このお話は本当にあったお話です。
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もう数年前の出来事です。
私の家の近くには廃屋がありました。
その家にはいろいろ噂があり
夜も朝もその家の周りは薄暗く
雰囲気は最悪です。
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そんなある日友達から電話がありました。
「やっほー!今暇???」
「は?夜中だよ?寝るし」
私の周りには夜型人間ばっかりでした。
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「え?え?ちょっと待って」
「なに?」
「今から肝試しいこーよ」
「は?どこに?」
「あの家!!人数は10人くらい!」
「いやだよ。。行かない」
「えーyuuだけが霊感あるんだよー!」
「だから行きたくないの」
そう断りました。
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こんな誘いはよくありました。
霊感があるから。
なにかあったら助けてよね!
正直なにかあっても私はただみえるだけ
ただ霊の叫びが聞こえるだけ。。
だから助けることは多分無理でしょう。。
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しかしやはり友達だったので
心配でした。
なかなか寝れず
なにかあったら多分連絡するだろうと思い
携帯とにらめっこしてました。
すると、、、
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♪♪♪~
携帯がなりました。
やはり友達から。
私は嫌な気がしました。
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「もしもし?なにかあった?」
「やばい!やばいよ!どうしよ」
「は?なにがあったの?」
ここからは聞いた話です。
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夜中1時から10人ほどでその廃屋に
行ったらしいのです。
入り口は崩れており入るのは
無理だった。
そこで壁をよじ登って入ったらしい。
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その中はあまり荒れていなかった。
器などがそのままだったらしいのです。
ご飯を途中でやめたような雰囲気だった
らしいです。
しかし入ってすぐ異変がおこった。
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誰もいないはずの二階から足音。
あきらかに階段をおりてくるような
足音だったらしい。
友達は誰か二階にあがったのだろう
そう思い近くにいた人に聞いたらしい。
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「だれか二階に先行ったのかな?」
「いや!行ってないだろ!」
「え?でも階段から足音が、、」
「二階なんて入り口誰も知らないよ」
「あー。そっか。」
「まあ人数確認してみる?」
「うん」
「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、、、11」
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「ほらみんないる!」
「え?11人?。。うちら10人だけだよ?」
「は?なにいってんの?11人だよ」
そんな会話をしたらしく
友達は確かに10人だった。
1人増えてる。。
そう私に言いました。
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「それでなにがあったの?」
そう聞くと友達は息を切らしながら
全部話てくれました。
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人数のことはおかしいなとおもいながら
家の中を探しながら二階の入り口を
探したそうです。
そしてふと台所にいくと
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まるでだれかがおいたように写真が
あったらしいのです。
しかし写真はだいぶ昔の写真で
白黒写真だった。
気味悪く感じ周りの友達に
「みてこの写真ー!!!」
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「なにこれー!気持ち悪ー!!」
「これいつの時代だろー。」
「でもこの写真なんかへんじゃない?」
まじまじ写真をみて異変にきずいた。
写真に写ってる人はみな体の一部がない。。
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いっきに寒気がしみんなにもう出よう!
そう声をかけました。
しかしある一人が
「こっちーこっちー二階にいけるよー」
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友達はその声を聞いたとたん
誰の声??
そう思ったそうです。
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とっさに二階に行ったらやばいと思ったらしく
みんなにいかない方がいい!
絶対やばいよ!もう帰ろう!
そう声をかけたらしいのです。
しかし
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「なにびびってんの?」
「二階なんて誰もみたことないかもよ」
そう言って声のしたほうにみんな
行ったらしいのです。
一人でいるとそれこそやばいと思い
みんなの後ろについていきました。
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そしてそこには階段が。
みんながのぼるなか友達も一緒に登り
二階へ。。
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そこには真っ黒な棺桶が。。
「ねーねーやばいって」
そうみんなに声をかけると
「あけてみよーよ!」
「死体とかあるかもよー」
と遊び半分で棺桶をあけようとした
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すると一階のほうから声が
「誰?二階にいるのは」
そう聞こえたらしいのです
たしかにおばあちゃんの声だったと
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その声はみんな聞こえたらしく
「やば!だれかきた!」
とみんな言い出し
その声の主が二階へあがってくる足音が。。
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みんなとっさに隠れだしたらしいのです。
友達はとりあえず押し入れにとおもい
いそいではいりました。
すると二階をあるく足音が
友達は押し入れのドアに穴があいており
そこから外をみました。
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すると足音の主の姿がみえた。
その姿をみた友達は絶句した。
その主は生きてる人間でわない
なぜならあるはずの下半身がない。
そして着物をきたおばあさんで
普通なら色があるだろう
しかし全身真っ白だったらしいのです
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まるであの白黒写真のように。。。
そこで友達はみつかったらやばい。
そう思い隠れていたのです。
そうこうするうちに
そのおばあさんが一言
「みーつけた。」と押し入れをみて言った
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友達はなぜ10人も隠れていて私なの?
絶対やばい。みつかった。。そうおもい
とっさに逃げ出したと。
後ろをみたら多分おいかけてきているだろう
そうおもいふりかえらずに
一階へ。そして自分達が入ってきた入り口へ
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壁をよじ登ってやっとの思いで
外へでて私に連絡したのだと話しました。
私は
「ほかの人は?大丈夫なの?今どこ?」
と聞くと
「やばい。やばい。やばい。」
「他の友達はわかんない。」
そう言いました。
「とりあえずすぐ行くから!どこ?」
「廃屋の近くの公園」
「わかった」
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一応数珠。身代わり。清酒をもち
公園に走りました。
家から15分くらいに公園があり
そこにつくと
友達が震えながら座ってました。
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「大丈夫?」
私がそう声をかけると
「まだ中にみんないる。やばい。」
そうとしか友達は言わず
ずっと震えていました。
「大丈夫!とりあえず落ち着こ」
そう声をかけました。
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何時間たったのでしょう。
きずいたら外もあかるく
友達も落ち着きをとりもどしました。
「もう大丈夫?」
「。。ごめんね」
「うん。とりあえずみんな探しにいく?」
「いや。。」
「なら電話してみな!」
「うん」
そうして昨日のメンバーに電話をかけました。
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すると友達の顔が曇りだし
「あ!もしもし?」
「いまどこ?は?家?」
「いつ帰ったの?」
そんなことを言ってました。
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あとから聞くと
みんな二階なんかあがってない。
二階にあがるまえに帰ったと。。。
みんなは友達も帰るときに一緒だったと。
言ったらしいのです。
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友達は電話をきったときも
「どうしたの?」
「まず電話がなるなんておかしい」
「なんで?」
「だってあの廃屋のなか圏外だったもん」
そうも話してくれました。
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しかしみんな無事でよかった。
ところで二階にあがったみんなは誰だったのか
二階で悪ふざけしたみんなは誰?
二階の階段をみつけたのは誰?
10人が11人。。。増えたのは誰?
あの廃屋ではなにがあったのか
今もわからないままです。
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友達も今は元気に生活してますが
ホラー映画など番組など
一軒家などこわくてみれないし
住めなくなったと話してました。
長文すみません。
作者yuu-2