高校一年の夏休み、佐藤たちは飛行機に乗って窓の外の景色を眺めていた。勤「まさか飛行機に乗って海外旅行とはな、ついてるぜマジで!」理子「ほんとね!」そう、佐藤たちは夏休みを利用してイギリスに向かっているのだ。ちなみに何故佐藤たちがイギリスに向かっているかと言うと、
数ヵ月前に勤が福引きでイギリス一週間の旅の券を当てたからだ。本来なら勤の家族が行くはずだったが、勤の両親は旅行の期間内に外せない用事が入ってしまっていたので今回佐藤と理子が付き添いで行くことになったわけだ。佐藤と理子の両親も勤の両親からの頼みを断れなかったから特別に許可されたのだ。
そして今に至る。佐藤(後30分程でヒースロー空港に到着か…。それにしてもイギリスか。海外は初めてだけど楽しみだな。)佐藤は心底とても楽しみにしていた。しかし、その時佐藤の頭の中に「助けて!!」と叫ぶ声が響いた。瞬気のせいかと思ったが、妙にリアルな感覚だったと実感していた。
佐藤(もしかして今回の旅行…俺は何かに導かれているのか?)佐藤がそう思っていると、まもなくイギリスに到着すると言うアナウンスが機内に響いた。程なくしてイギリスに到着した佐藤たちはホテルにチェックインしてからロンドンへ観光に向かった。
途中でフィッシュアンドチップスを食べたりしながら佐藤たちは観光を楽しんでいた。しかし、この時佐藤たちは思っても見なかった。これから体験する大冒険についてなにも。
作者おにいやん
今回は佐藤たちが高校一年の時にイギリスで体験した冒険です。何回かに分けて投稿したいと思いますので今回は短編で投稿します。ご容赦ください。