中編3
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きつねまつりがみ

お久しぶりでございます。

黒歌(くろか)でございます。

おそらく1年前ほどに、曇天に現れた水墨画で描かれたような龍という幻想的で、実際にあった話を投稿させていただきました。

今回もその様な幻想的(かもしれない)で、前回同様実際にあった話を投稿させていただきます。

誤字脱字、文章が下手くそなのでそこはご了承ください。

では、本文です。

自分は、よく暇になると自然がある場所へと足を運びます。

その日は、人生の中でも大事なテスト「大学受験」を終え、残るは合格発表を待つだけでした。

「暇だな」

と、思い。

折角なので(自分は神戸住まい)六甲山という余り高くない。

のんびりと歩いて2時間ほどで頂上につける山に行ったのです。

道中から見る景色も、やはり何万ドルかは忘れましたが、美しいと言われる神戸の街は海をバックに綺麗だったのを覚えています。

ある程度登った時、右と左に分かれている道がありました。(因みに、山へは南方面から行きました)

何処へと続くのだろうと思い、少し先を見てみました。

左は、上へと続き(おそらく山頂)、右はそのまま右へと続いてから下に行く道でした。

自分は、何故か雰囲気的にも右を選びもう一度足を進めました。

幾分かすると、少し平地?(木の根や、大小の石、落ち葉などもある)に辿り着きました。

何度か六甲山に登った事がある自分でも「こんな場所あったんだなー」と、思いました。

少し歩くと、また小道に入れるような場所がありました。

いや、実際に小道とは言わないのかもしれません。

小型から中型サイズくらいの動物が歩けるくらいの幅の道があり、明らか人間が歩くとは思えない(と、今は思う)場所でした。

しかし、自分は昔から多少の幅=道という意味不明な考えを持っており、「行ってみよう」と思いました。

案の定、人間が歩くような道では無く(少し無理したらいける)、草が一層としていました。

先に続くと、また平地のような場所が。

が、先程とは違い、学校机くらいの高さの木と白い石で出来た土台? にプレステ3くらいの大きさの祠? 小さい神殿みたいな? がありました。

勿論自分は何だこれ?

と、思い近づきました。

其処には、笹の葉みたいなものと、端に毛玉のようなモコモコしたものが……

無知な自分ですが、人気の無い場所にある物でもそういう類のものは勝手に触ると祟りや、何か起こると思っているので、触れずにはいました。

そしてよく見てみると、モコモコしたものは動物の毛のようなもので出来ており、神社とかお寺でよく見る縄の細い版で結ばれていました。

触りたい気持ちもありましたが、なんか普通の神社とかとは違うのでやめました。

で、さらに横には「きつねまつりがみ」狐祭神? みたいな文字が平安(多分)の平仮名で書いてありました。(自分がなんとなく読めたので)

もしくわ、祭ではなく祀りのほうではないかと……

その他は、これと言って特徴的なとこはありませんでした。

その後は、少しそこで休憩し、元の道を戻り、家へと帰りました。

はい、ここで話は終わりです。

幽霊的なものは全くありませんでした。

今の話はただ自分が不思議に思った話です。

補足をさせていただくと、自分の家は昔から狐や、鹿など。

少し地域によっては神聖視される動物と深く先祖代々各々結びついているらしいです。

もしかしたら、今回のような事はこれと関係あるのかもしれません。

このような、厨二病が考えた設定と思われるかもしれませんが、本当にあった話です。

一応道は記憶しているので、また行く機会があれば写真に撮り、このサイトの怖い写真のところにアップしたいと思います。

駄文閲覧ありがとうございました。

またいつの日か、不思議な体験をしたら投稿させてもらいたいと思います。

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