2003年真夏の午前2時頃
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俺の車で友人2人でドライブに出掛けた
そしてビーチに行くことになりビーチのすぐ近くの駐車場に車を止めた
100台置ける駐車場で一台も車が止まっていなかったので、一番端っこから奥の角辺りに止めた
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その駐車場は出入口以外鉄柵で囲まれていた
運転席、助手席、助手席の後方座席で座って3人で喋りながら大音量で音楽を聴いていた
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曲と曲の間が少し間が空いたと同時に会話もたまたま途切れた瞬間であった
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shake
トントントントン‥‥‥
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車外から運転席後方の窓をノックする音が鳴り響いた…
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3人は一瞬にして凍りつくように固まり、何故か流れる曲もその時は流れなかった
後ろに座っていた友人が言った
「怖くて右は見れんわ!!」
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当時フルスモークでサイドミラーでは外が真っ暗で確認出来なかったので、俺は勇気を出してドアを勢いよく開けた
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‥‥‥
静まり返った真夜中には誰も居るよしもなかった
明らかに外から車窓を叩かれた音だったので3人共怯んでしまった…
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気味が悪く空気も悪かったので、ドアロックをし早々と駐車場を後にしたのであった
その後何事も無かったかのように曲が流れ始めた‥
作者H.Miyamo
実体験の2作目です。
個人的には霊感が全く無いです。
車関係の体験がまだいくつかあります。
これからもよろしくお願いします