shake
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あまり怖くないかもしれませんが私の友人の話をしたいと思います。
友人AとBは当時オカルト好きでした。べつに心霊スポットではないところでも怖そうな所に行ってははしゃいでいたそうです。
ある日Aの家から少し離れたところに、ほとんど人が来ることはない公園がありました。
A「もう行くとこないし、夜にでも行ってみない?」
B「ただの公園とかwwwついに行くとこ無くなったな!」
近くの怖そうな所は行き尽くしていたので2人はそこに行くことにしました。
その日Aが出かける際祖父に行き先を告げると、嫌な予感がすると言い2人分のお守りと塩をくれ、AはBに渡し上着のポケットに入れ、いざ公園に行きました。
公園につくと風化やサビている所が多く夜になると中々雰囲気が出ていたそうです。
Bはふと思いつき、
B「A、携帯で写真とってみ!」
A「ええよ、笑顔判定するやつでとってやらい」
(カメラ機能で笑顔サーチして勝手にシャッターをきってくれるやつです。)
A「笑顔70%超えたら撮れるやつな」
B「んじゃ100%出しちゃらい」といいカメラを向けると、早速カメラが顔を認識しました。・・・2人分。
ひとつは笑顔になっていくB、もうひとつはBの少し離れたところで何もない所に認識されていました。それはずっと0%の状態で何も変わりません。
そしてBが笑顔70%を超えたところでシャッターがきられました。そこに写るのは笑顔のBただひとり。
B「雰囲気はあるけどなんもなかったな」
A「まぁなんも噂なかったしこんなもんやろ」Aは携帯の誤作動だろうと思い気にしなかったそうです。
そんなことも忘れた数日後、
B「前の公園もっかい行こうや!」
A「また?他行くとこ無いのかよ」といいながらも夜もう一度行くことにしたそうです。
その日も公園は不気味な雰囲気で待っていました。
B「前のカメラ機能でもっかい撮ろう!こんどは100%に設定してや!」
A「100%はムリなんじゃない?」といいながら設定を変えBを写しました。すると前と同様同じく顔を認識しました。数値がどんどん上昇し100%でシャッターがきられました。ただ、前回と違うところがいくつかありました。Bの服装はもちろん、ポーズなど。
いちばん違うのは、Bはまだ笑顔じゃなかった。
カメラが100%と認識した笑顔はBの少しとなりの何もない所。そして前回と違うところがさらにもうひとつ、祖父に行き先を告げないで、前と違う服装できたのでお守りと塩がないこと。
前来たときは何もない所は0%だったのに、今回は100%の笑顔認識。
お守りと塩が無いことに気づき嬉しかったのでしょうか。
皆さんも準備は万全で行きましょう。
作者ミカン
初投稿です。(⌒-⌒; )
あまりキレイな文ではないでしょうがご容赦下さいなorz