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短編2
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連れて行かれるよ

あるカップル同士が4人でバーベキューをした。天候も最高で4人はヘトヘトになって岐路につく事となった。仮にA美、B太、C菜、D一としておこう。

B太はその日、バイクで来ていた。彼女のA美も行きは一緒にバイクに乗ってきていたのだが、バーベキューで疲れ果てていたので、C菜、D一の車で一緒に帰宅する事にした。

「それじゃ、どっちが最初につくか勝負だ!」D一がB太に言った。

いつもの事だったが、その日はみんな疲れていたのでA美はB太の事がちょっと心配になってしまった。

「気をつけてね」、「わかってるって!」

そういうとB太は不意をついて先にスタートしてしまった。「ずるい!」D一はそういって車内のテンションは少し上がっていた。

帰宅後、いつもは先につくB太だったが、車がついた30分後も全くつかない。心配になってA美はB太のケータイに連絡したが一向に連絡は取れない。

C菜、D一も心配してA美のそばにいたが、夜も遅かったので帰っていった。

A美がケータイをぼーっとみていると着信があった。B太からだった。

「A美!A美!戻ってこい!」意味がわからなかった。

「ちょっとB太、あんたこそ戻ってきなさいよ!今どこ!?」A美が言うと電話は切れてしまった。

するとすぐにインターホンが鳴った。B太がふざけてるんだな、と思ったA美はすぐに玄関に出た。するとそこにはさっき帰ったC菜、D一が立っていた。2人とも暗い表情をしている。

「B太、事故って死んだって・・・」D一が言った。A美は信じられなかった。さっきB太とケータイで話したばかりだったからだ。

さっきの電話の話をするとC菜、D一はひきつった顔をして、「あいつ、お前の事迎えにきたんだよ!」と言った。その瞬間、部屋のドアを誰かが叩く音がした。

「A美!A美!こっちにこい!戻ってこい!」B太の声だった。

「行っちゃダメだよ!連れて行かれるよ!」C菜、D一が懸命にA美を止めたが、A美は愛するB太の声に引き寄せられるようにドアを明けた。その瞬間A美はなぜか病院のベットの上にいた。

あとから聞いた話では、A美、C菜、D一の乗った車は帰宅途中、ガードレールにぶつかって大事故を起こしてしまったらしい。そして、C菜、D一は即死。B太は重傷を負い生死の境をさまよっていたA美のそばにずっといて彼女を呼んでいたらしい。「A美!逝かないで、こっちに戻ってきて!」

あのままA美がC菜、D一と一緒にいたらどうなっていたのか?

Concrete
コメント怖い
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名前と乗り物が違うだけで
ほぼ同じ内容の話が出回っています。
いくつか読んだことがあるので、
コピペと書いた方が宜しいのでは?

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ネタバレ注意
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仲間と思ってたのが敵、
敵と思ってたのが見方、
久々にこう言った話を読むと怖いですね(^^;)

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