに何かしたのではないかという目さえ向けられた。

決定的だったのが、俺達の行った山をどれだけ探してもKどころかあの家が見つからないということだった。

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そんなはずはない、と言えば言う程懐疑的な目を向けられたが物的証拠が何も無いまま俺達をどうこうするわけにもいかず、俺達は程なくして解放された。

学校へ行くと、Kが行方不明になっていることを聞かされた。

何人かのクラスメート達が、Kと仲の良かった俺達にKのことを聞いてきたが、俺達は何も言うことが出来なかった。

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あの時のことを度々思い出しては眠れぬ夜を過ごすこともあったが、受験が始まってから忙しくなったこともあり、あの時のことをあまり思い出さない様になっていった。

そして俺とNは無事高校に合格した。

別々の高校になった俺とNは次第に疎遠になっていった。

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高校生活は、特に何事もなく、だがそれなりに楽しく終了した。

そもそもあの時以上のことが起きたらたまったものではない。

ただ1つ気がかりなことがある。

高3の夏、Nが自殺した。

詳しいことは分からないが、首吊りだったそうだ。

死んでしまったNには申し訳ないが、あの時のこととは無関係だと願いたい。

もし関係あるのだとしたら、次に何か起きるのは俺なのだろうから。

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あの山は、

あの家は、

"ヤツ"は、

一体何だったのだろうか。

今でも気にはなっているが、さすがにあの場所には2度と行く気はしない。

あの時の出来事から4年・・・

Kの行方は、未だに分かっていない。

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