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短編2
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鳴き声

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初めての投稿です。

短いのですが実体験です。

まだ僕が五歳くらいだったかな?

両親の仕事の都合で、僕はよくばあちゃんの家に預けられることが多かった。

ばあちゃんの家はど田舎と言ってもいいくらいの地域にあり近くを見渡しても畑と山しかありません。

遊び道具もなく退屈でしたがおばあちゃん子の僕には苦にはなりませんでした。

ある夜、トイレに行きたいと起きたら

時計がゴーン と一回鳴りました。

振り子の時計だったので夜中は響くんですよね〜。

起きた直後だったのでビクッとなりながら

とりあえずばあちゃんを起こそうとしました。(古い家なのでトイレまでは距離がありしかも外にあるので怖いのです。)

いつもだったらすぐ起きてくれるばあちゃんが今日はなかなか起きません。

僕は何で?と思いながらも限界だった僕は1人で向かうことにしました。

外に出ると月の光があたりを照らし、虫の鳴き声が響きなんとも不気味な感じでした。

風も吹いており山の木々が大きく揺れていました。

やっぱりトイレまで行くのは怖いと思い、

その辺の庭にすることにしました。

立ったまま用を足していると虫の鳴き声に混じって

ンモ〜〜〜

⁇⁇⁇⁇

なんだ今の⁇

まるで牛のような鳴き声でした。

ばあちゃんの家は前までは牛を飼っていましたが今はいません。

今は車庫として使われている牛舎から聞こえるような、

ンモ〜〜〜

さっきより声が大きくなってる⁇

もう一回よく聞いてみようと耳をすませた瞬間

ギィィィィィィィィィィィィィィ‼‼

なんていえばいいのでしょう、

まるで獣のような?図太いけど甲高いすごい鳴き声がしました。

僕は一目散に逃げ出しばあちゃんの布団に潜り込みました。

ばあちゃんは起きていたのかギュッと抱き寄せてくれました。

怖くてずっと震えていたのですが気がつくと朝になっていて、

ばあちゃんに昨日のことを話すと

麗二君は怖がりだからなんか夢でも見たんじゃないかい⁇と言われました。

僕は⁇だらけでしたが僕も出来れば夢だと思いたかったので無理矢理それで納得しようとしました。

でも24になった今でもはっきり覚えているんです。

あの時の感覚も景色もそしてあの鳴き声も、

あれは何だったんでしょう。

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おばあちゃんは何かを知っていそうな気が致しますね…ひ…

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ウシガエルだった。…とか?

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