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短編2
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マヨヒガ

私が初めて撮った写真は、俗に云う心霊写真だった。

どんな、写真かと言うと、【画面中央に居る写真の中心人物に向かって、画面端の影の様な何かが、大勢の手の様な形を成し指を指してる写真】だった。

私は、「初めて撮った写真がこんな写真なんて縁起が悪い」程度にしか考えてなかった。

・・・

前置きが長く成りすぎた。本題に入る。

・・・

ある日、私が先生と呼んでいる人と、とある田舎に行くことになった。

先生曰く、先生の故郷らしい。

~~~

車に揺られ一時間。

私と先生は森の中に居た。

道に迷った訳では無い。

道を間違えた訳でも無い。

何故なら、道は一本しか無かったからだ。

でも、森で迷子になった。

だが先生は「たまには、こんな事あっても良いか」と、気にも止めなかった。

私も少々面白くなってきた。

闇雲に車を走らせ早数分。

私達は、一軒の家を見つけた。

その家は、【古臭くも無く、新しくも無く特徴の無い家】としか言い様が無い、不思議な家だった。

私達は、その家にお邪魔する事にした。

インターホンはあるが、押しても反応はない。

私は、ドアノブを掴み、引いてみた。

ドアは開いた。

私達は家の中に入った。不思議と罪悪感は無かった。

家の中は古くもなく新しくも無い、郷愁的だった。

家具も壊れてる物は無いし、人が住んでるのだろう。

だが、見も知らぬ人が家の中に居たら、色々と不味いと思い、私達はその家の前に車を止め、車の中で家主を待つことにした。

                         続く

Concrete
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某ゲームと云うよりは、
変な体験したし投稿しよう→だが、名前をどうしよう→偶然遠野物語を読んでいたので→そうだ"マヨヒガ"にしよう!
と云う感じです。

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これはもしかしなくても某ゲームのアレでしょうか?
登場人物もそれっぽいし

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奥様、コメント有り難う御座います。
"迷い家"ですね。
次回、こうご期待!!って感じです。

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