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えっと、怖い話っていうかスピリチュアル的な話になりますね
ほんとに、箸休め程度に読んでくだされば嬉しいです笑
私が小学校六年生の時、祖父は病気のせいで他界しました
ある冬の朝、いつものように姉と一緒に学校に行く途中、尾てい骨に違和感を感じながらも学校生活を送りました
先生達は、「しっぽがはえるんじゃないのー?笑」と面白半分に言うので、自分もあまり気には止めませんでした
それから家に帰り母の帰りを待っていました
この日は週末で、母と一緒に祖父母の家に泊まりに行く日でした
しかし、待てど暮らせど母は帰ってきません
姉はそわそわしていました
なんとなくふと頭によぎった最悪の結末
母が事故をしたのでは?というのではなく祖父が死んだんじゃないのか?ということでした
口から思わず漏れた言葉を姉は聞き逃しませんでした
大きな声で言いました
「そんなはずないじゃろ?!なにをいっとんよ!」
当たり前だと思った
祖父が死んだなんて誰が信じるだろう
しかも、何もわからない状況で
それからまもなくして、母ではなく義父が帰ってきました
入ってくるなり一言
「爺さんが死んだ。急いで支度しろ」
意味がよく理解できなかった
つい今しがた言ったことが本当になっていた
そのまま急いで祖父母の家へ
客間に入るとそこには紛れもなく祖父が横たわっていた
その日はそのまま泊まりました
そんな時、寝ぼけ半分で起きた私は誰かの声を聞きました
「なぁ、ばあさんや。わしゃいつになったら起きりゃええんな?このまま火葬場に言って死ぬんか?」
「何言っとん?もーとっくにしんでるでしょ」
「そうか…」
という、会話
あのあと、何も疑うことなく眠りにつきました
それから数年後
私は今でもあの時のことがよくわかりません
夢だったのか現実だったのか…
作者蒼龍シオン
この話の中でただひとつわかるのは、祖父と話していたのは祖母ではなく自分だということだけです
もし、こいうことに詳しい方は教えてください
#gp2015